キーワードと振り分け先の対応表をある程度蓄積すれば,やがて自動振り分けが効果的になってきます。移動先のドライブが有効になっているか(特にリムーバブルディスクの場合),あるいは正しく選択されているかどうかをご確認の上,[自動振り分け(A)]ボタンをクリックして下さい。自動振り分けが実行され,ログが右下に表示されます。移動先が不適切なファイルがあれば,それをクリックして,[元に戻す(B)]ボタンを押して下さい。そのファイルだけ元の場所に戻されます。
- ファイル名に複数のキーワードを含むファイルの場合
例えば,
中国 → ../世界/中国
石器 → ../科学/先史人類学
と登録されている場合に
「中国で80万年前の石器発見.png」
の自動振り分けを実行すると,移動先の候補一覧が表示されますので,いずれかを選択してください。
- キーワードが同じで移動先が異なる複数のキーワード登録がなされている場合
例えば,「化石」というキーワードの該当ファイルの移動先に../科学/先史人類学,../科学/古生物,../科学/進化論の3つが登録されている場合に,
「哺乳類に近い恐竜がいた 心臓の化石を米でCT分析.txt」
の自動振り分けを実行すると,移動先の候補一覧が表示されますので,いずれかを選択してください。
- キーワードの末尾に半角の?が付いている場合
例えば,../経済/税制の下にさらに下位ディレクトリ"/所得税","/消費税","/法人税","/相続税"があって,「課税?」というキーワードを登録すると,「課税」の該当ファイルを自動振り分けする際に,「ディレクトリの選択」ダイアログボックスが../経済/税制を開いた状態で現われます。移動先の下位ディレクトリを開き,[OK]ボタンをクリックしてください。
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