WinLabo
目 次
このソフトの機能および稼働環境、環境設定について説明し、次に当ソフトの使用例を示します。
指定したフォルダーにファイルが保存されるとそのファイル名と関連付けられたプログラムまたはバッチファイルを実行します。
WindowsMe,2000、XP、2003 のOS上で稼動可能です。
当ソフトはメーラとしてEUDORAを使用して開発しましたが他のメーラであっても添付ファイルを特定のフォルダーに展開できれば利用可能ですし、手作業で検索フォルダーに保存すれば使用出来ます。
またファイルの自動処理の機能として利用するならメーラは特に必要ありません。
EUDORAのダウンロードのホームページはこちら http://download.eudora-jp.com/download6/
まず作業フォルダーを作成します。
環境設定にて検索フォルダーと作業フォルダーを登録します。
テーブル登録にて検索ファイル名とそのファイルを処理するプログラムまたはバッチファイルを登録します。
以上が整えば添付ファイルを受信するたびにそのファイルの処理を自動的に行ってくれます。
●各店から売上日報をEXCELファイルで受信し全社集計表を作成する。
●納品データをCSVファイルで受信し仕入データを自動作成する。
●注文データをメールで受け取り在庫確認と受注確認メールを返信するプログラムを起動させる。
●EDIによるデータ交換データをE-mailで受信し後処理を起動させる。
●メールによるサーバーの再立ち上げ、シャットダウン、バックアップ等の遠隔操作を行う。
まず当ソフトをPCまたはサーバーにインストールします。
それから作業フォルダーを作成し、検索フォルダーおよび検索するファイルと起動するプログラムを登録します。
ダウンロードしたファイル MailDE1F.zip を解凍するとフォルダーMailDE1Fが作成される。
その中の Setup.exe を起動し、手順に従ってしたがてインストールを完了してください。
インストールされるディフォルトホルダーは C:\Program File\MailDE になります。
スタート→プログラム→MailDE→MailDE.exe を起動します。
必要に応じてMailDE.exeのショートカットをディスクトップに貼り付けたり、スタートアップに組み込んでください。
作業フォルダーは検索フォルダーからファイルを抽出しそのファイルの処理を行う作業用のフォルダーです。
作業フォルダーは当ソフトをインストールしたPCまたはサーバーまたは共有ファイルとして指定された他のPCまたはサーバー内に今まで使用していない新規フォルダーとして作成してください。
作業フォルダーの命名は自由ですがインストール時の省略値としてC:\MATT となっています。
例) 下記の例では作業フォルダーC:\MATTを新規に作成したところです。
図2−1 フォルダーの内容
作業フォルダーは他で使用していない新規フォルダーとして作成してください。
このフォルダーは検索フォルダーからファイルを移動して保存する作業フォルダーになります。
フォルダーの作成方法:マイコンピュータから作成したいディレクトリーに移り ファイル→新規作成→フォルダー により
“新しいフォルダー”が作成され、そのフォルダー名を変更して目的のフォルダー名にします。
プログラムを起動し、環境設定、テーブル登録を行い、添付ファイルの処理操作を行います。
本プログラムを起動すると、図3−1 メイン画面が表示されます。
図3−1 メイン画面
本画面の説明を以下に示します。
環境設定ボタンをクリックすると、環境設定画面が表示されます。(3−2 環境設定画面を参照)
検索フォルダー、作業フォルダーを変更するにはこのボタンを押してください。
テーブル一覧ボタンをクリックすると、テーブル一覧画面が表示されます。(3−3 テーブル一覧画面を参照)
テーブルの登録はメイン画面でも登録できますが一覧画面では一覧形式での登録が可能になります。
処理開始ボタンをクリックすると、『処理中』のメッセージが点滅します。
処理中は一分おきに検索フォルダーを監視し、該当ファイルがあれば作業フォルダーに移動し対応するプログラムまたはバッチファイルを起動させます。
処理中は処理開始ボタンは処理停止ボタンに変わります。
処理停止ボタンをクリックすると処理を停止し処理停止ボタンは処理開始ボタンに変わります。
検索フォルダーから検索し作業フォルダ-に移動させるファイル名を登録します。
ワイルドカードの指定もできます。
例) URIAGE.csv
CHUMON.xls
URIAGE*.csv (頭が URIAGE で始まり 拡張子が csv のファイル)
検索され作業フォルダーに移ったファイルに対して実行されるプログラムまたはバッチファイルを登録します。
例) C:\MATT\REBOOT.bat (バッチファイルの指定)
C:\MATT\PGM.exe C:\MATT\URIAGE.csv (起動プログラムとパラメータの指定)
それぞれ左からテーブルの最初のデータ、前データ、次データ、最終データに移動します。
メイン画面から環境設定ボタンをクリックすると当画面が表示されます。
図3−2 環境設定画面
検索フォルダー............. 指定したファイルがあるか検索するフォルダーを指定します。
メーラにEUDORAを使用する場合、添付ファイルの保存フォルダーは
C:\Program Files\DUDORA\xxxx\attach
となります。(xxxxはアカウント名)
作業フォルダー............. ファイルを処理する作業用のフォルダーを指定します。
事前に新規フォルダーとして作成しておいてください。
登録ボタン................... クリックすると環境設定情報を登録します。
メイン画面からデータメニュー→frmDBTableまたはテーブル一覧ボタンをクリックすると当画面が表示されます。
図3−3−1 テーブル一覧画面
検索ファイル名............. 検索するファイル名を入力します。
処理バッチファイル........ 処理するバッチファイルまたはプログラムを登録します。
事前にバッチプログラムおよびプログラムは用意しておいてください。
追加ボタン................... 新しい空白入力行にポイントをセットします。
更新ボタン................... 変更された内容を更新します。
削除ボタン................... ポイントされている行を削除します。
再表示ボタン................ 最初のデータにセットします。
閉じるボタン................. 本画面を閉じます。
本プログラムは単独で使用するのではなく、EUDORA等のメーラおよび抽出したファイルを実行するプログラムを組み合わせる必要があります。
本プログラムは3ケ月のお試し期間を経過後は使用料として1PCまたは1サーバー毎に使用料5000円をお支払いくださるようお願いいたします。
また当プログラムに対する質問などありましたら下記アドレスにて質問を受け付けております。
E-mail: bp7y-agrt@asahi-net.or.jp
ウイン研究所