MSK ニョキッと!

MSKニョキッと! Version2.0.2

MSKニョキッと!Engine Version1.0.3

2004 MSK Japan Soft Creators.

最終更新: 2005/6/4

0.目次

1.はじめに
2.動作環境
3. 既知の問題点と、今後の予定
4. ソフトの概要&起動方法
5. 画面&操作方法
6. バージョンアップ履歴
7. 使用上のご注意
8. 連絡先&最新版入手先
9.あ とがき?

1. はじめに

MSKニョキッと!をダウンロードいただき、ありがとうございます。
このソフトは、Windows用ですので、その他のOSでは、動作しません。
このソフトは、無料ソフトです。ですので、無料で使用することができます。
(自由に使用できると言う意味のフリーソフトではありません。)
(また、MSKニョキッと!Engineを操作するソフトを作成する場合は、別ライセンスとなります。現在バージョンについては、作成禁止とさせていただ きます(機能が不十分のため)。次期バージョン以降で、ライセンスを発表します。)
正規配布の圧縮ファイルの形式以外では、転載、配布を禁止します。
(どうしても、と言う場合は、作者に確認をお願いします。)

2. 動作環境

MSKニョキッと!2、MSKニョキッと!Engineは、以下の環境で動作します。(動作するはずです。)

Windows 95、98、NT4.0、2000、XP
このうち、動作確認ができているのは、Windows2000、XP(Professional)です。

3. 既知の問題点と、今後の予定

3.1.今後のバージョンで、新機能または改善を予定しているもの

3.2.既知の問題点(改善を予定しているもの)

3.3.既知の問題点(改善を予定していないも)


4.ソフト概要&起動方法

このソフトは、Windowsの画面上の各ウインドウを制御し、快適 な操作環境を提供します。
具体的には、画面端にウインドウを格納して、カーソルが画面端に行くと、「ニョキッ!」と出てきます。
カーソルが、ウインドウからはみ出ると、ウインドウが格納されます。
これによって、例えば、最大化画面でワープロソフトを使用していて、別のメモ帳をちょっと見たいとき、メモ帳を格納しておけば、カーソルを画面端へ持って 行くだけで、さっと確認できます。
また、ファイルがたくさんあるフォルダで、順番に修正して行く場合や、ショートカットを入れておけば、簡単なランチャーとしても活用できます。
この説明書だけでは、非常に分かりにくいと思います。一度、使用していただくと、どのようなソフトか分かっていただけると思います。

このソフトは、2つの実行ファイルからできています。


icon_nyoki2nyokitt020002.exe
ニョキッと!Version2です。実行時は、こちらをダブルクリックします。
icon_enginenyokittengine.exe

ニョキッと!Engineです。ニョキッと!のウインドウ制御は、こ のプログラムが行っています。
自動的にに起動しますので、ダブルクリックする必要はありません。と言うか、起動しないでください。
また、万が一ダブルクリックしてしまっても、特に問題ありません。
サードパーティ製のソフトから、ニョキッと!の機能を使用する場合にも、使用します。その場合でも、ニョキッと!Engineは、1つだけ必要です。


5. 画面&操作方法

5.1.メイン画面

MSKニョキッと!起動後は、以下のような画面が起動します。




この画面は、アクティブになっているウインドウのタイトルバーにくっつきます。


まず、左から4つ。三角のマークのボタンは、左から、それぞれ、左にしまう、上にしまう、下にしまう、右にしまうボタンです。
くっついているウインドウを画面端に格納します。
格納した画面端に、カーソルを持って行くと「ニョキッ」っと出てきます。

その右の、花火のようなマークのボタンは、解放ボタンです。
格納したウインドウを、元にもどしたい場合に押します。
また、格納していない状態の場合は、押せません。

鍵のマークは、ロックボタンです。
ロックすると、マークが鍵がかかった状態になり、ウインドウは、最前面のウインドウになります。
格納中のウインドウにロックをかけると、画面に出たままになります。ロックを解除すると格納されます。

