簡易画像解析
画像解析モードでは,以下のデータを測定できます。いずれも結果は右側のテキストボックスに書きこまれます。
- クリックした位置のRGB値*
- RGB値のサンプリング
- 条件合致ピクセル数の取得
ちなみに作者は,これらの機能を葉面積や根表面積(投影面積)の測定に用いています。
*コンピュータでは色の3原色それぞれに0〜255の256段階(2桁の16進数)を与え,256の3乗=16777216色を実現しています。
RGB値のサンプリング
画像上の任意点のRGB値を指定数取得します。
条件合致ピクセル数の取得の際の,条件を決める参考になります。
サンプリングの位置は乱数により決定されます。サンプリング数を聞いてきますので答えてください。
条件合致ピクセル数の取得
赤青緑の各色の範囲や,必要であれば青/赤および緑/赤の比率の範囲の条件に合致する画素数および比率を測定します。
Brightness: これをチェックするとRGB値ではなく明暗(0が黒,1が白)で判定します。明るさの限界値は右側のトラックバーで指定してください。
Change color to: これをチェックすると条件に合致した画素の色を特定の色に変換することができますので,条件が適切かどうかが判断できますし、色の加工にも使えます。ファイル→保存で表示されるファイル保存ダイアログボックスのファイルの種類でImage Filesを選択すると、変換後の画像を保存できます。