Album Playlist

Plugin for Winamp 2.x

〜 Version 1.62 〜



 * 機能概要

Winamp 2.x 用のプラグインです。
キューシートが埋め込まれたMP3ファイルやパック化されたMP3ファイル内に含まれている曲目を [ALBUM PLAYLIST] ウィンドウに表示します。 表示された曲目一覧に対して以下のような処理が可能です。
 ・各曲の頭出し
 ・シークバーによる再生位置移動
 ・リピート再生(シングル/アルバム)
 ・シャッフル再生(アルバム/全ファイル)
 ・ID3タグ情報/MP3データ情報の表示
 ・抽出して指定ディレクトリに保存
 ・ホットキーによるWinampの操作
対応しているMP3ファイル形式は以下のとおりです。
 ・キューシート埋め込み(mp3cue または MusicPack 3on3 で作成)
 ・Pack形式(MusicPack 3on3 で作成)
 ・無圧縮ZIP/LHA(各種アーカイバ または MusicPack 3on3 で作成)
曲目表示の為の検索処理ではキューシートが優先されます。
キューシートが埋め込まれていない場合はPack/ZIP/LHAファイルを検索して各曲の情報を取得します。



 * インストール

Winamp の Plugins フォルダに gen_AlbumPL.dllgen_AlbumPL.htm をコピーしてください。
アンインストールする場合はインストールした上記ファイルと、実行後に同じフォルダに作成される gen_AlbumPL.ini を削除してください。



 * 操作方法

マウス操作(抜粋)
処 理操 作備 考
移動 タイトルバーをドラッグ
サイズ変更 ウィンドウ右下をドラッグ
スモールウィンドウ タイトルバーをダブルクリック 右上のボタンでも可
経過時間/残り時間切替 時間表示部分をクリック
再生位置の指定 シークバーをドラッグ
 ※その他説明省略、基本的には [WINAMP PLAYLIST] の操作方法に準拠

キー操作
処 理操 作備 考
選択 ↑↓カーソルキー クリックでも可
再生 Enterキー ポップアップメニューあり
ダブルクリックでも可
前の曲へ ','キー(デフォルト) シャッフル再生の場合は
曲をシャッフル選択
設定ダイアログで変更可
次の曲へ '.'キー(デフォルト)
巻戻し ← カーソルキー
早送り → カーソルキー
削除 Deleteキー(オン/オフ) 再生対象から除外します
実際には削除しません
表示/非表示 Alt+'A'キー(デフォルト) 設定ダイアログで変更可
設定 Ctrl+'P'キー ポップアップメニューあり
ヘルプ表示 F1キー ポップアップメニューあり
 ※この他にホットキーによる操作も可能、詳細は後述の仕様補足を参照

ポップアップメニュー
項 目処 理備 考
再生 選択した曲の再生開始 Enterキー または
ダブルクリックでも可
通常再生 通常の連続再生 いずれか1つの
再生モードを選択
リピート(シングル) 単曲をリピート再生
リピート(アルバム) アルバム単位でリピート再生
シャッフル(アルバム) アルバム単位でシャッフル再生
シャッフル(全ファイル) 全てのファイルをシャッフル再生
アルバム情報 アルバムに関する情報を表示 -
 ┗ アルバム種別 Cue,Pack,ZIP,LHA
 ┗ 展開 MusicPack 3on3 で
展開(UnPack)
ファイル情報 選択した曲のID3タグ情報
および MP3データ情報を表示
アルバム種別が
Pack,ZIP,LHA の
場合のみ有効
ファイル抽出保存 選択した曲を抽出して
指定したディレクトリに保存
設定 設定ダイアログを開く Ctrl+'P'キーでも可
ヘルプ表示 ヘルプ(当該.htmファイル)
をミニブラウザに表示
F1キーでも可

設定ダイアログ
項 目設定内容


対象ファイル以外の
場合は非表示
アルバム種別が Cue,Pack,ZIP,LHA 以外の場合は
[ALBUM PLAYLIST] ウィンドウを非表示にします
小さいウィンドウで
再生中は経過時間を表示
小さいウィンドウで再生中の場合に再生時間の
代わりに経過時間を表示するようにします
タイマー時間 Winampを監視するタイマーのインターバルを
ミリ秒単位で指定します
ブレイク時間 各曲の終端を判定する時間位置(何秒前か)を
ミリ秒単位で指定します
再生時間補正 再生時間のズレを補正する為に、1分あたりの
補正時間をミリ秒単位で指定します
計測 実際に再生して計測し補正時間を算出します

曲前後移動
ショートカットキー
前の曲へまたは次の曲へ移動する為の
ショートカットキーを指定します
表示/非表示切り替え
ショートカットキー
[ALBUM PLAYLIST] ウィンドウの表示/非表示を
切り替える為のショートカットキーを指定します




