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Delerer SE 操作説明
基本的な流れ
[1つ目]Delerer SEを起動して、消すファイルをリストボックスに追加し、メニューバーの「リストボックス(R)」から、(必要に応じてリネーム、上書きを実行した後)「リストボックスにあるファイルを削除(B)...」で削除します。
[2つ目]Delerer SEのショートカット*1にドラッグ&ドロップしてリネームする。あとで、「リストボックス(R)」からリネームしたファイルを追加し、(必要に応じて上書きを実行した後)「リストボックスにあるファイルを削除(B)...」で削除します。
作者は[2つ目]を推奨します。
ショートカット*1...パラメーターにddrを付加してください。具体的な方法は以下にある「ショートカットについて」を参照してください。
ファイルを追加する
方法は5つあります。
[1]まず、ウィンドウにドラッグ&ドロップする方法です。この方法が一番わかりやすいでしょう。ドラッグ&ドロップしたファイルを直接追加していきます。また、フォルダがドロップされた場合は、中にあるファイル(サブフォルダも含めて)がすべて追加されます。(メニューバーの「オプション」から設定する必要があります。)
[2]「フォルダを指定して追加」は、フォルダを指定してその中にあるファイルをすべて追加する方法です。この方法でも、サブフォルダを検索する、しないを分けることができます。ドライブも選択できます。(メニューバーの「オプション」から設定する必要があります。)
[3]「フォルダリストから追加」、あらかじめ作成しておいたフォルダリストにのっているフォルダに入っているすべてのファイルを追加します。この方法ではサブフォルダを検索しません。
[4]「ファイルを指定して追加」は、ファイルをひとつ選び出して、追加する方法です。いちいちエクスプローラーを開くのが面倒なときに有用です。
[5]最後に、このDelererSEのアイコンに(エクスプローラーなどから)ドラッグ&ドロップするか、もしくは右クリックメニューの送るに入れると、追加されます。ショートカットをデスクトップにおいて、そこにドラッグ&ドロップするのも同じことです。(ごみ箱感覚でよいかもしれません。)(この場合、設定に関係なくサブフォルダを検索します。)
オプション
オプションは1つあります。
[1]「フォルダも検索する」は、チェックをするとフォルダをドラッグ&ドロップできるようになり、「フォルダを指定して追加」でサブフォルダも調べてくれるようになります。チェックをしていないとできなくなります。
ショートカットについて
現在、ショートカットのパラメーターは2つ利用可能です。すべて小文字です。
- devmode
- 管理者モードになります。エラーが起きたときに使用してください。
- ddr
- ドラッグ&ドロップしたときに、リネームをして終了します。ごみ箱みたいな感覚で使えます。
ショートカットを作成して、プロパティを開いてください。ショートカットタブのリンク先にDelerer SEのパスがあると思います。そのパスの最後に" "(半角スペース)で区切ってパラメータを入力してください。
例1:C:\DSE\delererse.exeがパスで、ddrパラメータを使いたい場合
C:\DSE\delererse.exe ddr
例2:C:\Program Files\DSE_14\delererse.exeがパスで、devmodeパラメータを使いたい場合
"C:\Program Files\DSE_14\delererse.exe" devmode
ファイルマスク設定について
ファイルマスク設定ができるようになりました。この機能を使うと、サブフォルダ検索の時に検索されるファイルを絞り込めます。例えばThambs.dbとすると、Thambs.dbというファイルのみサブフォルダから検索されます。これを使えば、「ファイル名はわかってるけど、どこにあるか分からない」時にみつけて削除できます。(ちなみにThambs.dbは画像のサムネイルファイルです。消しても構わない物なので、試してみてください。)
ファイルマスクなので当然*(アスタリスク:そこにはどの文字が入るか問いませんという意味)もつかえます。
削除する
メニューバーの「リストボックス(R)」から、「リストボックスにあるファイルを削除(B)...」を選択すると、確認のダイアログが表示されます。はいを押すと、削除が実行されます。削除が完了すると、リストボックスにあるファイルパスをクリアするかどうか尋ねられます。通常はクリアしてください。
その他
ドライブを直接選択すると、「C:\\」となることがあります。このままではエラーとなりますので、\をひとつずつ消してください。
各メニュー項目の説明
- ■ファイル
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- ●フォルダリスト編集
- フォルダリストを作成する機能を呼び出します(listedit.exe)。この機能により、よく消去するフォルダをすぐに呼び出せるようになります。
- ●設定を保存して終了
- オプションを設定ファイルに保存してからDelererSEを終了します。
- ●リストボックスを保存して終了
- リストボックスにあるファイルをハードディスクに保存します。インストールしたフォルダに保存されます。
- ■リストボックス
-
- ●フォルダを指定して追加
- フォルダをダイアログから選び、選択したフォルダの中にあるファイルをすべてリストボックスに追加します。この機能では、サブフォルダ検索オプションや、ファイルマスク設定が有効です。
- ●フォルダリストから追加
- ".dat"の拡張子を持つフォルダリストを開きます。フォルダリストには、追加したいファイルの入ったフォルダが書かれています。このフォルダリストを開くことによって、「フォルダを指定して追加」から毎回ファイルを追加しないでもよくなります。この機能にでは、サブフォルダ検索オプションやファイルマスク設定が有効です。
- ●ファイルを指定して追加
- ファイルをダイアログから選び、選択したファイルをリストボックスに追加します。この機能では、オプションは無効です。
- ●リネーム後のファイルを追加
- リネームした後のファイルをリストボックスに追加します。
- ●リストボックスにあるファイルを削除
- リストボックスにあるファイルをすべて削除します。この操作をもとに戻すことは出来ません。
- ●リストボックスにあるファイルを完全上書き
- リストボックスにあるファイルを完全上書きします。ファイル内容を上書きして、利用できなくします。この操作をもとに戻すことは出来ません。
- ●リストボックスにあるファイルをリネーム
- リストボックスにあるファイルのファイル名を変更します。ファイル名は、ランダムな数字です。拡張子は、delererseです。この操作をもとに戻すことは出来ません。
- ●リストボックスにあるファイル数をカウント
- リストボックスにあるファイル数をカウントして、下部のステータスバーに表示します。
- ●リストボックスにあるファイルをソート
- リストボックスにあるファイルをabcABC順に並べます。フォルダごとにわかれてくれます。
- ●リストボックスにあるファイルを絞り込む
- リストボックスにあるファイルを条件に適合するかどうかで絞り込みます。絞り込む条件は「ファイルサイズ」「更新日時」です。ここだけウィザード(対話)形式なので分かりやすいはず...
- ■オプション
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- ●フォルダも検索する
- チェックすると、フォルダを選択またはドラッグ&ドロップしたときに、サブフォルダのファイルもリストボックスに追加します。
- ●フォルダも削除する
- 未実装です。さぼっててごめんなさいm(_ _)m
- ●ファイルマスク設定
- 上記「ファイルマスク設定について」を参照。
- ●上書き方法設定
- 上書きする時の方法を設定できます。
- ■ヘルプ
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- ●ヘルプファイル
- このヘルプを開きます。
- ●バージョン情報
- DelererSEのバージョン情報、その他の情報を表示します。
- ●エラーログを開く
- エラー終了した時に保存されるエラーログを開きます。