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Google Maps APIで遊ぼう!
Google Maps API + GPS ×デジタルカメラ写真を計算するとこうなった!

これを使って、ホームページを公開された方、ぜひとも、ご一報ください。そして、このページからリンクが可能かどうかもお知らせください。

TORITORI

 


ファイル PictureMap.zip
バージョン Ver 1.4.3
製作者 TORITORI
動作確認OS Windows XP

【サンプルページ】
極端な例で解説したサンプルページです。
サウスダコタ I-90
このツールを利用して作成したページのサンプルです。
ニュージーランドその1
ニュージーランドその2
プロファイルのサンプル
烏山−袋田の滝周回ルート

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これは、デジカメ写真、GPSデータ、そしてGoogle Maps APIを利用して、地図アルバム(HTML)を作るためのツールです。次のような特徴があります。

  1. JavaScriptやHTMLの知識がなくても作成できる。
  2. 写真を撮影した場所が、ほぼ自動で地図上に対応付けられる。
  3. ブラウザと連動しているので、撮影位置の微調整が簡単にできる。

携帯GPSとデジタルカメラを持って、お出かけになった後、このツールで、地図アルバムを作ると、移動中、特に目印のないところで撮った写真の撮影場所もはっきりわかります。HTMLなので、ウェブ上で公開することも可能で、旅行などの写真を公開するだけでなく、道案内としても便利です。

【インストール】

  1. ダウンロードしてファイルを展開する。

    それだけです。

【地図アルバムの作り方】

準備するもの:

  • PictureMap.exe
  • GPSデータ(GPXフォーマット)
  • Google Maps APIのキー
    取得方法は、すでに日本語で解説されたページがいくつかあります。そちらを参考にしてください。
  • デジタルカメラで撮影した写真(GPS軌跡のみの場合は不要)

はじめて使う/Google Maps API キーを変更する:

  1. PictureMap.exeを起動する。
  2. 操作パネルの(1)を押して、APIキーの入力画面を表示する。
  3. 操作パネルの(2)にAPIキーを入力します。
  4. HTMLの作成を続ける場合、「作り方」の解説へ。終了する場合、APIキーを保存するため、(3)の「適用ボタン」を押してください。

作り方:

  1. PictureMap.exeを起動する。
  2. 操作パネル(1)を押して、GPSと写真のフォルダの設定画面を開きます。
  3. 操作パネル(2)に、ホームページのタイトルを入力する。
  4. 操作パネル(3)に、GPSデータファイルを指定する。[GPS軌跡のみの場合は7.へ]
     
  5. 操作パネル(4)に、デジタルカメラで撮影した写真(未加工の写真)のあるフォルダを指定する。
  6. 好みに合わせて操作パネル(5)で写真の扱い方を指定する。好みの方法でお楽しみください。

    (1) 適当なサイズ(現バージョンでは160×120ピクセル程度を想定しています)に縮小した写真をhtml\imgのフォルダーにコピーします。html\imgがどこにあるかは、「出力されるファイル」を参照してください。操作パネル(※)に「画像縮小」ボタンを用意しましたが、非常に時間のかかる処理です。可能ならば、画像処理専用ソフトの利用をおすすめします。

    (2) 縮小しないで使います。この場合、噴出し内の写真をクリックすると拡大表示されるようになります。
  7. ここで、1回「適用」(6)を押してみます。PictureMap.exe付属のブラウザで結果を確認できます。
  8. 操作パネル(7)を押して、写真にコメントを付けます。[GPS軌跡のみの場合は不要]
  9. 地図の概観を変更したい場合、操作パネル(8)を押して、表示された内容を好みに合わせて変更する。
  10. 操作パネルの、適用ボタン(6)をもう一度押す。
  11. PictureMap.exe付属のブラウザで結果を確認する。
  12. 撮影位置に不満があれば、操作パネル(A)/(B)を調整して、6に戻る。(以下繰り返し)

    ※ウェブサーバーへのファイルの配置は、現バージョンでは対応していません。PictureMapは、HTMLを作成するだけです。

【PictureMapが出力するHTMLの想定するフォルダー構成】

HTMLファイルのあるフォルダーに、imgフォルダーをつくり、その配下に写真ファイルを置いてください。
現バージョンでは、写真の大きさは、160×120ピクセル程度を想定しています。

【出力される場所とファイル】

出力される場所は、PictureMap.exeがある場所か、GPSデータファイルのある場所になります。どちらになるかは、操作方法により変わってきます。そこに、htmlフォルダが作られ、その配下に出力されます。

  • (GPXファイル名)_picture.html…写真と地図だけ
  • (GPXファイル名)_route.html…GPS軌跡と地図だけ
  • (GPXファイル名)_picture_route.html…写真とGPS軌跡と地図
  • (GPXファイル名).csv…写真のコメントが保存されたファイル
  • (GPXファイル名)_route_grade.html…プロファイル付き
  • (GPXファイル名)_picture_route_grade.html…プロファイル付き

htmlファイルから、好みのものを選び、必要なら、ファイル名を変えて、お使いください。

PictureMap.exe付属のブラウザで確認しているのは、(GPXファイル名)_picture_route.htmlのみです。

【撮影日の判定】

写真とGPS軌跡データとの対応付けは、写真撮影日時とGPSでの測定日時で行われます。画像ファイルにExifデータがあり、撮影日が設定されていれば、その値を最優先で撮影日時として利用します。Exifデータから撮影日が取得できなかった場合、ファイルの作成日または更新日のいずれか古い方を撮影日時として利用します。

【コースプロファイル】

時間的に隣り合った2点の緯度・経度から距離、時間差、標高差を計算し集計しています。距離の求め方は、Great Circle Distanceの計算式を参考にしました。
コースプロファイルでは、GPS軌跡をアイコンでトレースできます。地図の下、凡例の右側に制御ボタンが表示されます。

【圧縮】

ここでの圧縮とは、GPSで観測された点を間引くことをいいます。Google Map APIで軌跡を描画した際、圧縮されていると、読み込みが速くなるだけでなく、表示された後の操作も比較的快適になります。
一方、圧縮しすぎると、再現された軌跡が、実際に移動した軌跡からかけ離れたものになります。
尚、デジタルカメラ写真とGPSデータの掛け合わせは、GPSデータの圧縮前に行っています。

-圧縮方法-
ある観測点から、時間的に隣り合った観測点に直線を引き、その2直線のなす角度が180度に近い場合、この観測点は間引かれます。