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鰹TONE DS-2000ZA ver.1.52 / (C) hasega-design 2003〜2005


●ご挨拶
 この度は、hasega-design制作の音楽ソフト『鰹TONE DS-2000ZA』をダウンロード頂きまして、まことに有難う御座います。 このソフトは「パソコンのキーボードで楽器を演奏できたらなぁ・・・」と思って作りました。 誰でも手軽に高機能を目指しましたので、初めての人も本格的な人もドシドシと楽しんで頂けますれば嬉しく思います。

●動作環境
 OS:Windows98/2000/Me/XPにDirextXがインストールされている必要があります。
 CPU速度は300Mhz以上あれば問題なく動作しますが、環境によっては設定を変更する必要があります。
 巨大な音声ファイルを読み込む場合、同サイズ以上の空きメモリが必要です。
 ライブなどで使用する場合、ハイカットフィルターを使用することをお勧めします。

●仕様
 このソフトはWindows標準のWAVフォーマットやMP3の音声ファイルを読み込み、キーボードの入力に合わせて音程や音量を調節して発音される仕組みになっています。
 文字入力キーはピアノの鍵盤のようにメロディーを演奏することができ、ファンクションキーには効果音を割り当て、バック演奏を入れる為のBGMチャンネルを用意し ました。
 それぞれに音量(Volume),左右バランス(Panpod),音程(Pitch),繰り返し(Loop)を設定できるようにし、演奏中にでもダイレクトに変更できるので、ピッチベンドやディスクジョッキーのような演出が可能です。

●インストール方法
 任意のフォルダを用意しまして、解凍したファイルを全て移してください。

●更新履歴
 (2005/4/19 ver.1.52) 効果音チャンネルを9個から27個に追加しました。Shiftキー、Ctrlキーを押したままでファンクションを押すことによりそれぞれ演奏できます。ファイル読み込み時のチェックは表示されません。


●使い方
-----起動法-----

 まず"katuo2k.exe"を実行してください。ロゴ画面が表示された後に暗転して文字列が表示されます。DirectXのDirectSoundが正常に動作しない場合ここで終了 してしまいます。
 音声ファイルが順番に読み込まれ、最後にユーザー名が表示されると準備完了です。 正常に読み込めない音声ファイルがあった場合は赤で表示されます。
 準備が完了しますと下の演奏画面に移ります。

-----画面操作-----


設定ファイル名左クリックで設定ファイルを呼び出せます
バック演奏名左クリック・右クリックで曲を変更できます
曲数は3までです
楽器名左クリック・右クリックで楽器を変更できます
楽器数は9までです
パラメータ数値・グラフそれぞれの"音量・左右バランス・音程"の現在値です
左クリックで数値変更,右クリックだとマウスカーソルに値が連動します
*チェックがOffになってる時は変更した数値で固定・マウスで変更、
Onの時はキーボードで数値を変更できます
 (Volme)音量 0〜100
 (Panpod)左右バランス -10000〜0〜10000
 (Pitch)音程 0〜100000
*パラメータ更可チェック左クリックでチェックのOn/Offができます
バック演奏グラフ再生中の位置が表示されます。停止中は暗くなります
左クリックで再生位置を変更、右クリックで一時停止・再生開始できます
バック演奏数値秒ではなくバイト数から演算してます
ループ再生onの時、バック演奏は繰り返し再生され、Key1,Key2を押してる間は鳴り続けます
鍵盤表音階のキーボード対応表で上がKey1,下がKey2になってます
赤色はド(C)の音、水色はラ(A)の音です
10ユーザー名・バージョン

-----キーボード操作表-----

文字入力キー/上2段
12 34 789 -^
QWERTYUIOP@[
Key1.楽器演奏 同時再生音は1音です
文字入力キー/下2段
AS FG JKL :]
ZXCVBNM,./_
Key2.楽器演奏 同時再生音は1音です
ファンクションキー1〜9
f1,f2,f3,f4,f5,f6,f7,f8,f9
効果音演奏 複数同時に再生できます
PageUP・PageDown
(RollUp・RollDown)
(Volume)音量変更 *チェックの入ってるチャンネルのみ有効です
カーソルキー ←・→ (Panpod)左右バランス変更 *チェックの入ってるチャンネルのみ有効です
カーソルキー ↑・↓ (Pitch)音程変更 *チェックの入ってるチャンネルのみ有効です
Shift(押したまま) Key1,Key2のオクターブを1上げる
ファンクション効果音10〜18演奏
Ctrl(押したまま) Key1,Key2のオクターブを1下げる
ファンクション効果音19〜27演奏
Space(押したまま) サスティーン機能
Key1,Key2のLoopがOnの時、演奏キーを押したままにする
テンキー
7,8,9
4,5,6
1,2,3
0
"*"チェックOn/Off
演奏画面の並び順に対応
0は全チェックをOffにする。
ファンクションキー f11 Key1の楽器を変更
ファンクションキー f12 Key2の楽器を変更
Enter
(Return)
(BGM)バック演奏を変更+
BackSpace
(BS)
(BGM)バック演奏を変更-
Insert (BGM)バック演奏開始or再開
Delete (BGM)バック演奏停止(頭出し)
End (BGM)バック演奏停止(一時停止)
Home (BGM)バック演奏の"音量,左右バランス,音程"を初期化
Tab "曲・楽器"設定ファイルの呼び出し
Esc
Alt+f4
終了
ファンクションキー f10
Alt
(Grph)
ホールド機能 (他のキーを受け付けなくする)