ホットキーを使用 ホットキーを使用可能にします
操作 ホットキーによる操作内容を選択します
キー1 + キー2 ホットキーの組み合わせを選択します
 ※ホットキーについての詳細は後述の仕様補足を参照

MusicPack 3on3 [アルバム情報]-[展開] で起動する
MusicPack 3on3 へのパスを指定します
再生中の場合は
停止させる
MusicPack 3on3 を起動する前に、展開する
MP3ファイルが再生中の場合は停止させます


フォント名 プレイリストで使用するフォントを指定します
(プロポーショナルフォント推奨)
フォントサイズ プレイリストで使用するフォントのサイズを
指定します
文字間調整 小さいウィンドウで表示するビットマップ以外
のフォントの各文字の間隔を調整します
半透明ウィンドウ ウィンドウを透過表示させる為の指定をします
Windows2000/XP以降のOSでのみ有効です


アイテム プレイリストに表示する項目を指定します
テキスト・アーティスト・タイトル・
アルバム・トラック・年 から選択
テキスト アイテムでテキストを選択した場合に表示する
文字列を指定します
No. 表示 プレイリストに ai曲番号)を表示する場合に
チェックします



 * 仕様補足

リスト表示形式

リストに表示されるデフォルトの書式は以下の形式です。

 番号. アーティスト名 - タイトル  再生時間  

再生時間以外の書式は設定ダイアログの書式で変更可能です。
プリセットの例を参考にして設定してみてください。

 プリセット1
 No. アーティスト - タイトル
 アイテム  テキスト
 *  アーティスト
 *  テキスト  - 
タイトル

表示

 プリセット2
 No. タイトル (アーティスト)
 アイテム  テキスト
タイトル
 *  テキスト  (
 *  アーティスト
 *  テキスト

表示

 プリセット3
 トラック. アーティスト - タイトル
 アイテム  テキスト
トラック
テキスト . 
 *  アーティスト
 *  テキスト  - 
タイトル

表示

リストビュー上で右クリックするとポップアップメニューが表示され 追加・削除・クリア のアイテム編集処理と プリセット(上記1〜3) の設定処理を選択できます。 追加処理はリストビュー内の余白をダブルクリックすることでも可能です。 アイテムを追加した時の初期値は テキスト になります。
アイテム欄をダブルクリックするとアイテム(アーティスト・タイトル・アルバム・トラック・年・ファイル名)を選択する為のコンボボックスが表示されます。 選択後は Enterキー または適当な位置をクリックすることで確定されます。 中止する場合は Escキー を押下してください。
文字列を編集したい場合は テキスト を選択します。 文字列は右側のテキスト欄をダブルクリックすると編集可能になります。
各曲の左側に番号を表記したい場合は 表示 をチェックします。

編集する値の取得に関しては以下の表のとおりです。

アイテムCuePackZIP/LHA
テキスト テキスト欄で設定
アーティスト  Cueシートから
 取得して設定
 Packヘッダーから
 取得して設定
 ID3タグから
 取得して設定

 ID3タグが存在
 しない場合でも
 タイトルには
 ファイル名が
 設定される
タイトル
アルバム  Cueシートには
 値が存在しない
 ので設定不可
 ID3タグから
 取得して設定
トラック
ファイル名  Packヘッダーから
 取得して設定
 ファイル名を
 取得して設定

Cue の場合は アーティスト・タイトル のみ設定可能です。
Pack の場合は アーティスト・タイトル・ファイル名 は Packヘッダー から、その他は ID3タグ から情報を取得して設定します。
ZIP/LHA の場合は ID3タグ があればタグ情報から取得しますが、ID3タグ が存在しない場合にはタイトルにのみファイル名を設定します。
ID3タグ からの情報取得で ID3v1タグ と ID3v2タグ が両方ある場合は ID3v2タグ を優先します。
すべて同じアーティスト名の場合に表示を省略したい場合は アーティスト の左側に * を付けます。 表示の省略は アーティスト の前後の テキスト も含めて指定できます。 * 表示はセル内をダブルクリックすることで オン⇔オフ が切り替わります。
順番はドラッグすることで変更できます。 順番変更後は省略表示(*)はクリアされますので、必要な場合は再度設定してください。


