【PictureMapが出力するHTMLの想定するフォルダー構成】
HTMLファイルのあるフォルダーに、imgフォルダーをつくり、その配下に写真ファイルを置いてください。
現バージョンでは、写真の大きさは、160×120ピクセル程度を想定しています。
【出力される場所とファイル】
出力される場所は、PictureMap.exeがある場所か、GPSデータファイルのある場所になります。どちらになるかは、操作方法により変わってきます。そこに、htmlフォルダが作られ、その配下に出力されます。
- (GPXファイル名)_picture.html…写真と地図だけ
- (GPXファイル名)_route.html…GPS軌跡と地図だけ
- (GPXファイル名)_picture_route.html…写真とGPS軌跡と地図
- (GPXファイル名).csv…写真のコメントが保存されたファイル
- (GPXファイル名)_route_grade.html…プロファイル付き
- (GPXファイル名)_picture_route_grade.html…プロファイル付き
htmlファイルから、好みのものを選び、必要なら、ファイル名を変えて、お使いください。
PictureMap.exe付属のブラウザで確認しているのは、(GPXファイル名)_picture_route.htmlのみです。
【撮影日の判定】
写真とGPS軌跡データとの対応付けは、写真撮影日時とGPSでの測定日時で行われます。画像ファイルにExifデータがあり、撮影日が設定されていれば、その値を最優先で撮影日時として利用します。Exifデータから撮影日が取得できなかった場合、ファイルの作成日または更新日のいずれか古い方を撮影日時として利用します。
【コースプロファイル】
時間的に隣り合った2点の緯度・経度から距離、時間差、標高差を計算し集計しています。距離の求め方は、Great Circle Distanceの計算式を参考にしました。
コースプロファイルでは、GPS軌跡をアイコンでトレースできます。地図の下、凡例の右側に制御ボタンが表示されます。
【圧縮】
ここでの圧縮とは、GPSで観測された点を間引くことをいいます。Google Map APIで軌跡を描画した際、圧縮されていると、読み込みが速くなるだけでなく、表示された後の操作も比較的快適になります。
一方、圧縮しすぎると、再現された軌跡が、実際に移動した軌跡からかけ離れたものになります。
尚、デジタルカメラ写真とGPSデータの掛け合わせは、GPSデータの圧縮前に行っています。
-圧縮方法-
ある観測点から、時間的に隣り合った観測点に直線を引き、その2直線のなす角度が180度に近い場合、この観測点は間引かれます。
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