パスワード管理ソフト ぽちぺた v1.0.5
メニュー一覧
★ソフトウェア概要
★インストール/アンインストール/アップグレードの手順
★基本操作方法
★機能説明(メインメニュー)
★機能説明(ボタン)
★その他の操作方法
★注意点
★開発環境
★動作環境
★スペシャルサンクス
★現在分かっているエラー、改良点
★アプリケーションの名称、著作者、連絡先

★ソフトウェア概要
ダウンロードありがとうございます。 パソコンを使う期間が長いほど増えてくるパスワードの管理に困っていませんか。 このソフトウェアは、パスワード生成機能を搭載した、「パスワード管理ソフト」 です。特徴として、シンプルな形状デザイン(ボタンで設定変更可能、タスクトレイへの常駐)、分かりやすい操作(日本語表示、自動保存)、かつユーザーにより使用用途を拡張できる(@メニュー機能)ことをウリにしています。

また、このソフトウェアはパスワード管理をすることを目的に作成されてい る為、登録した項目名、登録文字列は、暗号化されて保存されます。起動する場合 もパスワードを入力しなければ開けないようになっておりますが、パスワードの管理 には十分ご注意ください。

★インストール/アンインストール/アップグレードの手順
本体ファイル(potipeta.exe)を直接実行することで使用することが出来ます。本体の他に「設定ファイル」、「タイトルファイル」、「キーコードファイル」、「バックアップファイル」がそれぞれ作成されます。また、「setup.exe」を実行すると、スタートアップへの登録や、ショートカットの作成が簡単に出来ます。
起動時のパスワードとして初期値に「password」を設定してあります。また、初回起動時には、一度ポチペタを再起動させてください。この作業が無い場合、一部動作時にエラーを表示することがあります。

セットアップを実行した場合のアンインストールについては、「アプリケーションの追加と削除」からアンインストールを実行してください。本体、項目ファイル、設定ファイルを全て削除して完了しますので、不要なゴミを残すことがありませんが、項目ファイルも、設定ファイルも すべて削除されますので、実行には十分注意をしてください。 項目ファイル、設定ファイルを残しておきたい場合は、別の場所にファイルをコピーしておくことをお勧めします。

※設定ファイル「defpts.ini」が「potipeta.exe」と同じフォルダに存在していない場合、 ぽちぺた内の全ての設定情報がクリアされます。ご注意ください。

アップグレードする際は、インストールと同じように「setup.exe」を実行してください。本体(ぽちぺた.exe)、取り扱い説明書(取扱説明.html)、セットアップファイル(setup.exe)、セットアップ設定ファイル(setup.ini)のみを上書きで書き換えますので、項目ファイル、設定ファイルはそのまま継続して使用することができます。

★基本操作方法
「編集」の「項目の追加」から「項目の追加」から「登録ウインドウ」が表示され ます。「タイトル」「キーコード」を入力後、登録ボタンを押してください。項目 リストへ登録されます。パスワードを作成する場合は、メニューの中の「自動生成」 ボタンをクリックすることで、1〜20桁のパスワードを自動生成できます。

ホームページにパスワードを入力するとき、メールアドレスを書くとき、または、 特定の文字列を何度も入力する必要がある場合に、便利に使えると思います。入力 したい場所に入力カーソルを持っていた後、入力したい「タイトル」をダブルクリック することで、「キーコード」が入力されます。入力後もフォーカスが戻るように設計 されていますので、連続入力も可能になっています。登録出来るタイトルは30行までですが、グループを3つまで作成できますので、用途によって使い分けることが出来ます。

★機能説明(メインメニュー)
「ファイル」−「表示のグループの読み込み」
現在表示中のグループに「表示のグループのファイルの書き出し」で書き出しておい たファイルを読み込むことが出来ます。
注意:「タイトルファイル」と「キーコードファイル」は2つで一つのリストを形成 している為、2つのファイルの行数に違いがあると、正常動作しない可能性があります

