初めての方…… 「はじめに」、「インストール」、「簡単な使い方」の項を必ず読んでください。
バージョンアップした方…… 「旧バージョン利用者向け注意」の項を必ず読んでください。
テキストファイルにURLが書かれているとき、それを開くには、通常、
(1)URLをコピー (2)IE起動 (3)URLをアドレスバーに貼り付け
という作業が必要なため、面倒です。
「URL Picker」は、クリップボードにURLをコピーするだけで以下のような作業が簡単にできるツールです。
ver 1.20からは、URL以外のテキストでも、下記の操作ができます。
readme.txtも必ずお読みください。
ホームページ
http://kanchi.cyber-ninja.jp/
「自動振り分け」は、コピーしたURLに応じて、起動するソフトを自動判別する機能です。
たとえば、2chのURLをコピーしたときに自動的に2chブラウザを開いたり、
mp3などの音楽ファイルのURLをコピーしたときに、メディアプレーヤー等で再生することができます。
なお、振り分け機能は、安全のため、 「URL Pickerダイアログ」上でEnterキーを押したときに発動します。
URL以外にも引数が必要なソフトを扱えるようになりました。
コピーしたURLを、テキストファイルにメモすることができます。
登録できる外部アプリが最大3つに増えました。 これに伴い、ダイアログのボタン配置が大幅に変更されているため、十分注意して下さい。
本版では、アイコンを右クリックするとポップアップメニューが出現します。
以前のバージョンでは、URLをコピーすると即座にダイアログが表示されましたが、 ver 1.20では、ダイアログを即座に表示するか否かをユーザーが設定できるようになっています。
この変更により、「URLコピー → アイコン右クリック → 各種動作選択」 といった、ダイアログを使用しない操作も可能です。 毎回ダイアログが表示されると鬱陶しい場合はこちらの機能をお使いください。 設定方法は後述です。
本バージョンでは、コピーした任意のテキストをGoogleで検索する機能があります。 この機能は、右クリックメニューのみ対応しており、ダイアログからは利用できません。
ファイルを解凍ソフトで解凍してください。
インストール時に解凍されたファイル・フォルダを全て削除してください。
スタートアップに登録した場合は、以下の手順でショートカットを削除してください。
※上記の確認メッセージは出現しない場合があります。
エクスプローラから「URLPicker.exe」をダブルクリックして起動します。
起動すると、画面右下のタスクトレイにアイコンが出現します。
この状態で、試しに下のURLを選択してコピーしてみましょう。
http://kanchi.cyber-ninja.jp/
下のような画面が出てきたら正常です。この画面を「URL Picker ダイアログ」と呼びます。
このダイアログの詳細は、ダイアログの使い方を読んでください。
画面右下のタスクトレイアイコンを右クリックすると、下のようなメニューが出てきます。 これの使い方は、右クリックメニューの使い方を読んでください。
Internet Explorerなどの普段使っているブラウザで開きます。
このボタンを押すと、あらかじめ登録しておいたソフトを開くことができます。(登録方法は後述) このボタンを「外部アプリボタン」と呼びます。
<a href="URL">URL</a>という形のタグが、クリップボードにコピーされます。
<a href="URL">ページタイトル</a>という形のタグが、クリップボードにコピーされます。
【注意】ページタイトルを取得するために、インターネットに接続してWebページを自動的に読み込みます。
なお、Shift-jis以外の文字コードが使われている場合や、titleタグに属性が付いている場合は
正常に取得できません。
クリップボードを空にします。(用途不明)
URLのドメイン名からIPアドレスを調べます(用途不明)
主に、コピーしたURLを携帯で開きたいときに使います。 画面にQRコードが表示されます。
また、リンクを作成するときにQRコードを添えたいときにも使えます。 表示されたQRコードは、「qr.bmp」というファイル名で、URL Picker本体と同じディレクトリに保存されます。
この機能を利用するには、Psytec社の シンボルイメージ生成プログラム(DOSコマンド版)(無料)が必要です。mkqrimg.exeを入手して、URL Picker本体と同じディレクトリに入れてください。
info: QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です
コピーしたURLをURLリストにメモすることができます。 このリストは、URL_List.txtという名前で自動的に保存されます。
なお、このボタンを押しても、ダイアログは閉じません。 続けて他の操作が可能です。
文字通り、なにもしません。
このウインドウでEnterキーを押すと、「自動振り分け設定」で設定した内容に従って、 呼び出すソフトを自動判別します。
このダイアログのURLは編集することができます。 ただし、編集してもクリップボードの内容自体は変化しません。 変化するのは、ブラウザや外部アプリに送る内容です。
URL Pickerダイアログを強制的に表示させます。
「コピー時に自動で開く」に設定すると、URLをコピーしたら即座にURL Pickerダイアログが表示されます。
「手動で開く」に設定した場合は、URL Pickerダイアログは自動的には出現しません。
詳細は、設定方法の「ダイアログと右クリックメニューについて」をご覧ください。
諸設定ウインドウを開きます。
ダイアログの同名ボタンと同じ働きをします。
コピーしてある文字列をGoogleで検索します。
「その他」では、ホームページやヘルプ(この文書)を呼び出すことができます。
何もせずに、右クリックメニューを閉じます
本ソフトを終了します。
Uアイコンがある項目は、 URLに対して有効です。 Tアイコンのある項目は、 任意のテキストに対して有効です。
ダイアログと右クリックでは、使用できる機能が若干異なります。 ただし、ダイアログと右クリックメニューは併用できるので、 片方を使うともう一方の機能が利用できなくなるわけではありません。
機能名 | ダイアログ | 右クリック |
