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はじめに

このヘルプについて

 Anthy for ZETAをダウンロードしていただき、有り難うございます。
 Anthy for ZETAは ZETA 用のソフトウェアです。R5 以前の BeOS では動作しませんのでご注意下さい。また、いかなる Windows 上でも動作しません。
 このヘルプは、W3C HTML 4.0 で記述されていますので、これに対応したブラウザでご覧下さい。配色及びレイアウトには CSS を利用しているので、CSS 対応のブラウザでご覧になると表示がきれいになります。文字コードはシフト JIS です。ヘルプの表示確認は ZETA 1.2 + Firefox 1.5 および Windows2000 + Firefox 1.5 で行っております。
 説明しなくても分かるような事柄は記述しないことがあります。あらかじめご了承下さい。
 キーボードについての説明がある場合、Ctrl キーと Alt キーは入れ替えた状態で説明してあります。

概要

 Anthy for ZETA(あんしー ふぉー ぜーた)は、ひらがな・漢字や記号などの日本語を入力するためのソフトウェア(日本語インプットメソッド)です。
 BeOS/ZETA 系 OS で使える最強の日本語インプットメソッドを目指して開発されています。

特徴

・Anthy 変換エンジンによる強力なかな漢字変換。
・ローマ字入力とかな入力の両方をサポート。
・各種入力モード(英数固定、半角カタカナ固定など)を用意。
・バリエーション豊富な後変換(カタカナ・英数変換など)を実現。
・部分確定、先頭一文字確定など、きめ細かな入力・確定制御が可能。
・句読点変換機能を搭載。
・テンキー半角入力などの入力補助機能を搭載。

インストールとアンインストール

アーカイブの内容

 アーカイブには、以下のファイルが含まれています。


Anthy              …… Anthy for ZETA 本体
AnthyPreferences   …… 環境設定用アプリケーション
InstallAnthy.sh    …… インストーラ
UninstallAnthy.sh  …… アンインストーラ
LibAnthy/ *        …… Anthy 変換エンジン一式
Anthy.htm          …… ヘルプファイル本体
HelpParts/ *       ……       〃      部品
SFWL.htm           …… SHINTAフリーソフトウェア使用許諾書
History.txt        …… 改訂履歴
PrefsHistory.txt   …… 環境設定用アプリケーションの改訂履歴

インストール

1. 適当な名前のフォルダに、アーカイブに含まれているファイルをすべて解凍します。
2. InstallAnthy.sh をダブルクリックします。

アンインストール

1. UninstallAnthy.sh をダブルクリックします。
2. Anthy for ZETA をインストールしたフォルダを、フォルダごと削除します。

使い方

キー操作一覧

入力モード
ローマ字入力/かな入力切替カタカナ/ひらがな
入力モード切替F12、Shift+Ctrl+L
かな漢字変換
変換/次候補Space、Shift+Space、変換、Shift+変換
変換/前候補
次候補群表示Shift+PageDown
前候補群表示Shift+PageUp
全文確定Enter、Ctrl+M
部分確定↓、Ctrl+N
先頭一文字確定PageUp
末尾一文字確定PageDown
後変換
ひらがな後変換F6、Ctrl+U
カタカナ後変換F7、Ctrl+I
半角カタカナ後変換F8、Ctrl+O
英数後変換F9、Ctrl+P
半角英数後変換F10、Ctrl+@
編集
変換全部取消Insert、Backspace、Ctrl+H
全文字削除Esc、Ctrl+[
前文字削除Backspace、Ctrl+H
一文字削除Delete、Ctrl+G
カーソル左移動←、Ctrl+K
カーソル右移動→、Ctrl+L
カーソル先頭移動Ctrl+←
カーソル末尾移動Ctrl+→
文節区切り収縮←、Ctrl+K
文節区切り伸張→、Ctrl+L
文節左移動Shift+←
文節右移動Shift+→
文節先頭移動Ctrl+←
文節末尾移動Ctrl+→

※キー操作が Anthy の場合です。

Anthy for ZETA と EGBRIDGE の比較

 現時点で EGBRIDGE Ver 9.0 for BeOS に勝っている点

・かな入力が可能。
・小文字の入力が強力(例:lke→ヶ、ltsu→っ)。
・シャットダウン時の IM 退避が不要。
・IM Aware でないビューへの入力でも、ボトムラインウィンドウが残らない。
・後変換キー(F7 など)を連続で押すことにより、後変換のパターンを変更できる。
・後変換をキャンセルしてひらがなに戻すことができる。
・先頭/末尾一文字確定をサポート。
・カーソル先頭/末尾移動をサポート。
・EGBRIDGE はキーアサインを ATOK に設定しても全然 ATOK のアサインにならないが、Anthy はかなり忠実。