「ファイル」−「表示のグループの書き出し」
現在表示中のグループに登録されている「キーコード」を、ぽちぺた本体のあるフォ ルダへテキストファイルで書き出します。通常のテキストファイルですので、メモ帳 等で開いて編集することが出来ます。大幅な変更、登録データを保管しておく、印刷 等が必要な場合に、ご使用ください。セキュリティ確保の為に、ご使用後は削除する ことをおすすめいたします。タイトルファイル「(指定ファイル名).ini」、キーコードファイル「(指定ファイル名)_k.ini」。

「ファイル」−「保存して終了」
ぽちぺたプログラム本体を終了して、自動的に設定保存します。 タスクトレイのアイコンを右クリックしても、同様の処理が行われます。 注意:保存しないで終了することは出来ませんが、前回終了時のバックアップファイル が自動的に作成されています。グループ1のみ。 タイトルファイル「defpti.bak」、キーコードファイル「defptd.bak」。

「編集」−「項目の削除」
選択されている項目を削除します。元には戻すことは出来ませんので、気を付けて 操作してください。

「編集」−「項目の編集」
選択している項目の「編集ウインドウ」が開きますので、編集後登録ボタンをクリック することで、「タイトル」、「キーコード」の変更が出来ます。

「編集」−「区切り線を挿入」
選択している項目の位置へ、「区切り線」の状態で挿入することが出来ます。カーソル位置より下にある項目は、下へ一段づつ移動します。

「設定」−「詳細設定」
細かい設定を変更できます。

「設定」−「パスワードの変更」
起動時のパスワードを変更できます。

「詳細設定」−「シングルクリックモード」
通常、タイトルをダブルクリックすることで貼り付けが出来ますが、この設定をONにすると、シングルクリックで動作させることが出来ます。グループごとに動作を制御することも出来ます。「@EXE」は、ダブルクリックの設定で使用することをおすすめします。

「詳細設定」−「パスワードの入力」
起動毎にパスワード入力を求めるかどうかの設定ができます。

「詳細設定」−「ウインドウ透過率の設定」
ウインドウ透過設定時の透過率をコントロールできます。

「詳細設定」−「ショートカットキーの設定」
タスクトレイからの復帰のON,OFFを切り替えることが出来ます。また、[SHIFT]+[F1]〜[F4]を押した場合に貼り付ける内容を設定することが出来ます。

★機能説明(ボタン)

「表示グループ変更"<"">"」
ページをめくるように簡単にグループを変更できます。

「キーコード"隠蔽"」(標準はON)
タイトルをクリックしても、キーコードが見えないようになっています。 不意に画面を覗かれてもキーコードが見えることがありません。

「ぽちぺた"透過"」(標準はOFF)
ぽちぺたを起動していても、背景が見えるように、ウインドウが透過処理されます。

「入力後"改行"」(標準はOFF)
文字列を入力後、エンター(確定、改行)をするかどうかの設定が出来ます。 パスワードを入力後確定、改行したい場合などにどうぞ。

「ぽちぺた"最小"化」
タスクトレイにアイコンのみを表示させます。最小化と同様の効果が得られます。 タスクトレイのアイコンを左クリックすると通常サイズのウインドウに戻ります。 タスクトレイのアイコンを右クリックすると設定を保存後プログラムを終了します。 また、[SHIFT]+[ENTER]でも通常サイズのウインドウに戻すことが出来ます。

★その他の操作方法
1)項目、設定をすべて消去したい場合
インストールしたフォルダ(\ProgramFiles\potipeta)にある「defpti*.ini」「defptd*.ini」「defpts.ini」の3つのファイルを削除してください。また、設定ファイル「defpts.ini」を削除することでも初期状態に戻すことができます。パスワードの初期値は「password」です。

2)その時々に対応した文字列を貼り付ける
「@メニュー」機能で対応できます。項目名を、「@日付」または「@時間」とすることで、その状況に対応した文字列を貼り付けることができます。書式はタイトル「@○○○,○○○○○」アットマークの後に規定の文字(3文字)、カンマ、任意の文字(文字列、または数値)。キーコードは「@メニュー」の機能に応じた文字列、または数値が入ります。

