モーションの作り方


 モーションの作り方を具体例により説明します。


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基本

 基本ポーズの作り方です。ボクサーの一番基本的な構えで、これによりスタイルなども決まってきます。


基本1
 まず最初に「関節」ページで大まかなポーズを作ります。オーソドックススタイルなら左足を前にして、やや斜に構え両手を目線の位置に上げて、左手をやや前に出します。 

基本2
 次に「動き」ページに移動して、右爪先と左爪先の"地面固定"、"固定"ボタンの順に押して、足を地面につけます。この際うまく地面に着かないようであれば、「関節」ページに戻ってなるべく足が地面に着いた状態にして、同様の操作を行ってください。 

基本3
 更に真上からの図で爪先をドラッグして移動させ、立位置を秒調整してください。あまり急激に動かすとおかしくなるので、ゆっくりとやってください。

基本4
 正面図を用いて拳の位置も修正します。

基本5
 微調整などを行って全体を整えた後で、最後に「関節」ページに戻り、XとYを0(原点)に合わせれば基本ポーズの完成です。
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リズム

 リズムモーションの作り方です。リズムモーションはボクサーが常に起こっている動きで、これにより攻撃のタイミングを計ったりします。


リズム1
 リズムモーションを作るには、メニュー[モーション]->モーション追加で新たにモーションを追加してから、まず先ほど作った基本ポーズを2つのフレームにコピー&ペーストします。

リズム2
 次に最初の方のフレームで頭をドラッグして移動させます。この際、両爪先は"固定"、その他の部位は"自由"にしておくと良いでしょう。  

リズム3
 更に次のフレームで頭をドラッグして逆方向へ移動させます。基本的にはこれでOKです。リズムの取り方は頭振るほかにもいろいろありますが、そのような場合でもだいたい同じような要領で作成できると思います。  
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移動

 移動モーションの作り方です。このモーションによりボクサーのスピードなど決まります。


移動1
 まず基本ポーズから3つのフレームにそれぞれコピー&ペーストして2番目のフレームを選択します。

移動2
 次に移動したい方向に爪先をドラッグして動かします。図の場合は前進のモーションとなります。この際、両爪先は"固定"、その他の部位は"自由"にしておくと良いでしょう。  

移動3
 今度は3番目のフレームを選択して、「関節」ページに移動し、基準位置を調整してボクサー全体を動かします。下の図のように動かした爪先の位置が一致するように調整してください。

移動4
 
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攻撃

 攻撃モーションの作り方です。このモーションにより攻撃力が決まります。


攻撃1
 まず基本ポーズから2つのフレームにそれぞれコピー&ペーストして2番目のフレームを選択します。

攻撃2
 攻撃の初動部分を作ります。今まで同じように「関節」ページで大まかに変化させ、「動き」ページで微調整を行います。

攻撃3
 "フレーム挿入"ボタンを押して、3番目のフレームを選択し、次の部分を作ります。

攻撃4
 基本的に今まで同じですが、ポリボクでは拳の部分が実際に相手に当たらないと、ダメージが発生しません。「接触」ページなどで実際に狙った部分に当たっているかを確認しながらモーションを作ってください。また、ナックルパートの向きと重心の移動方向、重心回りのトルクが一致しているほど攻撃力が大きくなります。

攻撃5
 次に引き手部分を作ります。引き手が攻撃を行った軌道と同じだとなんとなく変な感じがするので、"コマ送り"ボタンを押して、軌道を変えたいコマになったら、"フレーム挿入"ボタンを押して、編集可能なフレームにします。

攻撃6
 "コマ送り"を解除して、挿入したフレームを選択し、引き手の部分は若干体が泳いだような感じを与えればいいと思います。

攻撃7
 最後にもう一度"コマ送り"ボタンを押して、連結設定で省略可能な部分をきめます。

攻撃8
 全体のコマ数を調整し、あまりスィングが速すぎたり、遅すぎだりしないようにします。
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防御

 防御モーションの作り方です。

 防御モーションも今までの要領と同じようにして作ることが可能です。注意する点としては、ガードなど相手の攻撃をブロックする防御では、相手の攻撃の軌道上にブロックする部分がないと、防御にならない点です。しかし、すべての部分を同時にブロックすることは事実上不可能なので、正面を固めれば、どうしても横や下の部分が開いてしまうでしょう。ポリボクでは立体的な攻撃のおもしろさを表現してみたくてこのような仕様になっています。また、より多くのブロック可能な部分を通過するとどんどん攻撃力が吸収されるので、クロスアームブロックなども有効です。
 スェーやダッキングなどでは、うまくかわさないと逆に防御動作を行ったために相手の攻撃が当たってしまうことも起きます。連結設定などを行えるようにして、防御から攻撃への切り替えが速くできるようにすることも可能です。
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その他

 その他モーションの作り方と備考です。

 その他のモーションについてはサンプルモーションをそのまま使ってもいいですし、あるいはそれらを若干修正するのが簡単でしょう。
 まとめるとモーションの作り方は「関節」ページで大まかに作って、「動き」ページで微調整というのが基本です。最初はサンプルデータを変更して試してみるのがいいと思います。  
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