 EGBRIDGE に負けている点

・単語登録が出来ない。
・入力ミス自動補正機能(母音の過不足などを補正)が無い。

困った時は

問題解決の手順

1. ヘルプをよく読みます。特に、Q&Aトラブルシューティングの所は念入りに読みます。そして、ヘルプに書かれていることを元にして問題を解決します。
2. 翔星 Be ランド』内の「My BeWare」で追加情報を収集したり、Anthy for ZETAの最新版をダウンロードして使ってみたりします。
3. もしそれでも解決しなかったら、最終手段として、連絡先にメールを出します。その際は、Anthy for ZETAのバージョンと、問題の発生状況などを詳しく分かりやすく書いて下さい。そして、ホームページ情報の更新や、Anthy for ZETAのバージョンアップを待ちます。但し、連絡先の所にも書いてあるとおり、回答には時間がかかることがありますので予めご了承下さい。

Q & A

 現在の所、Q&A に登録されている質問はありません。

トラブルシューティング

ZETA が起動しなくなってしまったら

 万が一、Anthy for ZETA が原因で ZETA が起動しなくなってしまったら、セーフモードで ZETA を起動し、Anthy for ZETA を無効にして下さい。
 ZETA 起動時(bootman で ZETA を選択した直後)にスペースキーを押し、ブートオプション選択画面を表示します。
 「Select safe mode options」で「Disable user add-ons」にチェックを入れ、ZETA を起動します。

スペースキーを押しても漢字変換されない

 ひらがなを入力し、スペースキーを押しても漢字変換されない場合は、Lib Anthy が適切にインストールされていない可能性があります。Anthy for ZETA を再インストールしてみてください。

その他

著作権など

 本ソフトウェアはフリーソフトウェアです。著作権はSHINTAが保持しています。
 本ソフトウェアは、SHINTAフリーソフトウェア使用許諾に従って配布されています。

データベース

種 類 別フリーソフトウェア
名  称日本語入力インプットメソッド
品  名Anthy for ZETA
バージョンVer 5.8
動作環境ZETA 1.2
適用ライセンスSHINTAフリーソフトウェア使用許諾(SFWL)
作  者SHINTA
作者ホームページ自動転送ページ
http://www.geocities.com/SiliconValley/Station/8180/Trans.htm
メインページ
http://www2u.biglobe.ne.jp/~shinta/
製品番号SHZT-035-F

動作確認環境

 Anthy for ZETAの動作確認は、以下の環境で行っております。

パソコン種別自作
マザーボードASUS N4L-VM DH
CPUIntel Core Duo T2500
グラフィックGIGABYTE GV-RX55256D (Radeon X550)
メ モ リ2GB (DDR2-667 DIMM 1GB×2)
ハードディスク410GB
OSZETA 1.2 for x86

改訂履歴

 History.txt(UTF-8)をご覧下さい。

連絡先

 ご意見、ご感想(このソフトウェアの良い点や悪い点等)、ご要望、ご質問、アドバイス、バグレポート等がございましたら、メールを下さい。その際は、このソフトウェア及び OS の名前とバージョンを書いて下さるようお願いします。また、サポートできるのは最新版のみです(旧バージョンは最新版のコンパイル時に消えて無くなってしまうので)。但し旧バージョンでも、SHINTAの記憶に残っている部分や最新版と仕様が同じ部分についてはこの限りではありません。
 メールアドレスはshinta.0806[AT]gmail.comです。いただいたご意見等は、なるべく今後の参考にしていきます。質問をいただいた場合には、次のいずれかの対応をしたいと考えています。

 ・翔星 Be ランド内に回答を公開
 ・バージョンアップの時にヘルプ上で回答
 ・直接メールで回答

 メールがたくさん届いてしまった時などは、回答までに時間がかかるかもしれませんがご了承下さい。
 なお、メールを送る時は以下のことをお願いします。

・text/plain 形式でお願いします。HTML 形式等では読めません。
・いきなりバイナリを送るのはご遠慮下さい。前もってSHINTAに打診して下さるようお願いします。
・返信アドレスは正確にお願いします。返信できない時は困ってしまいます。

サポートページ

 このソフトウェアに関する情報や、このソフトウェアの最新版はSHINTAのホームページ『翔星 Be ランド』にあります。さまざまな情報を掲載していますので、是非ご利用下さい。

謝辞

 以下の方々に感謝します。

・田畑さん吉田さんをはじめ Anthy 漢字変換エンジンを開発されたすべての方々。
・動作報告を下さった全ての方々。

Lib Anthy について

 Anthy 漢字変換エンジン Lib Anthy については、オリジナルを参照して下さい。

作品紹介

 いずれもSHINTAの BeOS / Zeta ホームページ『翔星 Be ランド』で入手できます。

Anthy for ZETA

 ひらがな・漢字や記号などの日本語を入力するためのソフトウェア(日本語インプットメソッド)です。
 ローマ字入力・かな入力両対応、バリエーション豊富な後変換、句読点変換機能など、多くの便利機能を搭載しております。BeOS/ZETA 系 OS で使える最強の日本語インプットメソッドを目指して開発されています。