「@NUM」は、「@NUM,(増加値)」「(初期値)」を入力できます。クリック1回で1回増加します(貼り付けに失敗しても)ので、途中の数値が飛ぶ場合があります。使用時は気をつけて下さい。

「@URL」は、キーコードに任意のURLアドレスを指定しておくことによって、規定のブラウザでウェブサイトを開くことが出来ます。ちなみに、シングルクリックの設定ではかなり扱いにくくなりますので、ダブルクリックの設定に変更することをおすすめします

「@EXE」は、キーコードにファイルのフルパスを入力しておくことで、MS−DOSコマンドを直接実行できます。使いようによっては色々なことが出来ますが、多少クセがありますので、中級者以上の方におすすめします。この機能も、ダブルクリック推奨。

参考
タイトル : @日付
結果 : 2005年01月01日
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
タイトル : @時間
結果 : 15時30分
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
タイトル : @日付,-
結果 : 2005-01-01
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
タイトル : @時間,:
結果 : 15:30
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
タイトル : @日付,-H
結果 : 平成17年1月1日
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
タイトル : @NUM,10
キーコード : 100
結果1 : 100
結果2 : 110
結果3 : 120
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
タイトル : @URL,Vector
キーコード : http://www.vector.co.jp
結果 : 規定のブラウザでウェブサイト「vector.co.jp」を開く
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
タイトル : @EXE,メモ帳
キーコード : C:\WINDOWS\NOTEPAD.EXE
結果 : 「メモ帳」が起動
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
タイトル : @EXE,メモ帳
キーコード : C:\WINDOWS\NOTEPAD.EXE C:\Program Files\flashware\テスト.txt
結果 : 「テスト.txt」が「メモ帳」で起動する

3)ウインドウを簡単に小さくする(コンパクトモード)
キーコード表示部分をクリックすることで、ウインドウを小さめに表示できます。

★注意点
フリーソフトウェアとして公開いたしますが、著作権は放棄しておりません。再配布する場合は、出来ましたら作成者までメールにてご一報いただければありがたく思います。「ぽちぺた」に関する、エラー報告、改良点の要望などありましたら、どんどんお寄せください。私のカバー出来る範囲であれば、出来る限りご要望にお応えできるように対処していくつもりです。また、登録してある項目、キーコードの類は想定外の動作によりデータが紛失する危険性もあります。また、クリップボード経由でデータを貼り付ける仕様の為、クリップボードの履歴を残す性質のアプリケーションを起動していると、データが残る危険性があります。これらのことをご理解のうえご使用ください。作者はデータを紛失した場合、また「ぽちぺた」を使用したことにより損害を被った場合も補償は出来かねますので、ご理解の上ご利用ください。

★開発環境
開発言語「Borland Delphi6.0 Personal」
開発OS(1.0.5.2140以前)「Microsoft Windows2000」 開発OS(1.0.5.9180以降)「Microsoft WindowsXP professional」

★動作環境
windows2000,windowsXP
(windows98系ではOSの仕様によりウインドウを透過出来ません)

★スペシャルサンクス
aqure様
たくさんのDelphi系サイトの運営・サポートをされている方々

★現在分かっているエラー、改良点

バージョンの表記方法について
「ぽちぺた」のバージョン情報は、ファイルのプロパティを確認することで正確なバージョンを確認できます。
バージョンの表記は「ver.1.0.4.110」の場合メジャーバージョン(1ケタ)「ver.1」マイナーバージョン(2ケタ)「04」ビルドナンバー(3〜5ケタ)「110」となります。

ver 1.0.5.9180
・タイトルバーをダブルクリックすると、最小化するように修正。

・タスクトレイのアイコンを左クリックすると、アクティブ化。

ver 1.0.5.2140
・初回起動時に詳細設定を開くとエラーが出ていた不具合を修正。

ver 1.0.5.2111
・windowsXPで子ウィンドウを開いた時に、スクロールバーが表示される不具合を修正。。
・取扱説明書の内容の表記不足の部分を一部書き足し。

