"authent.conf"とユーザーリストの書き方

yServW は Basic 認証に対応しています。ここでは Basic 認証が必要なコンテンツを指定する authent.conf の書き方と Basic 認証に使用されるユーザーリストの記述方法を説明します。

authent.conf
userlist=user/userlist.csv
level1=/authtest/auth1/
level2=/authtest/auth2a/
level2=/authtest/auth2b/
level3=/authtest/auth3/
		

userlist=user/userlist.csv
ユーザー名とパスワード、ユーザーレベルを記述したリストファイルのファイル名をフルパス指定します。
認証機能を使いたくない場合は
userlist=
としておいてください。

level1=/authtest/auth1/
/authtest/auth1/ 以下のコンテンツを認証必要レベル1に指定します。
(何も指定されていないコンテンツはレベル0になります)

ユーザーリスト(ノーマル形式の場合)
listtype=normal
user1,pass1,1
user2,pass2,2
user3,pass3,3
		

ユーザーリスト(ハッシュ形式の場合)
listtype=hash
user1,106438208,1
user2,106438209,2
user3,106438210,3
		

listtype=hash
パスワードの記述を平文にするか、 java.lang.String.hashCode() で得られるハッシュ値にするかを指定します。
平文の場合は listtype=normal 、ハッシュ値の場合は listtype=hash としてください。

user1,106438208,1 カンマ区切りで左から ユーザー名,パスワード(またはハッシュ値),ユーザーレベル の順に指定します。
認証情報を送信しない(通常のアクセス)か、又は認証に失敗した場合はユーザーレベルは0として扱います。


認証レベルについて
認証の結果、コンテンツレベル≦ユーザーレベル の場合のみユーザーはコンテンツを閲覧することができます。 例えばコンテンツレベルが2の場合はユーザーレベルが2以上のユーザーは閲覧する事ができますが、 ユーザーレベルが1または0(認証無し)の場合はエラー401を返します。

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