再生時間の補正

再生時間はタイマーで監視して Winamp から取得しているのですが、長い時間再生していると取得される時間に少しずつズレが生じて来るようです。 数曲連続して再生していると曲の変わり目のタイミングが次第にズレて行くのが確認できると思います。 再生自体には問題ないので普通に連続再生している場合は気にしないでも良いのですが、リピート再生やシャッフル再生などを行なう場合には曲の変わり目を正確に把握する必要があります。
そこでこのズレを補正する為の時間を指定できるオプションを用意しました。 環境によって左右されるのかどうかは確認していませんが、ズレが生じる場合には必ず指定してください。 デフォルト値として 300ミリ秒 としましたが、それぞれの環境に合わせて各自調整してみてください。
また、Version1.5 からは計測ボタンにより補正時間を算出する機能を試験的に導入してみました。 ファイルを再生可能な状態で計測ボタンを押すと再生が始まりますので、適当な時間再生した後に終了ボタンを押してください。 あまり短いと誤差が大きくなりますので、少なくとも1分くらいは再生するようにしてください。 これで算出された補正時間が自動的に設定されます。 しかし毎回誤差が生じますし必ずしも正確な値とは言えませんので設定の目安程度に考えてください。 何度か計測してみて自分で平均値を出して少し多めの値を設定した方が良いかもしれません。 それにあまり神経質になる必要もありません。 通常の頭出し再生には関係ありませんし、リピート(アルバム)などで最後の曲の終端を判定する際に影響が出るくらいです。 だいたい 290〜300ミリ秒 を設定しておけば問題ないと思います。


リピート/シャッフル再生

Winamp の仕様上搭載が難しい機能なのですが、多少強引に処理することで可能にしています。
曲が変わってからでは遅いので変わる直前を把握してそのタイミングで各処理を行なっています。 この為、前述の再生時間のズレが生じていると正確な処理を行えなくなってしまいますので、再生時間の補正は必須となります。
デフォルトではタイマーのインターバルが200ミリ秒なのでその50ミリ秒前からを終端の判定位置とする為に250ミリ秒前をブレイク時間として指定してあります。 作者の環境ではこの設定で正常に機能していますが、それぞれの環境に合わせて各自調整してみてください。 ブレイク時間はタイマーのインターバルより小さい時間は設定できないようになっています。


ホットキー

ホットキーとは特定の組み合わせのキーを登録しておき、そのキーを押下した時に Winamp に対して特定の処理を実行できる機能です。 キーの押下は Winamp がアクティブじゃない状態でも有効ですので、他のウィンドウ上で作業をしながら Winamp を制御することが可能になります。

登録できるキーおよび操作内容は以下の表のとおりです。

キーの組み合わせ
キー1キー2
Alt
Ctrl
Ctrl+Alt
Shift
Shift+Alt
Ctrl+Shift
Ctrl+Shift+Alt
'0' 〜 '9' 'A' 〜 'Z'
'-' '^' '\' '@' '['
';' ':' ']' ',' '.' '/'
F1 〜 F12
← → ↑ ↓
Enter Esc Space
PageUp PageDown
Home End

登録可能な操作
 Album Playlist に対しての操作
操 作説 明
アクティブ化 ウィンドウをアクティブ状態にします
ポップアップメニュー ポップアップメニューを
マウスカーソル位置に表示します
選択を再生 選択されている曲を再生します
再生/停止 再生中の場合は停止し、停止中の場合は
ハイライト状態の曲を再生します
(再生⇔停止の切り替え)
前の曲へ 1つ前の曲へ移動して再生します
(またはシャッフルします)
次の曲へ 1つ後の曲へ移動して再生します
(またはシャッフルします)
表示/非表示 ウィンドウの表示⇔非表示を切り替えます
 Winamp に対しての操作 (先頭に * が付いている項目)
操 作説 明
*アクティブ化 ウィンドウをアクティブ状態にします
*ポップアップメニュー ポップアップメニューを
マウスカーソル位置に表示します
*ファイルを開く [ファイルを開く]ダイアログをOPENします
*ファイルを追加 [ファイルを追加]ダイアログをOPENします
*再生 停止中の場合に再生を開始します
*停止 再生中の場合に停止します
*一時停止 再生中の場合に一時停止します
一時停止中の場合は再生を再開します
*前のファイルへ 1つ前のファイルへ移動して再生します
(またはシャッフルします)
*次のファイルへ 1つ後のファイルへ移動して再生します
(またはシャッフルします)
*シャッフル シャッフルのオン⇔オフを切り替えます
*リピート リピートのオン⇔オフを切り替えます
*イコライザー イコライザーの表示⇔非表示を切り替えます
*プレイリスト プレイリストの表示⇔非表示を切り替えます
*巻戻し (※) 再生中の場合に巻戻しします
*早送り (※) 再生中の場合に早送りします
*音量を上げる (※) ボリュームを上げます
*音量を下げる (※) ボリュームを下げます
*終了 Winampを終了します
 (※) の印が付いている操作はキーを押下し続けると連続して処理されます  
 その他の操作はキーをクリアしているので連続処理は行なわれません

