コンピューターウィルス無料検診と予防対策


 1.コンピューターウィルス無料検診方法 2.感染予防対策 3.感染症状と主なウィルスの特徴 4.ワクチンソフトで駆除が不可能な残留ウィルスの処置方法。
  1. ウイルスドクター体験版のダウンロード:操作方法が解りやすく感染ファイルの検出に優れている。インターネットの検索エンジンで「ウイルスドクター体験版」13.8MBを検索し、その体験版をダウンロード。感染ファイルを検出して一括削除できる。

  2. 感染予防対策感染経路はEメールかインターネット感染です。
    1. Eメールの場合は、Outlook Expressの ツール>オプション>セキュリティのウィルス防止。 
      ■制限付きサイトゾーン(安全性が向上します)をチェック
      ■ほかのアプリケーションがわたしの名前でメールを送信しようとしたら警告するをチェック。
      ■ウィルスの可能性のある添付ファイルを保存したり開いたりしないをチェック
    2. ブラウザのセキュリティーレベルを中以上に設定。
    3. ワードとエクセルのツール>マクロ>セキュリティを開き、(中)に設定しOKボタンをクリックする>マクロを無効にするを選択。
    4. エクセルでは集計の時だけマクロを有効にする。 
      @登録サイトに自分のメールアドレスを入力しなければならない時は十分に注意する。
      A迷惑メール、未承諾広告の中でウィルス感染しているメールもある。
      B不信なメールは開かないで、できるだけ早く削除する。

    インターネットの場合は、 1.LANの共有フォルダ感染 2.インターネット上のホームページからの感染(Temporary Internet Files・履歴) 3.フリーウェアーやシェアウェアーのダウンロード感染       

     
  3. 感染症状や主なウィルスの特徴と対処方法

    1. システムが起動しない。BIOSの一画面が表示されて動かない。OSの一画面で停止し、強制終了をしてもシャトダウンすることができない。(原因=ハードディスクかBIOSプログラムが壊れている。自分で起動ファイルを間違って削除してしまった場合など。)
    2. OSやソフトが不安定になり、自動的に閉じられたり、マウスポインターが勝手に動いたり、画面がちらついたりする。(原因=意図的なウィルスプログラム)
    3. ファイルがなくなったり、見知らぬファイルがデスクトップ上に現れていたりする。(原因=不要なファイルが飛び込んだ場合やウィルスプログラム)
    4. ローカルディスクが開かない。一部のソフトが開かない。(原因=Dllや実行ファイルがウィルス感染している)
    5. メールが自動的に送信される。インターネットに勝手につながる。(原因=ウィルスプログラムの作動)
    6. 納得のできない不信なメッセージやエラーメッセージ、関係のない画像が表示される。(原因=Eメールの設定ミス。ソフトウェアのファイルの一部が壊れているか、バグがある。)
    7. インターネットで目的のページを開いても画像や文字が表示されない。(原因=htmlファイルが置かれていない。サーバーのダウン。ブラウザの設定ミス。)
      <対処方法>
      他のページが見れる場合は、サーバーがダウンしている場合が多いので復旧するまで待つ。あるいは、Temporary Internet Filesフォルダーの中身(一時ファイル)をすべて削除する。XP=Temp, Me=Temporary Internet Files (デスクトップ上のコンピュータ・アイコンをクリック>ローカルディスク>Windowsフォルダー>Temp 注意:Meの場合TEMPフォルダーと間違えない事)   
      多くのホームページを見る場合は、ブラウザ>ツール>インターネットオプション>詳細設定>ブラウザを閉じたとき、[Temporary Internet Files]フォルダーを空にするをチェック。 


    一般的なウィルスにはWorm_Klez(ファイルを破壊する)やトロイの木馬などがあり、毎月新種のウィルスが報告されているので、ウィルス情報などを読み、予防策を心掛けましょう。

     

  4. ワクチンソフトで駆除が不可能な残留ウィルスの処置方法

    フロッピーやCDで何とか起動できる場合、OSのインストール方法マニュアルを参考にハードディスク内のデータとセクターを[全て削除]する。基本MS-DOS, 論理ドライブなどを設定しなおす。 そしてOSを再インストールしますが、メモリに常駐したウィルスの場合、駆除できないので、メモリやハードディスクなどを新しく設置し直すか、PCを破棄せざるを得ない場合もあります。

    注意
    1. コンピュータウィルスに感染した場合は、回復するまで1時間〜2ヶ月以上かかります。
    2. コンピューターウィルスは生物学上の細菌類ではありませんが、潜伏期があり、症状が似ているという事からウィルスと名づけられています。
    3. 症状が無くても定期検診し、早期発見した方が賢明です。
    4. 職場などでHP,LAN,E-mail,共有フォルダなどを媒体として感染します。状況によっては、感染したPCを使用できなくなる場合もありますので、不信なメールや添付ファイルは絶対に開かないで即刻削除しましょう。(HelloやHiの件名で外国からも来ます)
    5. 現在では、HPを開いただけで使用サーチエンジン、ドメイン名などが自動的に集計されています。ホームページを検索したり調べたりする時に、できるだけ安全なサイトを選択しましょう。
    6. エクスプローラのUPDATEも時間がかかりますが安全を確保するためにダウンロードしておきましょう。 

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更新年月日2005.10.01 
更新年月日2006.02.01 COPY RIGHT(C)JUNPEI SATOH, 8,28,2004.  プリントフリー<このページをMSP明朝9pt にする>  <戻る