一番左のボタンの無い部分は、ドラッグするとウインドウを左右に移動できます。
右クリックで、メニューも出せます。
最小化(アイコン化)、設定、終了が選択できます。
タイトルバーの色によっては、見えない場合もあります。


5.2.メニュー

MSKニョキッと!のウインドウの何も無いところを右クリックすると、メニューが出ます。

menu.jpg


5.3.設定画面

5.3.1.ニョキッと!するホットキー

主に、登録されたウインドウをニョキッと!させるために使用するホッ トキーの設定を行います。

設定画面(ニョキッと!するホットキー)


  1. 上に格納したウインドウを順にニョキッと!させるキーを設定します。
  2. 下に格納したウインドウを順にニョキッと!させるキーを設定します。
  3. 左に格納したウインドウを順にニョキッと!させるキーを設定します。
  4. 右に格納したウインドウを順にニョキッと!させるキーを設定します。
  5. ニョキッと!に登録したウインドウの登録を解除します。ただし、自動設定されているウインドウは、解放してもしばらくするとまた自動的に設定されます。
  6. 設定を確定して、設定画面を閉じます。このボタンは、すべてのタブで有効です。
  7. 設定をキャンセルします。

5.3.2.しまうホットキー

主に、ウインドウを登録するためのホットキーを設定する画面です。

設定画面(しまうホットキー)

  1. 上に格納する登録を行うキーを設定します。
  2. 下に格納する登録を行うキーを設定します。
  3. 左に格納する登録を行うキーを設定します。
  4. 右に格納する登録を行うキーを設定します。
  5. 登録されているウインドウで、ニョキッと!しているウインドウ をすべて格納するためのキーを設定します。
  6. ウインドウをロック/アンロックするためのキーを設定します。

5.3.3.その他

ニョキッと!2のウインドウの動作などの設定を行います。

n_setting3.jpg
  1. 指定された時間が経過するとニョキッと自身が非表示になります。再度表示するには、ニョキッと!が表示されるであろう場所にマウスカーソルを移動します。0を指定すると消えません。
  2. チェックを付けると1の指定で消えた場合でも、アクティブなウインドウが切り替わった場合に表示されます。表示された場合でも1で指定した時間が経過すると非表示となります。
  3. ニョキッと!のウインドウ制御部分である「ニョキッと!Engine」の場所を指定します。通常は使用する必要はありません。

5.3.4.除外ウインドウ

ニョキッと!2を表示してほしくないウインドウを管理します。この画面で設定された内容は次回のニョキッと!2の起動まで無効です。除外ウインドウとして登録されていてもホットキーは有効となります。

ウインドウ名、ウインドウクラス名のどちらか一方でも設定可能です。


n_setting4.jpg
  1. 現在の登録されている除外ウインドウの一覧が表示されます。[ウインドウ名]/[クラス名]で表示されます。ここで選択すると、2、3へ表示されます。
  2. ウインドウ名の一部を指定します。クラス名を指定している場合は、未入力でも登録できます。
  3. ウインドウクラス名の一部を指定します。ウインドウ名を指定している場合は、未入力でも登録できます。
  4. チェックを付けると除外ウインドウの動作を逆転させることが出来ます。基本の動作は「登録されたウインドウには表示しない」ですが、チェックを付けると登録されたウインドウのみにニョキッと!表示することができます。
  5. ウインドウセレクタ機能を使用します。簡単にウインドウ名、ウインドウクラス名を入力するツールです。
  6. 2、3に入力したウインドウ名、クラス名を登録します。このボタンを押さないと登録されないので注意が必要です。
  7. 1で選択されているウインドウ名、クラス名を削除します。

5.3.5.自動設定ウインドウ

自動的に格納するウインドウの管理を行います。例えば、 「Office」と言う名前が入ったウインドウは、右に格納するとか、エクスプローラのウインドウクラス(「CabinetWClass」)を登録して おけば、エクスプローラのウインドウは、自動的に左に格納などと言った使用方法が出来ます。

