書式<time>で使用できるパターンについて

timeのパターンは.NET Framework の DateTimeFormatInfoで定義されているパターンと同じです。

パターンには2種類あり、1文字指定するだけで日付・時刻が表示できるもの(標準パターン)と、自分で組み合わせて表示させるもの(カスタムパターン)があります。

標準パターンでは、2文字以上の文字を使用することはできません。

<time_FD> -> <time_F><time_D>
上のように、2文字以上使うときは2つに分ける必要があります。

カスタムパターンでは逆に2文字以上の文字を使う必要があります。

<time_d> -> <time_%d>
例えば日付を使いたい時、d とそのまま書いてしまうと標準パターンの d と解釈されてしまい、年月日が使われることとなります。
これを回避するには、頭に % をつけてください。
2文字以上含まれているときには、つける必要はありません。

標準パターンでは使えませんがカスタムパターンでは定義されていない文字も含めることができます。

day=<time_%d> -> <time_\da\y=%d>
day をそのままパターンに入れてしまうと d と y がカスタムパターンとして解釈されてしまいます。
それを避けるために、頭に \ をつけてやります。また、適用されるのは直後の文字だけとなります。


標準パターン
パターン
F 2006年10月8日 14-39-59
f 2006年10月8日 14-39
D 2006年10月8日
d 2006-10-08
G 2006-10-08 14-39-59
g 2006-10-08 14-39
M,m 10月8日
R,r Sun, 08 Oct 2006 14-46-55 GMT
T 14-39-59
t 14-39
Y,y 2006年10月
何も入力しない 2006-10-08 14-39-59

カスタムパターンは文字を続けて入力することで意味を変えることができます。

パターン 1個 2個 3個 4個 5個 6個 7個
d 日(ゼロ無し) 日(ゼロ付) 曜日(省略) 曜日(完全)
M 月(ゼロ無し) 月(ゼロ付) 月(ゼロ無し)(漢字単位あり)
y 年(2桁)(ゼロ無し) 月(2桁)(ゼロ付き) 年(4桁)
g 西暦
h 時(12h)(ゼロ無し) 時(12h)(ゼロ付き)
H 時(24h)(ゼロ無し) 時(24h)(ゼロ付き)
m 分(ゼロ無し) 分(ゼロ付き)
s 秒(ゼロ無し) 秒(ゼロ付き)
f ミリ秒(精度1桁) ミリ秒(精度2桁) ミリ秒(精度3桁) ミリ秒(精度4桁) ミリ秒(精度5桁) ミリ秒(精度6桁) ミリ秒(精度7桁)
t 午後・午前

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