Be88-BASIC

 BASIC インタープリタです。
 NEC の PC-9800 シリーズ用 BASIC インタープリタ「 N88-日本語 BASIC(86)( Disk 版)Ver 6.0 」および「 N88-日本語 BASIC(86)( DOS 版)Ver 6.1 」と互換性があり、既存の N88-BASIC 用プログラムを無修正のまま動作させられるようにしています。

Be な Life

 一昔前に大流行したというライフゲームを BeOS 用にしたものです。
 フィールド上の各生命体は、隣接する生命体との相互関係によって、次の世代まで生き残るか、死ぬか、はたまた新しく生まれるかが決まります。はじめにいくつか生命体を配置し、時の移り変わりによって生命体の存在位置がどのように移り変わっていくかを見て楽しむシミュレーションゲームです。

CL-Amp Archive Plugin

 書庫内( LHA、ZIP 等)のメディアファイルファイル( WAV、MP3 等)を再生するための CL-Amp プラグインです。
 書庫の解凍には Archive Translator、メディアファイルの再生には CL-Amp 入力プラグインを利用するため、対応する Archive Translator や CL-Amp 入力プラグインを用意すれば、どのような形式の書庫・メディアファイルも取り扱うことができます。

CL-Lyrics Displayer

 CL-Amp で再生されている曲に合わせて歌詞を表示する、CL-Amp 用プラグインです。
 タイムタグ付き歌詞ファイルと呼ばれるテキストファイルを準備することで、曲データの形式( WAV、MP3 など)に関わり無く任意の曲の歌詞をタイミング良く表示することができます。

CL-Lyrics Editor

 タイムタグ付き歌詞ファイルを簡単に作成することができる、CL-Amp 用プラグインです。
 作成した歌詞ファイルは姉妹ソフトウェア「 CL-Lyrics Displayer 」で表示できる他、一般の歌詞表示ソフトウェアや歌詞表示機能付きマルチメディアプレーヤなどでも表示できます。

DESLECT

 最大4人まで同時プレイ可能な、対戦型早押しクイズゲームです。
 BeOS には大勢でわいわい遊べるゲームが少ないと思ったので作ってみました。和やかなひとときを過ごすための一助になれば幸いです。1つしか残っていないケーキを誰が食べるか決めるのにも使えますね(^^)。
 コンピュータも参戦できるので、少人数の場合でも遊べます。

Light MIDI

 外部 MIDI 音源に出力できる MIDI プレーヤーです。BeOS 内蔵ソフトシンセサイザーにも出力できます。
 ネスト可能な強力なプレイリスト機能を持っており、いつでも簡単に好きな曲を再生できます。
 リピート再生、ランダム再生もできます。

Marble MDX Converter

 MDX 形式のサウンドファイルを WAVE 形式や MIDI 形式に変換します。
 WAVE は鑑賞用として、MIDI は着メロ作成などの新たな用途に、使えると思います。

Monkey's Audio Suite for BeOS

 Monkey's Audio Suite for BeOS は、Monkey's Audio 形式で圧縮されたファイル( APE ファイル)を扱うためのソフトウェア集です。
 Monkey's Audio は Matthew T. Ashland 氏が開発した音声用の圧縮形式です。MP3 などとは異なり可逆圧縮なので、圧縮しても音質が劣化しません。

Text Bank

 よく使う文字列をワンタッチで貼り付けるためのユーティリティーです。クリップボード履歴、現在日時、定型文などを簡単に貼り付けることができます。
 クリップボード履歴は自動的に記録されていきます。文字列そのものだけではなく、色やフォントサイズなどの属性も記録されますので便利です。

ちょちょいと iCat

 指定したフォルダ(複数指定可)の中にある画像ファイル(png,gif,jpeg)を一覧表示できる HTML ファイルを生成します。
 インターネットからダウンロードしたたくさんの画像ファイルをまとめて見たり、自分のホームページにアップロードする画像を管理したりするのに便利です。
 GUI アプリケーションですが、HTML 生成エンジンはシェルスクリプトなのでコマンドラインでも使えます。

ちょちょいとアーカイバ

 手軽にファイルを圧縮・解凍するユーティリティーです。
 トランスアーカイバと呼ばれるアドオンをインストールすることにより、任意の形式の書庫を扱えます。

ちょちょいとアンセフェクター

 再生中の MIDI の曲の音色をリアルタイムに変更するアプリケーションです。アプリケーション間 MIDI 通信を利用して音色を変更します。
 チャンネル毎に個別に音色を変更できるほか、複数のチャンネルの音色を一度に変更することができます。

魔封画

 各種画像を集めてリソースファイルを作成します。画像をビットマップに展開せずにそのまま格納するので、リソースファイルのサイズが大きくなりません。

連画覧

 高速な画像連続ビューアです。
 フォルダ内の複数の画像を、次々と閲覧する用途を主眼に置いています。
 シンプルな操作で快適に画像の閲覧が出来、また、コメント機能などの便利な付加機能も併せ持っています。