接続

■DBへの接続

DBるんですを起動すると、最初に接続画面が表示されます。
まず、DBMSと接続方式を選択します。
以下、接続方式に応じた設定の仕方を説明します。

■Oracleクライアント接続


DBMSにOracleを選択した場合、Oracleクライアント接続が選択できます。
ただし、Oracleクライアントソフトがインストールされている必要があります。
接続文字列としてOracleのサービス名を指定します。

■SQLServerクライアント接続


DBMSにSQLServerを選択した場合、SQLServerクライアント接続が選択できます。
ただし、SQLServerクライアントソフトがインストールされている必要があります。
接続文字列としてサーバー名とデータベース名を指定します。

■ODBC接続


いずれのDBMSを選択しても、ODBC接続が選択できます。
ただし、接続先DBMSに対応するODBCドライバがインストールされている必要があります。
接続文字列として、ODBCのシステムDSN(データソース名)を指定します。
システムDSNについては下記を参照して下さい。


<補足:ODBC システムDSNの設定方法>

◆ODBCとは?

ODBC【Open DataBase Connectivity】とは、Microsoft社によって提唱されたDB接続の規格です。様々なデータベースがODBCに対応しており、ODBC接続であれば、アプリケーション側はDBの種類を意識することなくアクセスすることができます。OracleやSQLServer、AccessのmdbファイルなどにもODBC接続が可能です。

DBるんですからODBC接続するためには下記の2点が必要です。
  (1)各DBMSに対応するODBCドライバのインストール
  (2)ODBC システムDSNの設定

以下、(2)について説明します。


◆ODBC システムDSNの設定

例として、SQLServerにODBC接続する場合の設定方法を示します。

▽コントロールパネルを開き、管理ツールを選択します。


▽データソース(ODBC)を選択します。


▽システムDSNのタブを選択し、追加ボタンを押します。


▽一覧の中からSQLServerを選択し、完了ボタンを押します。


▽システムDSNの名前(任意)とサーバーを入力します。


▽Windows認証かSQLServer認証かを選択します。


▽「規定のデータベースを以下のものに変更する」にチェックを入れ、DBを選択します。


▽完了ボタンを押します。


▽データソースのテストをし、成功すればOKボタンを押します。


▽新しいシステムDSNが追加されました。OKボタンで終了します。