ver 1.0.5.2030
・詳細設定を変更後、不正な終了した場合に、設定が保存されないバグを修正。

ver 1.0.3.3220 → ver.1.0.5.1040
・パスワード認証されなくても、ショートカット貼り付けは出来る状態にあったバグを修正。
・設定ファイルのショートカット修正処理。「''は整数ではありません」に対応。
・ショートカット貼り付けのキーを[CTRL]+[1]〜[4]に変更。
・詳細設定にショートカットキーの設定を搭載。
・[SHIFT]+[ENTER]のショートカットーでタスクトレイから通常モードに復元。
・[SHIFT]+[F1]〜[F4]のキー入力で貼り付け可能に改良。
・「コンパクトモードで終了した場合にデフォルトのサイズに自動的に戻る」の動作確認をしてみたところ不便だったので、若干改良。コンパクトモードに入る以前のサイズに戻る。
・登録文字列を貼り付けた後、クリップボードから削除するように仕様変更。
・コンパクトモードで終了した場合にデフォルトのサイズに自動的に戻る。
・「詳細設定」-「常に画面上に表示する」が正常に動作しないバグを修正。
・パスワード認証時の入力画面をマスクエディットに変更。
・UI若干変更。メニューの表示文字数を調整。
・グループ読み込み、書き出し時にリストファイルが削除されてしまう可能性がある不具合を修正。
・改行ボタンがONにならない不具合を修正。
・@EXE,@URL時に張り付く場合がある不具合を修正
・ダブルクリック設定時に@メニューが実行されない不具合を修正。
・最小化をフォーム上にボタンとして配置移動。
・項目の挿入(区切り線)を追加。
・上位ボタンを詳細設定メニューへ移動。
・上位ボタン廃止に伴い、ボタン配置の変更。
・ぽちぺたを終了しないでOSを終了すると保存されない不具合を修正。
・コンテキストメニュー表示時にクリックされないように仕様変更
・ウインドウサイズ簡易切り替えを追加
・グループ切り替えのバグを修正
・@EXEでファイルオープンダイアログを追加すると登録タイトルが消えてしまうバグを修正

ver 1.0.1.215 → ver.1.0.3.3181
・メニューのグループ変更を削除
・内部処理を若干最適化
・データのエクスポート時の保存ファイル名を設定できるように仕様変更
・「@メニュー」に「@URL」を追加
・「@メニュー」の「@EXE」を若干修正
・グループ変更ボタンを作成
・項目削除時に確認ダイアログを表示
・区切り線(セパレータ)を追加
・細かい不具合を修正
・タスクトレイから復旧後、キーコードが正しく貼り付けられない不具合を修正
・バージョン情報にサポート掲示板リンクを追加
・バージョン情報にぽちぺたフォルダを開くボタンを追加
・設定ファイルを削除することでパスワードがデフォルト値に戻ってしまう仕様を利用したパスワード回避に対処
・設定ファイル「defpts.ini」を削除することで、全ての登録情報がクリアされるように仕様変更
・「@時間」「@日付」の内容が更新されない場合がある不具合を修正
・「シングルクリックモード」をグループ毎に設定できるように修正
・「設定」-「設定」を「設定」-「詳細設定」に変更
・インストールフォルダを「\ProgramFiles\flashware」から「\ProgramFiles\potipeta」へ変更
・スタートメニューの登録を「\flashware」から「\ぽちぺた」へ変更
・ファイル名を「ぽちぺた.exe」から「potipeta.exe」へ変更
・「@メニュー」に、「@EXE」を追加
・最小化時にタスクバーに表示される場合があるバグを修正
・グループを切り替えた時に別のグループの内容が上書きされてしまうことがあるバグを修正
・項目追加時に自動保存されるように修正
・タイトルが保存されない場合がある不具合を修正
・グループを変更したときにタイトル内容が書き換えられてしまう不具合を修正
・二重起動禁止処理に関するバグを修正
・二重起動出来ないように変更
・二重起動判定後、最小化しない場合がある

★アプリケーションの名称、著作者、連絡先
ソフトウェア名 「ぽちぺた v1.0.5」
著作者 「flash」
電子メール連絡先 「tomoka@po.synapse.ne.jp
ダウンロード(vector) 「http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se357062.html
サポート掲示板 「http://www2.ezbbs.net/11/flash/