ステップ1:スキャナによる画像の取り込み
本ソフトウェアから呼び出せるスキャニングソフトはxsane, xscanimage, Image Scan! for Linux
(Epsonスキャナドライバ, 以下iscan)です。取り込みに先立ち,xsaneもしくは xscanimage(TurboLinuxやRedHatLinuxでは通常,インストール済)もしくはiscanのインストール*1および設定を行ってください。
どちらのドライバを使用するかは[オプション]→[スキャナドライバ]で選択できます。デフォルトではxsaneです。
メニューの[ファイル(F)]→[スキャナから取り込み(A)]を選択します。するとスキャナドライバが起動しますので,取り込み操作をしてください。このとき,ファイル名をデフォルト(xscane, xscanimage: "out.pnm", iscan:
"default.pnm")のままにするとドライバ終了後、自動的に画像ファイルが読み込まれます。なお,曲線の走査(自動数値化)を行う場合は,線画(binary)ではなく,白黒(gray)もしくはカラーで取得してく だ さ い 。解像度は線画 モードで150〜250dpi,カラー写真で72〜150dpiくらいが適当でしょう。このとき,グラフの軸が傾いていても全く気にする必要はありません。
なお,原因は不明ですが,スキャナドライバ上でマウスが使用できなくなる場合があります。
その場合は,お手数ですがキーボードを利用して取り込み操作を行ってください(読み取り範囲の選択はできませんが)。
[Tab]キーで項目移動,[Space]キーでコンボボックスの項目選択ができます。
[ LinuxにおけるEPSON製USBスキャナの利用 ]
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*1 主要ディストリビューションではたいていインストール済み