フォルダやオブジェクトを操作・管理するもので、ファイルマネージャのようなツールです。また、このツールは、クラスやインスタンスを作成するオブジェクトエディタ、ユーザマネージャなどを起動します。
・画面構成
画面の左はフォルダのツリー構造を示し、画面右はそのフォルダ内のフォルダやオブジェクトの一覧を表示します。
ツールバーには、次の4個のボタンがあります。
「ヘルプ」ボタンはヘルプ情報を表示します。「製品について」ボタンは製品情報を表示します。終了ボタンは、モデルマネージャを終了させます。
「再初期化」ボタンをクリックすると、次のようなダイアログが表示されます。
このダイアログでOKボタンをクリックすると、外部関数(ユーザ定義関数)やビジネスロジック、xone.propertiesに書かれた各種の設定情報を再度読み込んで初期化します。このとき、ログイン中のユーザがいる場合、不測の事態が起こる可能性があります。そのため、
セッションマネージャで他にログインしているユーザがいないか確認してから実行してください。なお、xone.propertiesに書かれたルータの設定情報は反映されません。ルータの設定を変更したい場合は再起動が必要です。
フォルダツリー上では、基本的にマウスの右クリックで表示されたメニューで操作します。次の図は、右クリックしたときに表示されるメニューです(フォルダの状態によって表示は少々異なります)。
各メニューの内容は以下のとおりです。
・プロパティ
指定されたフォルダのプロパティを表示・変更します。このメニューを選択すると、次のようなダイアログが表示されます。
このダイアログでは名前、更新日時、説明、ヒントを変更できます。説明、ヒントには、それぞれ255文字までの文字列を入力できます。
・再表示
指定されたフォルダの内容を再表示します。フォルダの内容はいったん表示されるとキャッシュされて、再度表示するときはその内容が使われますが、再表示すると新たにサーバから内容を取得してから表示します。
・新規作成
新規作成には、フォルダ、クラス、インスタンス、Anyインスタンスの4つのサブメニューがあります。
・フォルダの新規作成
サブメニューからフォルダを選択すると、プロパティメニューと同様のダイアログが表示されるので、名前、説明、ヒントを入力します。
・オブジェクト(クラス、インスタンス、Anyインスタンス)の新規作成
オブジェクトの新規作成の場合、オブジェクトの種類によって操作は変わります。クラスを選んだ場合、次のようなダイアログが表示されます。
ここで、名前とヒントを入力し、「次へ...」ボタンをクリックします(名前は必須です)。画面には、次のようなオブジェクトエディタが表示されます。
オブジェクトエディタについては、そのヘルプを参照してください。
オブジェクトの種類としてAnyインスタンスを選んだ場合、さきほどのクラスを選んだ場合とほとんど同じ次のダイアログが表示されます。
ここで、名前とクラス名、ヒントを入力し、「次へ...」ボタンをクリックします(名前とクラス名は必須です)。画面には、さきほどと同様のオブジェクトエディタトが表示されます。
オブジェクトの種類としてインスタンスを選んだ場合、まずその元となるクラスを指定します。画面にはクラスを選択するために、次のような画面が表示されます(これはObjectChooserのダイアログです)。
ここで、クラスを指定し、「開く」ボタンをクリックすると、次のダイアログが表示されます。
ここで、名前とヒントを入力し、「次へ...」ボタンをクリックします(名前は必須です)。画面には、オブジェクトエディタトが表示されます。
・インポート
指定されたフォルダに、XMLファイルからオブジェクトを読み込みます。ファイルダイアログが表示されるので、ファイルを指定してください。
・エクスポート
指定されたフォルダ内のオブジェクトをXMLファイルとして書き出します。ファイルダイアログが表示されるので、ファイルを指定してください。なお、このとき書き出されるオブジェクトはそのフォルダ内のオブジェクトに限られ、そのサブフォルダ内のオブジェクトまでは書き出されません。
・切り取り、コピー、貼り付け
フォルダの切り取り、コピー、貼り付けを行います。
・削除
フォルダを削除します。ただし、実際には削除マークが付けられるだけで、内容は削除されません(削除された状態のとき、他者が上書きしてしまう可能性はあります)。削除されると、そのフォルダは赤く表示されます。削除されたフォルダ内の子フォルダやオブジェクトはマゼンタで表示され、これは無効であることを示します。無効の場合は単独で復活することはできず、その削除された親フォルダを復活してください。
・完全削除
フォルダをそれに含まれるサブフォルダやオブジェクトを含めて完全に削除します。後で復活することはできません。
・復活
削除されたフォルダを復活します。
モデルマネージャの右側には、左のフォルダツリーで指定されたフォルダの子フォルダやオブジェクトのリストが表示されます。このリスト上でも、基本的にマウスの右クリックで表示されたメニューで操作します。また、リスト上では複数のフォルダやオブジェクトを選択できます。次の図は、右クリックしたときに表示されるメニューです(選択した状態で表示は少々異なります)。
各メニューの内容は以下のとおりです。
・プロパティ
指定されたフォルダまたはオブジェクトのプロパティを表示・変更します。フォルダのプロパティについては、フォルダのメニューと同じです。オブジェクトの場合、次のようなダイアログが表示されます。
このダイアログでは、名前、更新日時、ヒントを変更できます。
・表示
選択されているオブジェクトの内容を表示します。
・編集
選択されているオブジェクトを編集します。次のようなオブジェクトエディタが表示されます。
オブジェクトエディタの操作については、そのヘルプを参照してください。
・新規作成
新規作成には、フォルダ、クラス、インスタンス、Anyインスタンスの4つのサブメニューがあります。これらはフォルダのメニューの操作と同じで、現在のフォルダ内にそれぞれを新規作成します。
・インポート
現在のフォルダに、XMLファイルからオブジェクトを読み込みます。ファイルダイアログが表示されるので、ファイルを指定してください。
・エクスポート
選択されたオブジェクトをXMLファイルとして書き出します。ファイルダイアログが表示されるので、ファイルを指定してください。
・切り取り、コピー、貼り付け
選択されたフォルダやオブジェクトの切り取り、コピー、貼り付けを行います。
・削除
選択されたフォルダやオブジェクトを削除します。ただし、実際には削除マークが付けられるだけで、内容は削除されません(削除された状態のとき、他者が上書きしてしまう可能性はあります)。削除されると、赤く表示されます。削除されたフォルダ内の子フォルダやオブジェクトはマゼンタで表示され、これは無効であることを示します。無効の場合は単独で復活することはできず、その削除された親フォルダを復活してください。
・完全削除
選択されたフォルダやオブジェクトを完全に削除します。後で復活することはできません。
・復活
削除された選択されたフォルダやオブジェクトを復活します。