ウインドウ名、ウインドウクラス名のどちらか一方でも設定可能です。

n_setting5.jpg
  1. 現在の登録されている自動設定ウインドウの一覧が表示されます。[格納方向]/[ウインドウ名]/[クラス名]で表示されます。ここで選択すると、2、3、4へ表示されます。
  2. ウインドウ名の一部を指定します。クラス名を指定している場合は、未入力でも登録できます。
  3. ウインドウクラス名の一部を指定します。ウインドウ名を指定している場合は、未入力でも登録できます
  4. 自動的に格納する方向を指定します。
  5. ウインドウセレクタ機能を使用します。簡単にウインドウ名、ウインドウクラス名を入力するツールです。
  6. 2、3、4に入力したウインドウ名、クラス名、格納方向を登録します。このボタンを押さないと登録されないので注意が必要です。
  7. 1で選択されているウインドウ名、クラス名を削除します。

5.3.6.ウインドウセレクタ

ウインドウ名は、簡単に分かりますが、クラス名を知ることはちょっと難しいです。そういうときに、このウインドウセレクタを使用します。

windowselector.jpg
  1. この三角が表示されるのは、ウインドウの左上と右下です。マウスを使用していないとき、ウインドウセレクタのウインドウを移動してウインドウを指 定するためにあります。左上に三角が表示されているときは、ウインドウセレクタの左上にあるウインドウ、右下に三角が表示されている時は右下のウインドウ を指定したことになります。
  2. このボタンを押すと、1の三角を左上、右下の交互に切り替えます。
  3. 選択されているウインドウ名が表示されます。
  4. 選択されているウインドウクラス名が表示されます。
  5. 3、4で表示されているウインドウ名、ウインドウクラス名を決定して、元の画面へ入力します。
  6. ウインドウセレクタを閉じます。

基本的な使用方法としては、
選択したいウインドウを表示します。そしてウインドウセレクタを起動します。マウスで選択したいウインドウを指 示(カーソルを移動するだけです。クリックしてはいけません。)。選択されたら、ウインドウセレクタの3、4にウインドウ名等が表示されるので確認しま す。そして、リターンキー(エンターキー)。OKボタンがデフォルトになっているので、OKをクリックしたことになって、選択完了というわけです。

5.4.ニョキッと!Engine設定

e_setting.jpg
  1. マウスカーソルを画面端に移動したとき、反応する幅を指定します。
  2. マウスカーソルを画面端に移動したとき、反応するまでの時間を1/50ms単位で指定します。大きな数字を入れると、誤動作が少なくなりますが、ニョキッと!するまでの時間が余計にかかります。
  3. ニョキッと!は、同じ方向にウインドウを多く格納できます。同じ方向をニョキッと!させ続けると順にニョキッと!させることが出来ます。チェックを付けるとその動作が素早く出来ます。チェックを付けない場合は、2で指定した時間待つ必要があります。
  4. 格納しているウインドウがアクティブになったらニョキッと!します。タスクバーでウインドウを切り替えた場合などに、ニョキッと!させたい場合は、チェックを付けておきます。
  5. ニョキッと!するときの速度を指定できます。小さな数字だとゆっくり出てきます。大きな数字を入れると、「パッ」と表示されるようになります。
  6. チェックを付けると、登録されているウインドウが、非アクティブになったとき(背面に行ったときなど)格納されるようになります。
  7. チェックを付けると、マウスカーソルが登録されているウインドウから「出た」ときに、格納するようになります。
  8. 7を指定しているときにウインドウの周りに少しの猶予部分を持たせます。
  9. 7を指定しているときにウインドウからカーソルが出ても格納しない時間を指定します。1/50ms単位となっています。
  10. チェックを付けると、ウインドウからマウスカーソルが「出た」ことをチェックします。この場合、もともとマウスカーソルがウインドウの外にある場 合は、「出た」とは判断されません。いったんウインドウの中にカーソルが移動し「出た」ときに「出た」と判断されるようになります。
    チェックを外すと、マウスカーソルが「出ている」ことをチェックします。
  11. 格納しているウインドウを最小かした場合、ニョキッと!する代わりに、元のサイズに戻る動作を行います。
  12. マウスボタンを押している場合は、ニョキッと!しなくなります。たとえば、最大化したウインドウのスクロールバーは、画面の右端にありますが、これをドラッグしている場合などの誤動作を避けます。
  13. チェックを付けると、ニョキッと!後にウインドウがアクティブになります。ホットキーでニョキッと!させる場合など、すぐに入力が開始できるので便利です。
  14. 通常は、ニョキッと!する場合は、画面端にくっ付いた状態になりますが、このチェックを付けるともとの位置までニョキッと!で移動するようになります。
  15. ニョキッと!の動作を無効にするキーです。また、ニョキッと!の動作が無効な場合にニョキッと!させるキーです。「ニョキッと!してほしくないの にニョキッと!する。」場合、「ニョキッと!してほしいのにニョキッと!」しない場合にここに登録されたキーを押してみてください。
    なお、登録方法は、キーを押すだけです。
  16. 設定を確定し、ウインドウを終了します。
  17. 設定をキャンセルします。

