SWFPAL Ver.1.03 (384Kbyte)

SWFPAL は Macromedia Flash の出力する SWF ファイルを加工して色を変更するためのツールです。画像全体の色調補正をしたい時などに便利だと思います。

Windows用のフリーソフトです。

使い方

  1. FLASH で絵やムービーを作って、SWF ファイルに書き出します。
  2. このファイルを swfpal にロードすると、使用されている色が画面左上のリストボックスに表示されます。 線の色には "LINE"、背景の色には "BG" と表示されます。何も表示が無いのは通常の塗りです。この中から、操作したい色を選択してください。
  3. 次に左下の「色相」「彩度」「明度」のスライダで色調を補正します。いちおう Photoshop の色調補正ツールを真似して作ってありますが、アルゴリズムがよくわからないので、動作はちょっと違うと思います。
  4. 最後に一番下の「適用(A)」ボタン(またはリターンキー)を押すと、変更結果が画面右側のプレビューウィンドウに表示されます。
  5. 2 〜 4 を好きなだけ繰り返してください。

更新履歴

Ver1.01 (00/3/15)
・テキストの色が表示されないバグを修正。
Ver1.02 (00/4/10)
・アンドゥ関係のバグをこっそり修正。
・カラーテーブルの読み込み/書き出し機能を追加。

swfpal で作業をしていると、いったん FLASH に戻って、塗り残しなどの細かい修正をしたくなる時があると思います。こういう場合には、[ファイル]→[カラーテーブル]→[保存] で、カラーテーブルを作成しておくと便利です。
カラーテーブルは以下のようなテキストファイルです。
どの色をどの色に変更したかが記録されています。

	[SWFPAL SCRIPT]
	@fill #e3cd6e -> #91a1d0
	@fill #232323 -> #293e68
	@fill #655616 -> #7c314c
	@line #82ae1d -> #5f5626
	@bg   #fefefe -> #f3f4f4
	...
	[END]
FLASH で SWF ファイルを修正した後、[ファイル]→[カラーテーブル]→[開く] で 前回作ったカラーテーブルを読み込めば、同じ作業を繰り返す手間が省けます。
Ver1.03 (05/2/17)
・せっかくなので「ムービーの圧縮」に対応。

注意など…

  • フリーウェアです。改変・再配布も自由です。
  • 動作保証はできません。 お使いのコンピュータに障害が発生しても責任は負いかねますので御了承ください。
  • ファイルを読み込んだ時やリサイズした時、プレビュー画面が正常に表示されないことがあります。「更新」ボタンを押してプレビューを再描画してください。
  • Alt ボタンを押している間は簡易スポイトモードになります。 プレビューウィンドウを Alt+左クリックして色を拾うことができるのですが…
    精度が悪いので、間違った色を拾ってしまうこともあります (クリックされたピクセルの色に一番似ている色」を探してるだけなので)。
  • ちなみに画面左側の空いているところで Alt+左クリックすると、選択を全て解除できます。
  • 変更できるのは、線と塗り、テキストの色だけです。 埋め込まれた画像や、ムービーの色は変更できません。
  • 何しろ5年近く前に作ったものなので、ActionScriptなどの新機能にはまったく対応していません。いろいろ不具合もあるかと思いますが、どうかご勘弁を。
sanbaisoku@green.livedoor.com