HSP教室 入門編

(1)コマンドライン解析

	;	Sample 006
	;	HSP3によるスクリーンセーバーサンプル
	;	

#packopt type 2
#packopt name "sc"
	s=dir_cmdline:a=strmid(s,1,1)
	if (a="P") or (a="p") : goto *sspre		; プレビュー
	if (a="S") or (a="s") : goto *ssfull		; フルスクリーン
	if (a="C") or (a="c") : goto *sscfg		; コンフィグ
	;
	mes "Unknown switch ["+dir_cmdline+"]"
	stop

システムがスクリーンセーバーを呼び出すときには、いくつかのパターンがあります。
それを判別するのが、このコマンドライン解析です。
ここでは”プレビュー”・”フルスクリーン”・”コンフィグ”の3つのパターンを判定しています。

通常、スクリーンセーバーの設定はコントロールパネルの「画面」を使用して、 設定変更などをしますが、その時に小さく表示されるのが”プレビュー”です。
次に、「画面」の「設定」ボタンを押すと表示されるのが”コンフィグ”です。
”コンフィグ”では、表示の速さや、表示されるアイテムの数などを設定するのがいいでしょう。
そして、”フルスクリーン”とあるのが、スクリーンセーバー本体です。
この”コマンドライン解析”はおまじないの様なものなので、このままコピーして使うのがいいでしょう。

最初の1行は
#packopt type 2
はスクリーンセーバー形式のファイルを作る指定です。

2行目の
#packopt name "sc"
この名前”sc”でファイルを作成する指定です。

この2行を指定しておくとCTRL+F9でスクリーンセーバー.scrが生成されます。



(2)コンフィグ画面に進む

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