5.2タスクバー

ニョキッと!が起動すると、タスクバーにも、ニョキッと!のアイコンが表示されます。
このアイコンをクリックすることで、メニューを表示することも出来ます。

task_bar.jpg

6. バージョンアップ履歴

2.0.2 2005/6/4

以下の点が改善または、機能追加されているはずです。

2.0.1 2004/8/8

・以下の問題点を修正

2.0 2004/7/20


ここから下は、ニョキッと!の履歴です。


1.2 2003/11/9


1.1 2003/7/18


1.0.1 2003/5/24


1.0 2003/4/9


7. 使用上のご注意

このソフトは、無料ソフトです。ですので、無料で使用することができます。
(自由に使用できると言う意味のフリーソフトではありません。)
(無料で使用できますが、今後の開発活動のための資金援助は、ありがたいです。)
正規配布の圧縮ファイルの形式以外では、転載、配布を禁止します。
(どうしても、と言う場合は、作者に確認をお願いします。)
このソフトを使用したことにより生じた、いかなる損害も、作者は、責任をとりません。


8. 連絡先&最新版入手先

MSK Japan Soft Creators


メール
msk★mskjp.com(★を@に置き換えてください)

ホームページ
http://msk.mskjp.com/


VectorのMSKニョキッと!紹介ページ
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se282739.html

9. あとがき?

2.0.2

いやぁ、長い長い。
この説明書、長い。
めんどくさいんだよねぇ。説明書って。何とかならんのかなぁ。
まあ、愚痴はさておき、前回のバージョンからすると大幅な機能追加となっています。
まあ、バージョンアップの周期も長いけど。
とりあえず、説明書も今のバージョンに追いついたんで、今後はちょっとはペースアップできるかも。


2.0

ちょっと、宣伝風。
ニョキッと!の新たな進化です。
画面部分と、ウインドウ制御部分を分ける事により、サードパーティ製ソフトからの利用も可能となります。
例えば、スケジュール管理ソフト。時間になると、横から、ニョキッと!出てくるアラート。
例えば、メモ帳。好きなときに横から、ニョキッと!出して、書き込み。そして、格納される。
そのほか、ランチャ、ゲームのステータス画面、可能性は、無限大です。

なんちゃって。


1.2

みなさん待望(?)のアクティブ化の機能を搭載してみました。これ は、なかなか便利ですよ。
たまに、正常に動かないこともあるようですが、その辺は、ご了承ください。
次のバージョンは、かなり先になりそうです。というのは、メジャーアップデートを考えていまして・・・。


1.1

やっとバージョンアップできました。
プログラムは、結構早くにできたのですが、こういったマニュアルとかが、めんどうで・・・。


1.0

MSK初の実用?ソフトとなりました。ゲームとちがって、なかなかバグがぬけませんねぇ。
今回は、バージョン1ですが、それでも、バグは残っています。というか、直せませんでした。
それにしても、最初は、勝手にアクティブになったりするようにしていたのですが、Windowsって、98から仕様が大きく変わっていて、アクティブにで きませんでした。
このソフトは、かなり、好き嫌いがあると思うのですが、どうでしょうか?
個人的には、この動き。ネーミングが気に入っているのですが。


2004.7.19 MSK Japan Soft Creators.