コンピュータ概略史


1642年 Blaise Pascalが加算機を発明
1942年 アタナソフが世界最初の電子計算機ABCマシン、アタナソフ・ベリー・コンピューターを作ったが実用化されなかった。
1945年 ペンシルバニア大学ムーア校のJ.P.エッカートとJ.W.モックリーによって道計算用にENIAC(Electronics Numerical Integrator Computer)が開発された。 100畳30t140kw18,800本の真空管からできた巨大なコンピュータであった。
1947年 ベル研究所の科学者3人、William Shockley, Walter Bratain, John Bardeenがポイントコンタクト・トランジスターアンプを発明。
1952年 ロイヤルレーダー・エスタブリッシュメントのレーダー技師、G.W.Dummerが配線無しのトランジスタ原理を紙上で作成。
1954年 テキサス・インストルメンツ社がシリコントランジスタの製造を開始。
1956年 富士フィルムの岡崎文次によって作成された真空管式計算型電子計算機FUJICが日本発の電子計算機になる。カメラの設計・計算用に使用された。
1958年 テキサス・インストルメンツ社が世界初の集積回路(integrated circuit)のデモンストレーションを行う。
1964年 ダートマス大学でJohn KmenyとThomas KurtzによってBASIC言語が開発される。
1966年 スティーブン・グレイによるACS News Letterの発行。パソコンの誕生と言われている。
1967年 IBMがフロッピーディスクを発明。初めは音楽用レコードのような大きさであった。
1968年 スタンフォード・リサーチ・インスティチュートのダグラスC.エンゲルバートが、キーボード、キーパッド、マウス、ワードプロセッサー、ハイパーテキスト、ネットワークを発表。
1968年 ロバート・ノイスとゴードン・モアによってインテル社が設立される。
1969年 インテル社が1KBのRAMを発明。
1969年 ベル研究所がUNIXをOSとして開発。
1969年 ケンブリッジ大学のM.RichardsがBCPL(Basic Combined Programming Language)言語を開発。
1969年 アメリカ国防総省の高等研究計画局(ARPA=Advaced Research Projects Agency)がインターネットを始めて導入。それをARPANET(アーパネット)といった。
1972年
〜73年

アメリカのベル研究所のリッチー(D.Ritchie)によってC言語が開発される。

1976年 Apple I I アップル社の8Bitワンボード・パソコン。Basic言語でプログラムが書けた。
1977年 AppleU アップル社の8Bitパソコン CPU1MHz RAM4KB キーボードが本体に付いたアメリカで爆発的に売れた最初のパソコン。
1978年 シャープMZ-80K(8Bitパソコン, CPU2MHz, RAM32KB, キーボード, ディスプレイ, テープレコーダ付) データ保存と読み込みができた。ソニーとオランダのPhilips社で音楽用CD(Compact Disc) を開発
1981年 Microsoft社がOSとしてMS-DOSを開発。IBMパソコンで初めて使用される。
1984年 Macintoshが発売される。グラフィックス、マルチメディア、医療、開発、製版・印刷用。
1984年 JUNET(Japanese University Network)の運営開始。
1986年 Windows16ビットOS登場。
1986年 全米科学財団NFSがNFSnetを運営開始。
1989年 CERN(ヨーロッパ素粒子物理学研究所)のティム・バーナーズ・リーによってテキストデータを送受信するWWW(World Wide Web)が開発された。
1989年 初のCD-ROM搭載32Bitパソコン富士通FM-TOENS。
1990年 ISP(Internet Service Provider)が公衆回線を利用してサービスを開始。
1992年 Windows3.1が発売される。
1994年 WWWが普及。ハイパーテキストが可能になる。西澤潤一による光ファイバーの発明。 

更新年月日:2005.10.01 COPY RIGHT(C)JUNPEI SATOH, 8,28,2004.    <戻る