●本体設定
 このソフトは本体設定を変更することで、動作を軽くしたり、背景を変えることが出来ます。
 まず実行ファイルのあるフォルダにある"config.ini"をメモ帳などのテキストエディターで開いてください。
1行目〜9行目までに書かれた内容が反映されます。それ以降には説明を入れておきました。
1行目ユーザー名貴方の名前を入れてください
2行目DirectSound再生周波数処理が重い時には音質を落としてください
44100(CDの音質)が標準です
0=44100,1=32000,2=22050,3=16000,4=11025,5=8000
3行目DirectSoundステレオ/モノラル設定処理が重い時にはモノラルにしてください
1=モノラル,2=ステレオ
4行目カーソルキー左右バランス変化速度数値を増やせば変化が速くなります 1〜500 標準2
5行目カーソルキー音程変化速度数値を増やせば変化が速くなります 1〜500 標準2
6行目起動時に読み込む曲・楽器設定ファイル鰹TONE用設定ファイル"ktx"を記入してください 標準"defolt.ktx"
7行目表示フォント日本語フォント名を指定してください
8行目背景画像256色BMPファイルを指定してください 標準"map.bmp"
サンプルで"neko.bmp"と"red.bmp"をつけました
9行目TXTキーボード表示背景画像に鍵盤表がない場合に文字で鍵盤を表示する
0=表示なし,1=表示あり

●曲・楽器・効果音の設定
 このソフトは曲・楽器・効果音のファイル名や演奏設定をテキストファイルにまとめて記入した物を、演奏時に読み込みます。 ファイルの拡張子は"ktx"ですが、メモ帳などテキストエディターで扱える標準テキスト形式です。標準の"defolt.ktx"の他に、"メトロノーム.ktx"を付けましたので参考にしてください。
尚、設定ファイルと読み込む為の音声ファイルは同じフォルダ内に用意してください。
-----記入方法-----
 まず一行目に設定ファイルの内容名を記入します。これは演奏画面のFile欄で表示されます。
 2行目以降は"6行"を1ブロックとしてバック演奏を3ブロック、楽器を9ブロック、効果音を27ブロックと続けて記入します。
 ファンクションキーの効果音チャンネルでは"演奏時の表示・ループ再生機能"はありませんが、楽器として使う時の為や内容を把握しやすいように記入してください。
1行目演奏時表示名文字数が多すぎると枠からはみ出すので注意してください
2行目演奏ファイル名"wav,mp3"形式の音声ファイルを指定してください
mp3形式でループ再生すると一瞬止まってしまいます
3行目(Volume)音量0〜100
4行目(Panpod)左右バランス左-10000〜0〜10000右
5行目(Pitch)音程0〜100000
高いラ(A)の音を演奏する時のサンプリングレートを指定します
6行目ループ再生0=Off,1=On
 音程の設定ですが、元の音声ファイルのサンプリングレートを記入して"BGM,効果音,高いラの音"を演奏するとのそのままの内容で演奏されます。 しかし音程を変えて演奏したい時や、実際のラの調律とは違う場合は数値を変更する必要があります。
 ファイルのサンプリングレートより少なくすれば音程が低く(速度が遅く)、多くすれば音程が高く(速度が速く)なります。このようにして微妙な違いを修正してください。
 Key1,Key2の楽器チャンネルはキーを押した時に再生周波数が表示されるので、その数値を入力すれば、その音が高いラの音になるので解りやすいと思います。
 あまり数値を高くすると、高い音を出す時に再生可能周波数100000を超えて演奏されなくなるので注意してください。
●最後に
このソフトの製作には、OnionSoftwareの『HotSoupProcessor2.6』を使用しています。サイトを開く
音声関連は、MIAさんのHSP DirectSoundExtensiontと言うプラグインを使用しています。サイトを開く
制作する環境を提供くださった方々、貴重な意見と協力をしてくださった方々に心から感謝いたします。
このソフトの著作権は製作者の長谷川智弘にあります。無断転載・改造はご遠慮下さい。
このソフトを使用して生じました問題に関しては一切責任を持ちませんので、各自で対処の程お願いします。
新世紀の輝く風 長谷川智弘
http://www.hasega-design.com
mail:tomogon@hasega.design.co.jp
2003/06/18