更新日時 2006年12月05日

MPLAB v7.50の日本語化編



MPLABの v7.50の日本語化

 久しぶりにMPLABをダウンロードしてみたところ、雰囲気が大分変わっているようですな。で、何となく日本語化してみました。ただ、完全に日本語化は不可能で、一部どうしても文字化けしてしまう部分は英文のままです。エラーメッセージやメニューなど、完全に日本語化しきれていないし、一部表記が変な部分もありますが、掲載します。変な部分があれば指摘してください。


ダウンロード
7.50_jpv0.02.zip

使用前に(注意)
   日本語化パッチの使用による動作や誤訳による問題など、一切責任を持ちません。個人の責任においてパッチを使用してください。また、日本化に関して、MICROCHIP社は一切関係していません。パッチに関する質問は当方宛にお願いします。

 パッチの適用にあたりフォルダ丸ごとのバックアップが必須です。でないとパッチの適用前に戻すのが面倒になります。

 現在の所、単純に訳しているだけで言葉が現状にあっていない場面が多々あります。今後はそう言った部分を徐々に改善していくつもりです。

使用方法
 ZIPファイルを解凍するといくつかの実行ファイルとファイルが展開されます。MPLABは非常に規模が大きく、複数のフォルダに分散されてファイルが展開されます。また、インストール時のフォルダ指定により対象フォルダが異なってしまうので、フォルダ毎にパッチを作成しています。これらを下記手順に従って適用する事により日本語化が可能となります。
  1. ZIPファイルを解凍します。展開されるファイルは
    • xxxY.YY.exe    ・・・パッチ実行ファイル
    • xxxY.YY.exe    ・・・パッチファイル
    • readme.txt     ・・・説明ファイル
    • MPLAB_edit.reg   ・・・エディタ日本語レジストリ設定
    (ただし、xxxはフォルダ名、Y.YYはバージョン
  2. バックアップのためにパッチ適用フォルダの丸ごとコピーを用意します
    (パッチ適用プログラムは各ファイルのバックアップファイルを作成しますが、パッチ適用ファイル数が多いため面倒なので、フォルダ丸ごとバックアップを強くおすすめします)
  3. 解凍して出てきた実行ファイル(4つ)を実行します。
    実行時に対象となるフォルダは
    • CoreY.YY.exe
      デフォルトで『C:\Program Files\Microchip\MPLAB IDE\Core』
      環境によっては『<MPLAB インストールフォルダ>\Core』
    • HTsoftY.YY.exe
      デフォルトで『C:\HTSOFT\MPLAB_toolsuites』
      環境によっては『<PICCLITE インストールフォルダ>\MPLAB_toolsuites』
    • SimY.YY.exe
      デフォルトで『C:\Program Files\Microchip\MPLAB IDE\Simulator』
      環境によっては『<MPLAB インストールフォルダ>\Simulator』
    です。
  4. エディタを日本語化する方法は
    1. MPLABを起動します
    2. ウィンドウ左上の「ファイル」−「新規作成」をクリックします
    3. 新規ウィンドウ内で右クリックしてプロパティを表示させます
    4. テキストタブをクリックするとフォントが選択出来る場所があるのでクリックします
    5. フォントに「MS UI Gothic」を選択します
    6. フォント選択のしたに文字コードページを変更出来るのでそこで「932 (ANSI/OEM - Japanese Shift-JIS)」を選択します
    7. 以上でエディタに日本語が表示されるようになるはずです。
    か、レジストリを適用することで可能です。

    アンインストール
     アンインストール方法はいくつかあります
    • フォルダバックアップを行っている場合
       フォルダ丸ごと上書き
    • フォルダバックアップを行っていない場合
       パッチ作成時に出来るバックアップファイルをすべて元のファイル名にリネーム
    • 上記手順がめんどくさい場合
       MPLABをアンインストールし再インストールする
    これらの手順のいずれかで元に戻せます。

    謝辞
    Microchip社にはフリーの開発環境『MPLAB』を提供して頂いており、個人でも手軽にプログラムの開発が出来ます。
    日本語化はX-WORKS.orgを参考にしました
    日本語化ツールにはResource Hackerを使っています
    パッチ作成は有限会社ラメイジュ様のudm差分ファイル作成ツール - Free Editionを用いて作成してます。

    ありがとうございます。

    更新履歴
    06/12/05 750.01
    ・MPLAB 7.50のパッチを作る
    06/07/22 0.05a
    ・dllsフォルダは必要ない事が判明。これに伴いいくつかのドキュメントの訂正
    ・dllsパッチを削除
    06/06/16 0.05
    ・いくつか手直し
    ・公開

    06/06/16 0.04
    ・日本語化できない部分の文字化けを大体修正


TOPへ