使い方

■基本

以上が基本的な使い方です。SQLの種類によって動作が異なります。タブページが20ありますので、最大20個のSQLを使い分けることができます。



■データを見る (SELECT文)

SQL入力欄にSELECT文を入力してツールバーの実行ボタン(またはF5キー)を押すと、画面下に表形式のデータが表示されます。この表はデータウィンドウと呼ばれます。

データの読み込み中、ツールバーの読込中止ボタン(またはESCキー)を押すことによって、読み込みを中止させることができます。

データウィンドウ上でデータを変更・追加・削除し、ツールバーのCOMMITボタンを押すことによって実際のデータベースに反映させることができます。(原則として単一テーブルのSELECT時のみ)

■SELECT文以外のSQLを実行

DELETE、INSERT、CREATE、COMMIT、ROLLBACKなど、SELECT文以外のSQLを入力してツールバーの実行ボタン(またはF5キー)を押すと、実際のデータベースに対してSQLを実行することができます。SELECT文以外のSQLを実行するとSQL入力欄の背景色が赤になります。また、各SQLをセミコロン(;)で区切ることによって、複数のSQLを連続実行させることもできます。

■DESC文、PKEY文、TABLES文、SYSTABLES文

DBMS が Oracle または SQLServer の場合、下記の命令文を実行することができます。

 ●DESC テーブル名
指定したテーブルの列構造を一覧表示させることができます。Oracleの場合は「DESC ユーザー.テーブル名」と記述することもできます。

 ●PKEY テーブル名 (または、PK テーブル名)
指定したテーブルの主キーを一覧表示させることができます。Oracleの場合は「DESC ユーザー.テーブル名」と記述することもできます。

 ●TABLES (または、TAB)
ログインユーザーのテーブル一覧を表示します。

 ●SYSTABLES (または、SYS)
システムテーブルの一覧を表示します。

※注意事項

■SQLの保存・読込

入力したSQLはテキストファイルとして保存しておくことができます。20あるタブページ全てのSQLが保存されます。また、保存したSQLを読み込むことができます。

メニューバーから「SQL」→「SQLファイル読込」または「SQLファイル保存」とすることで操作できます。

■エクスポート/インポート

データウィンドウに表示されているデータを外部ファイルとしてエクスポートしたり、また、外部ファイルのデータをデータウィンドウにインポートすることができます。ファイル形式としては、CSV、タブ区切りテキスト、Excelに対応しています(Excel形式はエクスポートのみ対応)。

また、クリップボード経由によるエクスポート/インポート(コピー/貼付け)も可能です。F7キーで選択行のコピー、F8キーで行の貼付けができます。さらに、1列だけのコピー/貼付けも可能です。

メニューバーからは「データウィンドウ」→「エクスポート」または「インポート」とすることで操作できます。

■その他、機能補足

 ●タブの色付け
タブをダブルクリック(またはCtrl+T)すると色付けすることができます。(Shift+ダブルクリックで解除)

 ●キーワード入力
ツールバーのキーワード入力ボタン(またはF1キー)を押すとキーワード入力画面が開き、キーワードをダブルクリック(またはEnter)すると、SQL入力欄にキーワードが入力されます。キーワードは、あらかじめiniファイルで設定しておく必要があります。

 ●列名入力
データウィンドウの列名をAlt+クリック(またはダブルクリック、または右クリック)すると、その列名がSQL入力欄に自動入力されます。

 ●条件分入力
データウィンドウのセルをAlt+クリックすると、条件文(列名='セルの値')がSQL入力欄に自動入力されます。

 ●SQL入力欄でのコメント文
SQL入力欄で、/* から */ まではコメント扱いとなります。また、// または -- は行末までコメント扱いとなります。

 ●データウィンドウの左右分割
横スクロールバー表示時、左端の黒い部分をドラッグすることによってデータウィンドウを左右分割できます。

 ●行選択
データウィンドウの行をCtrl(Shift)+クリックすると行選択します。選択行は反転表示されます。選択行は、行コピーや行削除、検索の対象行となります。

 ●列の色付け
データウィンドウの列名をクリックすると、その列を色付けします。Ctrl+クリック、Shift+クリックによる複数列の色付けも可能です。色付列は、検索の対象列となります。

 ●行選択・列の色付け解除
データウィンドウの行をダブルクリックすると、行選択解除および列の色付けも解除されます。

 ●検索
ツールバーの検索ボタンを押すと検索画面が開き、データウィンドウ内の列名またはデータを検索できます。