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画像は多種多様のフォーマットがあり、統一するのが難しいので種類によって数値の意味が異なる箇所があります。 |
name | ファイル名 |
path | リンク先のパス |
dep |
画像ビット数 (画像の種類によって表示数値の意味が変わります) ラスター画像の場合、1ピクセルあたりの数値のサイズ(RGBの例:24) EPS画像の場合、1カラーあたりの数値のサイズ(例:8) |
T |
画像のタイプ T:プレースアート(EPS等のポストスクリプト扱いの画像) R:ラスターアート(JPEG等のビットマップ画像) ※イラストレーターのバージョンによって、画像の種類の扱いが異なります。 |
enb | エンベディッド(イラストレーターの書類内部にデーターを持つ画像) ※リンクされていない画像のことではありません。ラスター画像はリンクされていても エンベディッドなものがあります。 |
種類 | JPEGやEPSFのような画像のフォーマット |
col | カラー(CMYK,RGB等)、表示されないフォーマットの画像もあります。 |
res | レゾリューション (解像度又は、DPI) |
幅・高 | 配置されている幅・高さ |
pixW・pixH | 画像のピクセル幅、幅 |
拡横・拡縦 | 配置されている画像の拡大率、幅・高さ |
拡横・拡縦 | 配置されている画像の回転角度 |
日付 | 配置されている画像最終変更日時 |
全ての数値は、イラストレーターから得られる情報と、個々のファイルに記録されている情報から得た数値です。 各数値に一見矛盾したような部分があります。 たとえば、144dpiのJPEG画像をイラストレータに配置すると、拡大率が50%と表示されます。 原寸で配置しているのにおかしいと思われるでしょうが、正しい数値です。 イラストレータは、72dpiの画像を基準(原寸)として扱います。(イラストレーターの仕様です) 144dpiの画像は72dpiの画像の倍のピクセルサイズなので 144dpiの画像を原寸で配置するためには、2分の1に縮小しなければならないからです。 イラストレーターのリンク情報で調べれば50%と表示されます。 |
JPEGのようなラスター画像は、縦の拡大率がマイナス数値になります。 これは、イラストレーターが数学座標(上方向がプラス)を使用しているからです。 JPEG画像は左上を基点に下方向にプラスなので、ラスター画像を配置するためには、上下反転しなければなりません。 EPS画像は数学座標なので縦反転なく配置されます。 イラストレーターは元々、印刷データ作成用に作られたEPSを扱うポストスクリプトエディターなので、 厳密にポストスクリプト(数学的な仕様のプリンタ言語)に準じたデーター構造を持っています。 アートコレクターは、イラストレータから得られる数値をそのまま表示しています。 印刷ではほとんどEPS画像なので問題はないと思います。 |
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