Mail Check It!
-環境設定-
Mail Check It!は起動した後、アカウントの設定を行う必要があります。その他の設定に関してはデフォルトのままで特に設定しなくても構いません。
環境設定を行うには、Mail Check It!を起動してポップアップメニューを表示させ、「設定」メニューを選択すると表示される[設定]ダイアログにて設定を行います。
ポップアップメニューを表示させるには 、タスクバーに表示されたアイコンにマウスカーソルを動かし、右クリックをするとポップアップメニューが表示されます。
画面イメージ
Ver1.2.5からはメール一覧ダイアログから[設定]ダイアログを開くことができるようになりましたが、[設定]ダイアログで設定した内容はメール一覧ダイアログと同期していないため、設定した内容をメール一覧ダイアログに反映させるためにはメール一覧ダイアログを閉じてから再度開いて下さい。
[設定]ダイアログには以下の2つのタブがあります。
メールチェックの間隔、メール着信報告、メーラーのパスを指定します。
画面イメージ
- 監視タイマー
- チェック間隔...メールサーバにメールを確認しに行く間隔を分単位で指定します。間隔が短いとメールサーバに負荷がかかるため、ある程度の間隔を取るようにして下さい。
- 起動時にチェックする...Mail Check It!が起動された時にメールの着信チェックを行うかどうかを設定します。
- 着信報告
- 着信時にポップアップ表示...メールの着信があった際にポップアップダイアログを表示して通知を行う場合はチェック。
- 自動的に消去...ポップアップダイアログが表示された後、自動的に非表示にする場合はチェックし、消す時間を秒で指定。
- 削除メールのみの時にはアイコンを変更しない...着信したメールが削除メールのみだった時にアイコンを変更しない場合はチェック(Ver1.4.1より追加)
- メーラー
- パス...起動するメーラーのパスを指定。
例: C:\JUST\INTERNET\JsvMail.exe
メールチェックを行うアカウントの設定を行います。
画面イメージ
- アカウント
- 登録されているアカウント...登録されているアカウント設定がリスト表示されます。
着信チェックを行うアカウントには各アカウント項目の左にあるチェックボックスをチェックします。- 追加ボタン...アカウントを追加する時に使用。 [アカウント設定]ダイアログが開くので、表示名、POP3サーバ名、ポート番号、ユーザー名、パスワード、APOPの使用/不使用を入力する。
- 編集ボタン...登録されているアカウントを編集する時に使用。編集は追加時と同じく [アカウント設定]ダイアログで行う。
- 削除ボタン...登録されているアカウントを削除する時に使用。
関連ダイアログ
[アカウント設定]ダイアログでは、基本設定とオプション設定があります。基本設定は必ず設定する必要があります。
-[基本設定]タブ-
画面イメージ
- 表示名...アカウントの表示に使用する名前
- POP3
- サーバ...POP3サーバを指定します。ドメイン名、IPアドレスどちらでも設定可能です。
- ポート...POP3サーバのポート番号を指定します。デフォルトは110です。
- ユーザー情報
- ユーザー名...プロバイダなどに割り振られているPOP3サーバで使用するユーザー名を入力します。
- パスワード...POP3サーバで使用するパスワードを入力します。
- APOPを使用して認証を行う...POPサーバとの認証時にAPOP(Authentified Post Office Protocol )を使って認証を行う場合はチェック。
※APOPが使えるのであればパスワードが平文でやり取りされないAPOPを使うべきです。
-[オプション設定]タブ-
画面イメージ
- メールフィルタ
- フィルタ設定ボタン...現在のアカウントのフィルタをメールフィルタを設定する時に使用。フィルタは[フィルタ設定]ダイアログで設定します。
- 削除メールをログに保存する...削除フィルタでサーバ上から削除されたメールをローカルのログに残す場合はチェック。 チェックをすると削除されたメールのヘッダーと本文が保存されます。
ログは、LOGディレクトリに日付入りの「delete_yyyymmdd.log」形式の名前でファイルが保存されます。
※ログは同梱されている簡易ログビューアーであるLogViewerにて閲覧できますが、ヘッダーのみのデコード機能しか実装されていないため、本文部分のデコードはできません。
- ヘッダーのみ保存する...削除フィルタでサーバ上から削除されたメールのログをヘッダーのみにする場合はチェック。本文を保存しているとログが大きくなるのでヘッダーのみにすることをお勧めします。
- 着信音
- 着信音を使用する...現在のアカウントにメールが届いた場合に着信音を再生する場合はチェック。フィルタにより通知なし、および削除と判断されたメールが届いた時には再生されません。
- パス...着信音ファイルパスを指定。指定できるのはWAV形式のみ。
関連ダイアログ
-[フィルタ設定]ダイアログ-
画面イメージ
メールのヘッダー情報を元にフィルタを指定することができます。ただし、あまりフィルタを設定しない方が確認が速くなります。
フィルタの優先順位は以下の通りです。1. 着信通知ありフィルタ
2. 削除フィルタ
3. 着信通知なしフィルタ
関連ダイアログ
-[フィルタ条件設定]ダイアログ-
画面イメージ
フィルタの条件を設定します。
フィルタ条件設定例1:"未承諾広告※"で始まるSubject(件名)のメールをフィルタする場合
1. [ヘッダー名]リストで"Subject"を選択
2. [ヘッダー値]フィールドに"未承諾広告※"を入力
3. [条件リスト]で"で始まる"を選択
フィルタ条件設定例2:"X-Mailer"ヘッダーがないメールをフィルタする場合
※(メールの仕様ではオプション扱いではありますが)X-MailerヘッダーがないメールはSPAMメールやウイルスメールである可能性が高いのです。
1. [ヘッダー名]リストで"X-Mailer"を選択
2. [ヘッダー名を含まない]チェックボックスをチェック
1. [ヘッダー名]リストで"※メール本文※"を選択
2. [ヘッダー値]フィールドに"広告"を入力
フィルタ条件設定例4:Subject(件名)に本文に"未承諾広告"という文字が含まれるメールを正規表現を使用してフィルタする場合
(Ver1.5にて追加)
1. [ヘッダー名]リストで"Subject"を選択
2. [ヘッダー値]フィールドに"承*諾*広*告"を入力
3. [正規表現を使用する]チェックボックスをチェック