オブジェクトエディタでの操作は、オブジェクトの種類によって少々異なります。
・クラスとAnyインスタンス
クラスとAnyインスタンスの場合、エレメントやエレメントリストは自由に追加・削除できます。タイプの欄には、コンボボックス内のリストから選ぶこともできますし、また自由にキー入力できます。コンボボックスから「(クラス...)」を選ぶと、クラスを選ぶためのダイアログ(ObjectChooser)が表示されます。そこで、クラスを選ぶとタイプの欄には、そのクラスのパスが入ります。
Anyインスタンスの場合、エレメントリストの内容を編集できます。編集するには、エレメントリストを選択して右クリックメニューを表示し、「内容の編集...」をクリックします。次のようなダイアログが表示されるので、内容を編集します。
エレメントリストを削除するときは、削除するエレメントリストで右クリックメニューを表示し、「削除」をクリックします。
Anyインスタンスの場合は、「読み込み」ボタンをクリックしてサーバから複数のオブジェクトを読み込むことができます(クラスを読み込むことはできません)。なお、このとき同じ名前のエレメントやエレメントリストがあったときは、後から読み込んだものに上書きされます。
クラスの場合、エレメントリストの追加・削除はできますが、その内容の編集はできません。Anyインスタンスと同様に「読み込み」ボタンをクリックしてサーバから複数のオブジェクトを読み込むことができます(クラスも読み込むことができます)。
エレメント上で右クリックすると、次のようなメニューが表示されます。
ここで、「値の編集...」を選ぶと、クラスの場合は次のようなダイアログが表示されます。
ここで、値(インスタンスのデフォルト値になる)、制約式、制約式のメッセージを入力できます。制約式をテストするときは、「テスト」ボタンをクリックします。制約式には、セミコロンを忘れずに付けてください。
Anyインスタンスで「値の編集...」を選ぶと、次のようなダイアログが表示されます。
・インスタンス
インスタンスの編集の場合、エレメントはその値のみ編集できます。エレメントを追加・削除したり、型を変更することはできません。また、エレメントリストの変更や追加・削除はできませんが、その内容は自由に編集できます。エレメントリストの内容を編集するには、編集するエレメントリストで右クリックメニューを表示し、「内容の編集...」をクリックします。
「評価」ボタンをクリックすると、設定したエレメントの値に対して、クラスで定義されている制約式に合致するかどうか評価できます。