閲覧(Jalvam.jar)
Jalverで作成したデータは Jalvam.jar を使用して閲覧します。

Jalver で作成したデータは、 HTMLファイルを作成して、通常のブラウザを使用してみる事ができます。予め以下のものを準備してください。

Jalvamソフトの Jalvam.jar
Jalvamデータ 画像ファイル(jpg/jpegのみ)
画像ファイルが入っているフォルダ
Jalvam.jar と画像フォルダ、Jalvamデータとの関係を記述したhtmlファイル

htmlファイルは Jalver の ツールバー ツール(T)-閲覧HTML作成(V) で表示される 閲覧HTML設定画面 の項目を設定する事によって自動で作成されます。

ツールを使って閲覧用HTMLを作成する場合には、予め閲覧するデータを Jalver に読み込んでおく必要があります。
閲覧HTMLファイルの作成
メニューバーのツール(T)-閲覧HTML作成(V)を選択し、閲覧HTML設定画面を表示させます。


「HTML保存フォルダ選択」(ボタン)
フォルダ選択画面で、HTMLファイルを保存するフォルダを選択します。
初期値では、現在読み込まれているデータが保存されているフォルダが指定されます。


「HTMLファイル名入力」(テキスト入力)
作成するHTMLファイルの名前(拡張子「.html」)を入力します。
初期値では、 viewJalver.html という名前が指定されます。


「Jalvam.jar選択」(ボタン)
ファイル選択画面で、データを閲覧するソフトの Jalvam.jar ファイルを選択して指定します。
初期設定画面で設定済みの場合は、設定されたファイルが自動で記述されます。
現バージョンでは、「Jalvam.jar」というファイルが解凍したフォルダに入ってますのでそれを指定します。
例えば Jalver08.lzh を c:\Jalver に解凍した場合には、Jalverというフォルダの中に「Jalvam.jar」がありますので、それを選択してください。

それぞれの設定項目の入力以外のテキストボックスは外部からの ドラッグ・アンド・ドロップが使用できます。

項目を設定して了解ボタンを押すと、「HTML保存フォルダ」で指定したフォルダに、「HTMLファイル名入力」で指定したファイル名で 閲覧用HTMLファイルが作成されます。

htmlファイルは以下のように記述されます。

htmlファイル Jalvam.html と Jalvam.jar を同じフォルダにおいて、その下にある photo というフォルダに Jalvamデータ viewer.jvam と使用する画像がある場合です。
(1)(2)(3)(4)は便宜上付けた番号で、実際には記述する必要はありません。

-------------------- Jalvam.html ------------------------------------------
<html>
<center> <BODY bgColor = "black">
        <applet code="javaClass/jalvam.class"
    (1)           archive="Jalvam.jar"
    (2)             width="640" height="480">
    (3)     <param name = "data" value = "photo\viewer.jvam">
    (4)     <param name = "folder" value = "photo">
        </applet>
</BODY>
</html>
-------------------------------------------------------------------------------

(1) Jalvam.jar の場所を htmファイルからの相対位置で記述します。例では Jalvam.html からの相対位置を記述してあります。
(2) 作成したデータと同じスクリーンサイズ(WIDTH:幅 HEIGHT:高さ)を記述します。
(3) dataパラメータの value=" " の部分に、 Jalvamデータを htmlファイルからの相対位置で指定します。
(4) folderパラメータの value=" "の部分に、画像の入っているフォルダを html からの相対位置で指定します。
htmlファイルと同じフォルダに画像がある場合は "" とするか "." としてください。
上記の htmlファイルが準備できたなら、htmlファイルを起動させて、通常のブラウザで見れます。

記述条件の制約
これは windows Me の環境での調べた限り、ディスク上のファイルを閲覧する場合には、data パラメータで指定する Jalvam用データ( .jvam )の位置によっては表示されないケースがあります。
Jalam.jar の置いてあるフォルダと HTMLファイルの置いてあるフォルダのうちいずれか上のフォルダよりも上のフォルダにJalvamデータを置いてはいけないようです。(Jalvamデータを一番上に置いてはいけない)

具体的には次のような環境(Jalvamデータが一番上にあるような場合)を作って記述すると、HTMLファイルを起動させても Jalvam は表示しません。
画像のフォルダが上にあるのは OK みたいです。
記述の条件が整った時に、HTMLファイルが作成されます。

-------------------- Jalvam.html ------------------------------------------
<html>
<center> <BODY bgColor = "black">
        <applet code="javaClass/jalvam.class"
    (1)           archive="../Jalvam.jar"
    (2)             width="640" height="480">
    (3)     <param name = "data" value = "../../viewer.jvam">
    (4)     <param name = "folder" value = "photo">
        </applet>
</BODY>
</html>
-------------------------------------------------------------------------------

-------------------- Jalvam.html ------------------------------------------
<html>
<center> <BODY bgColor = "black">
        <applet code="javaClass/jalvam.class"
    (1)           archive="program/Jalvam.jar"
    (2)             width="640" height="480">
    (3)     <param name = "data" value = "../viewer.jvam">
    (4)     <param name = "folder" value = "photo">
        </applet>
</BODY>
</html>
-------------------------------------------------------------------------------