1.  はじめに   1

2.  ボード用Excelファイルとは   1

2.1.ボード用Excelファイルとは   1

2.2.ボード用Excelファイルの構成について  1

2.3.レイアウト、設定   1

2.3.1.Mainシート   1

2.3.2.Configシート   2

 

 

 

1.            はじめに

 

 このマニュアルでは、ボード用Excelファイルの作成方法について記載します。

 

 

2.            ボード用Excelファイルとは

 

2.1.         ボード用Excelファイルとは

 

EasyStockでは、株価ボードのレイアウトに、ユーザの作成したExcelファイルを活用します。

このファイルのことをボード用Excelファイルと呼びます。

 

 

2.2.         ボード用Excelファイルの構成について

 

ボード用Excelファイルの構成です。

 

 

ファイル名

自由に決めて構いませんが、EasyStockでは、(名前)_ES.xlsというファイル名をボード用Excelファイルとして一番最初に認識します。ですので、ファイル名は 「(自由な名前)_ES.xls」としてください。

 

シート構成

1番目のシートには、「Main」。2番目のシートには「Config」という名前を付けます。特に理由がない場合は、同梱の、「sample_ES.xls」をそのままコピーしてお使いください。

 

 

2.3.         レイアウト、設定

 

 

2.3.1.Mainシート

 

こちらが、株価ボードの本体となります。

幾つかの点を除いて、自由にレイアウトしてください。

 

u             まずは一つの銘柄のエリアを作成する

一つの銘柄が使用する枠をレイアウトします。この中のセルには楽天RSSからで取得した数値などが出力されますが、RSSの数式を記述する必要はありません。設定するのは

フォント

書式

位置

などの見栄えにかかわる部分のみです。どのセルにどの値が表示されるかはConfigシートにて設定します。

 

u             次に監視したい銘柄の数だけ、上のレイアウトをコピーアンドペースト

上で作成した一つの銘柄用にレイアウトされたセルの範囲を、監視したい分だけ、縦×横に規則正しくコピーアンドペーストしてください。なお、Excelでは、行や列の見出しを選択すると、行、列ごとコピーすることが可能です。

 

※ 現在値などの銘柄情報は、全ての銘柄のレイアウト枠で相対的に同じ位置に表示されます。

(現在値 を、一つの銘柄が使用するエリアの一番左上のセルから 右に2セル、下に1セルの位置に表示させる場合は、全ての銘柄同じく、 左上から右に2セル、下に1セルの場所に出力されます。)

なお、フォントなどは全銘柄で同じにする必要はありません。位置だけが重要になります。

さらに、RSSからの銘柄情報を表示するセル以外はご自由にお使いください。

 

2.3.2.Configシート

 

各銘柄セル範囲の場所、任意の銘柄セル範囲のどこにどのようなRSS銘柄情報を出力させるのかを指定するシートです。

同梱のsample_ES.xlsのConfigシートには、コメントとしてその設定方法が記述されています。

このマニュアルには、大まかな設定内容について記載します。

 

Configシートには大きく5つの表があります。

 

u             「メイン画面のフォーマット」

「一番最初の銘柄セル範囲の左上セルがどの位置にあるのか」「銘柄の縦個数・横個数」「最初の銘柄エリア(一番左上)と、2行目・2列目の銘柄セル範囲の端との距離」「点滅色」 の設定を行います。

 

u             「各アイテムのフォーマット」

一つの銘柄セル範囲内のどこに、どのようなRSS銘柄情報を表示させるか設定します。

 

u             「板情報表示範囲のフォーマット」

どの範囲に、上下何本分の板情報を表示するか指定します。

 

u             「歩み値表示範囲のフォーマット」

どの範囲に歩み値を表示させるか指定します。

この歩み値は、RSSの「歩み値1〜歩み値4」とは別物です。出来高の変動と、その時の現在値・板の情報を元にEasyStockが独自に算出する歩み値です。楽天MarketSpeedとは表示が異なる可能性もあります。(※1)

 

u             「チャート表示範囲のフォーマット」

どの範囲にチャートを表示させるかを指定します。

 

 

※1

RSSでは、出来高は複数の売買約定分を一度にまとめて送信することがあります。これは、1秒間とかの短いスパンで何度も売買が成立した時に発生します。このため、マーケットスピードと歩み値の表示が異なる可能性も発生します。