HSP教室 入門編

その5 数当てゲーム


さぁ、いよいよゲームを作ってみましょう。


乱数で、1から50の数字が決められ、それを当てるゲームです。
ボタンで、数字を増減させてok!ボタンで、あたっているか試します。
選んだ数字が大きいか、小さいかが示されます。
プログラムの構造は今まで勉強してきたものを基本にしています。
いくつか新しいところがありますが、順番に見ていきましょう。

「 a=rnd(50)+1 」

rndで、乱数を求めています。
0から49の数値に1を足したものが変数aに入る予定です。

「 if num=a :goto *yes 」
今回の注目のポイントはifという命令です。
これは、条件によってプログラムの流れを変える、便利かつ重要な命令なのです。
ifの後の「num=a」というのが条件で、 もし条件が成立したら後半の命令「goto *yes」を実行しなさい、というものです。
実行する命令はgotoに限りませんが、ifとgotoをセットで使うと便利です。

「wait 50」
さぁ、これは何をする命令でしょう。
なんと、何もしない命令なのです(笑)
とかいって、正確に言うと時間待ちをする命令です。
値を変えて、実験してみましょう。

さらっと説明しましたが、簡単なプログラムでもゲームになっていますね。
このあとは、グラフィックやサウンドを付けたり、フォントのサイズを変えてみたり、
いろいろ改良の余地があります。

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