MS Excelの一覧表の資料を作成する

  1. 自分のMS Excelシートを作成する場合は先ずMule用のMS Excelテンプレートが必要です。もし、まだ作成されていない場合はMS Excelのテンプレートを作成を参照して作成してください。
    本ページでは、Muleから取得したデータを一覧として1シートで表示します。
    新規にMS Excelワークブックを開きます。
    Mule用のWSTemplateがアドインされていることを確認すます。
    メニューからツール − アドインを選択します。
  2. アドインダイアログでWstemplateがチェックをして、OKボタン を選択します。
  3. メニューにWebServiceが表示したことを確認します。
  4. メニューからWebService − 設定を選択します。
  5. MS Excelの設定によりますが、もし下の画面のようなダイアログボックスが表示した場合はマクロを有効にするボタンを選択してください。
  6. WebService設定ダイアログが表示したら、キャンセルボタンを選択します。
  7. クイックスタートで起動したMuleサーバからの情報を表示するMS Excelシートを作成して見ましょう。
    クイックスタートでは以下のデータを公開します。
     CD          社員番号
     NAME        氏名
     ADDRESS1    住所
     SYASHINURI  写真がある相対パスとファイル名
    
    先ず列AにCSVファイルの列1を表示するように設定するために、列Aを選択します。
  8. 選択した列に名前を定義します。
    メニューから挿入 − 名前 − 定義を選択します。
  9. 列Aに社員番号を表示するために、名前にCDを入力してOKボタンを選択します。
  10. 上の2つの手順を繰り返して列B,列C、列Dにそれぞれ名前NAMEADDRESS1SYASHINURIを定義します。NAME


  11. 列Dに写真を表示させるために、画像であることを指定します。
    Mule用のMS Excelテンプレートでは、データが画像であることを指定するためにはコメントを挿入します。
    メニューから挿入 − コメントを選択します。
  12. コメントにはMule用の設定であることを示すためにimage:と入力して、その後に画像の属性を記入します。
    画像に設定できる属性は以下の通りです。属性値の後はセミコロン「;」で区切ってください。
    属性名内容
    height:画像の高さ
    width:画像の幅
    expand:trueに設定した場合はセルの高さと幅を画像の高さと幅に調整します
    falseの場合は調整しません
    例では以下の内容をコメントに入力します:
    image:height:75;width:50;expand:true;
    
  13. 本Muleリビジョンは画像の指定が相対パスのために、作成したMS Excelシートを保存しないと画像が正しく表示しません。
    MS Excelシートを保存するには、メニューからファイル − 名前を付けて保存を選択します。
  14. 保存先にMuleを解凍したフォルダ下のclient\jp\MSOfficeフォルダを指定して、保存ボタンを選択します。
  15. Muleからデータを取得します。
    もしMuleサーバが起動していない場合は、クイックスタートを参照して起動してくだsだい。
    サーバを起動した後にメニューからWebService − データ取得を選択します。
  16. 以下の設定であることを確認した後に設定ボタンを選択します。
    設定名: 社員
    新規ページ: チェックなし (1つのシートに一覧を表示する)
    WebServiceURI: http://localhost:81/services/syainUMO?method=getList
    ユーザ: sa
    パスワード: なし
    キー: 12345
    
  17. キーが12345であることを確認して、OKボタンを選択します。
  18. 以下のようでデータと画像が表示されます。

MS Excelの一覧表示シートを作成した後はシート単位のMS Excel資料を作成して見ましょう。