ブラウザで開く | ○ | ○ |
外部アプリ | ○ | ○ |
HTMLタグ生成 | ○ | △ |
クリップボード消去 | ○ | - |
IPアドレスを調べる | ○ | - |
QRコード表示 | ○ | ○ |
Google検索 | - | ○ |
○…使用できます
△…タグ生成(SUPER)は使えません
-…使用できません
タスクトレイのアイコンを左クリックすると下のようなウインドウが出てきます。
通常、URL Pickerダイアログは、URLをコピーしたときのみ出現しますが、 このボタンを押すとダイアログを強制的に呼び出すことができます。
ボタンを押し間違えたときなど、やり直したいときはこのボタンを押せばよいでしょう。
Windows起動時にURL Pickerを自動起動したいときはこのボタンを押して、 「スタートアップ」に登録します
スタートアップをやめたいときはアンインストールの項を読んで削除してください。
本ソフトを終了し、常駐を解除します。なお、右上の×ボタンのほうが早いです。
このタブでは、「アプリケーション1」「アプリケーション2」 のボタンを押したときに起動するソフトを指定します(2つまで)。
URL Pickerダイアログの外部アプリボタンに表示される文字を指定します。
起動するソフトのファイル名を入力します。
一部のソフトウェアで、URL以外にも引数が必要な場合があります。
そのような場合には、「引数設定」ボタンをクリックし、引数を入力してください。
なお、引数設定で、URLを指定するときは、「%u」と入力してください。
例えば
xxxxxxx.exe -a http://hogehoge/
コマンドプロンプトで、上記のようなコマンドを用いるソフトでは、引数は、
-a %u
と設定します。
これは、特定の文字列を含むURLをコピーしたときに、 自動的にソフトを判別する機能です。
URLをコピーしたときに表示される URL PickerダイアログでEnterキーを押すとソフトが自動起動します。
「2ちゃんねる」内のURLをコピーしたときに、 「Jane Style」等の2ch専用ブラウザを起動する方法を例にとって説明します。
「URLに含まれる文字列」欄に「2ch.net」と入力します。
※「2ch」だけだと、一般サイトの2ch関連ページを誤検出する危険が高くなります。
また、2chは「ex15.2ch.net」などのバーチャルホストを使っているので、
「www.2ch.net」では、スレのURLが検出できません。
次に、「ソフトウェア」欄で2chブラウザを選択します。 あらかじめ外部アプリに登録する必要があります。 また、外部アプリを登録した後、本ソフトを再起動しないと、この欄の表示は更新されません。
自動振り分けを登録した外部アプリは、設定変更ができません。 変更する場合は一旦振り分け設定を削除してください。 面倒だからと言って、iniファイルをいじったりしないでください。
このタブは、どのような文字をURLと判定するかを設定します。
http://はできるだけチェックを入れておきましょう。
https://で始まるものはセキュリティ上推奨しません。
掲示板に書き込まれるURLは頭のhを取り除いて「ttp://〜」という形になっていることがあります。 [ttp://で始まるもの]にチェックを入れておくと、ttp://をhttp://に修正して開くことができます。
URLがhttp://で始まっていなくても、「〜.com」などの文字をコピーするとダイアログを表示します。
文字をクリップボードにコピーすると、URLか否かに関係なくダイアログを表示します。
アイコンを右クリックした時に「ブラウザで開く」などの項目が表示されますが、 このタブで項目ごとに表示/非表示の設定ができます。
ここにチェックを入れておくと、URLをコピーするだけで自動的にダイアログが開きます。
(標準)
毎回ダイアログが表示されるのはちょっと… という方はチェックをはずしてください。
チェックをはずした場合でも、[URLコピー]→[アイコン右クリック] という2STEPの操作で、 ブラウザなどで開くことができます。
「諸設定を表示」に設定すると、アイコンを左クリックしたときに諸設定ウインドウが開きます。(標準)
「ダイアログを表示」に設定すると、アイコンを左クリックするだけでURLPickerダイアログを 呼び出すことができます。
各設定を最初の状態に戻すには、URL Pickerが起動していない状態で、「urlpicker.ini」を削除します。
URL PickerはURLを送るソフトを2つまで登録できます。
外部アプリボタンを押すと、URLを引数(起動オプション)として登録されたソフトを起動します。
ver1.21以降では、ユーザーが引数を指定することができます。
2ちゃんねるブラウザを外部アプリに登録しておくと、 IEなどでたまたま2chのスレを開いたときに、2ちゃんねるブラウザに切り替えができて便利です。
Jane、Jane派生、ホットゾヌ2、ギコナビ、かちゅ〜しゃ
その他、ほとんどの2chブラウザが対応しているようです。
普段、FirefoxなどのIE以外のブラウザを使っている方には、 IE専用のページに出くわした時に備えてIEを登録するのがおすすめです。
外部アプリに登録すると便利なソフトとして、 ダウンロード支援ソフト、更新チェッカー、メディアプレーヤーなどがあります。
「何もしない」をクリックすると消えます。
自動振り分けが設定されているアプリの設定変更はできません。 自動振り分けを削除してください。
最初のうちは標準設定+外部アプリ1〜2個で。 諸設定の「タスクトレイ」タブのチェックを全部入れておきましょう。 「自動振り分け」「一般設定」「URL認識」などは、 基本操作に慣れた人が更なる省力化を目指すためのものです。
ワイルドカード(*、?)には対応していません。
スタートアップに登録すると稀にダイアログが自動表示されなくなるバグがあります。 URL Pickerを一旦終了してください。
大型掲示板「2ちゃんねる」の閲覧を便利にしてくれるソフトです。
掲示板をご利用ください。
常駐時に、2.5〜5MB程度使用します。128MB以上搭載されているPCであれば、快適に動作します。
QRコード表示の項を読んで設定してください。
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