更新日時 2006年07月20日

MPLAB v7.40の日本語化編



 久しぶりにMPLABをダウンロードしてみたところ、雰囲気が大分変わっているようですな。で、何となく日本語化してみました。ただ、完全に日本語化は不可能で、一部どうしても文字化けしてしまう部分は英文のままです。エラーメッセージやメニューなど、完全に日本語化しきれていないし、てか、MPLAB7.40をほとんどさわっていない状態で日本語化したので、日本語の表記が適切でなかったり、ずれている部分も多々あるようで・・・。とりあえず掲載します。


ダウンロード
7.40_jpv0.05a.ZIP
↑0.05に対しドキュメントの訂正を行いました
使用前に(注意)
   日本語化パッチの使用による動作や誤訳による問題など、一切責任を持ちません。個人の責任においてパッチを使用してください。また、日本化に関して、MICROCHIP社は一切関係していません。パッチに関する質問は当方宛にお願いします。

 パッチの適用にあたりフォルダ丸ごとのバックアップが必須です。でないとパッチの適用前に戻すのが面倒になります。

 現在の所、単純に訳しているだけで言葉が現状にあっていない場面が多々あります。今後はそう言った部分を徐々に改善していくつもりです。

使用方法
 ZIPファイルを解凍するといくつかの実行ファイルとファイルが展開されます。MPLABは非常に規模が大きく、複数のフォルダに分散されてファイルが展開されます。また、インストール時のフォルダ指定により対象フォルダが異なってしまうので、フォルダ毎にパッチを作成しています。これらを下記手順に従って適用する事により日本語化が可能となります。
  1. ZIPファイルを解凍します。展開されるファイルは
    • xxxY.YY.exe    ・・・パッチ実行ファイル
    • xxxY.YY.exe    ・・・パッチファイル
    • readme.txt     ・・・説明ファイル
    • MPLAB_edit.reg   ・・・エディタ日本語レジストリ設定
    (ただし、xxxはフォルダ名、Y.YYはバージョン
  2. バックアップのためにパッチ適用フォルダの丸ごとコピーを用意します
    (パッチ適用プログラムは各ファイルのバックアップファイルを作成しますが、パッチ適用ファイル数が多いため面倒なので、フォルダ丸ごとバックアップを強くおすすめします)
  3. 解凍して出てきた実行ファイル(4つ)を実行します。
    実行時に対象となるフォルダは
    • CoreY.YY.exe
      デフォルトで『C:\Program Files\Microchip\MPLAB IDE\Core』
      環境によっては『<MPLAB インストールフォルダ>\Core』
    • dllsY.YY.exe
      デフォルトで『C:\Program Files\MPLAB IDE\dlls』
      環境によっては『<windows インストールフォルダ>:\Program Files\MPLAB IDE\dlls』
      (060722:このファイルは必要ありません。)
    • HTsoftY.YY.exe
      デフォルトで『C:\HTSOFT\MPLAB_toolsuites』
      環境によっては『<PICCLITE インストールフォルダ>\MPLAB_toolsuites』
      (PICCLITEをインストールしている場合、このパッチを適用してください)
    • SimY.YY.exe
      デフォルトで『C:\Program Files\Microchip\MPLAB IDE\Simulator』
      環境によっては『<MPLAB インストールフォルダ>\Simulator』
    です。
  4. 『MPLAB_edit.reg』を適用、もしくはMPLABを起動してPICのプログラムソースを表示するウィンドウを右クリックし『プロパティ』−『TEXT』のコードページを『932』に設定し、日本語フォントを選択します


アンインストール
 アンインストール方法はいくつかあります
  • フォルダバックアップを行っている場合
     フォルダ丸ごと上書き
  • フォルダバックアップを行っていない場合
     パッチ作成時に出来るバックアップファイルをすべて元のファイル名にリネーム
  • 上記手順がめんどくさい場合
     MPLABをアンインストールし再インストールする
これらの手順のいずれかで元に戻せます。

謝辞
Microchip社にはフリーの開発環境『MPLAB』を提供して頂いており、個人でも手軽にプログラムの開発が出来ます。
日本語化はX-WORKS.orgを参考にしました
日本語化ツールにはResource Hackerを使っています
パッチ作成は有限会社ラメイジュ様のudm差分ファイル作成ツール - Free Editionを用いて作成してます。

感謝します。

問題点など
 何かありましたら書いて頂けるとうれしいです。


更新履歴
06/07/22 0.05a
・dllsフォルダは必要ない事が判明。これに伴いいくつかのドキュメントの訂正
・dllsパッチを削除
06/06/16 0.05
・いくつか手直し
・公開

06/06/16 0.04
・日本語化できない部分の文字化けを大体修正


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