キーの組み合わせは自由ですが、特に重複チェック等は行なっていませんので各自の管理判断で登録するようにしてください。 登録しようとしたキーが他のアプリケーションで既にホットキーとして登録済みの場合はエラーとなります。 その場合はキーの組み合わせを変更して再度登録してみてください。
ホットキーは複数登録できますが、あまり多く登録しても操作が分かりづらくなると思います。 よく使う操作(再生/停止 等)の他にポップアップメニューを登録しておけば殆どの操作はメニューから行なえるようになるのでそれで十分かと思われます。


Winamp 5.x での使用

当該プラグインが正式にサポートしているのは Winamp 2.x ですが、Winamp 5.x でも Classic スキンで動作させれば一応使用可能みたいです。 しかし Modern スキンでは互換性が低いので使用できない機能も多くなり、スキンの形式も異なるので実質的に使用は無理だと思われます。
Winamp 5.x については Winamp 2.x 用のプラグインも使用可能ということだったのですが、実際には完全に互換がとれているというわけでもなく挙動がおかしくなってしまう制御も多数確認されました。 一応ひと通りチェックしてみて非互換による不具合は修正したつもりですがまだ見落としている箇所もあるかもしれませんし、今後のバージョンアップによって新たな非互換制御が発生することも考えられます。
しかし本来はサポート対象外な為あまり細かくデバッグするつもりはありませんので、使用するにあたって支障がない程度の最低限の修正および動作確認しか行なっていません。 そのことを十分に認識した上でお使いください。
現時点では Winamp 5.x への正式対応は未定です。


Winamp 5.x 用のロジックは削除しました。 代りに Album Playlist Plugin for Winamp 5.x をお使いください。
ベータ版ですが、モダンスキンに正式対応していないだけで、その他の機能については問題なく使用できます。



 * 更新履歴

【2007-04-01】 Version 1.62

 ・ホットキーの「前/後の曲へ」をパック化MP3以外で処理する場合にはWinampに対する
  操作のホットキーである「前/後のファイルへ」として処理されるように仕様変更
 ・CueSheet Playlist 併用時にWinampメニューからの再表示で発生する不具合を修正
 ・設定更新直後にウィンドウの再表示ができなくなる不具合を修正


【2005-07-03】 Version 1.61

 ・書式編集のファイル名でディレクトリ名が付いている場合は除去するように修正


【2005-03-19】 Version 1.6

 ・Winamp 5.x 用のロジックを削除(Album Playlist Plugin for Winamp 5.x に移行)
 ・デスクトップ端への吸着でタスクバーも意識するように修正
 ・Winampを最小化状態で終了した後の再起動時の不具合を全面見直し修正により改善
 ・ウィンドウを閉じた場合はWinampのメニューからも再表示できるようにした
 ・プレイリストの書式編集にファイル名というアイテムを追加
 ・キューシートの場合の書式編集の仕様を一部変更
 ・デフォルトスキンのデザインを一部修正


【2004-11-10】 Version 1.55

 ・同じファイルを長時間再生しているとファイルが切り替わってしまう事象に対処


【2004-06-26】 Version 1.54

 ・ID3v2タグが不正な場合で異常終了する可能性がある箇所も処理方法を見直し変更した
 ・ID3v2タグのトラックbフ読み込みで無条件にゼロが補完されてしまう不具合を修正
 ・Winampを起動したままWindowsを終了した場合に設定が保存されない不具合を修正


【2004-06-05】 Version 1.53

 ・シャッフルでの選曲重複チェックの方法を更に見直し改善
 ・リピート(アルバム)とそれ以外の場合とで「次の曲へ」の動作を変更した
 ・ID3v2タグが不正な場合でも異常終了しないように処理方法を変更した
 ・当該プラグインウィンドウの専用スキン(AlbumPL.bmp)への対応


【2004-04-25】 Version 1.52

 ・前回終了時の再生ファイルが存在しない場合に発生するフォーカスの異常を修正
 ・シャッフル(アルバム)で不確定要素を残しておいたが選曲が偏るので処理を見直した
 ・曲切り替え時の一時停止をシャッフル(全ファイル)以外は行わないように仕様変更


【2003-12-31】 Version 1.51

 ・Winampを最小化している場合のホットキーによる処理内容を見直し修正
 ・小さいウィンドウ状態で設定更新した場合にプレイリストの表示が崩れる不具合を修正
 ・画面のプロパティで大きいフォントを指定している場合に小さいウィンドウでも
  正しく表示されるように文字間を調整するオプション設定を追加
 ・Winamp 5.x の Classic スキンで使用した場合に生じる非互換による不具合に対処
  (但し Modern スキンには対応していません、対処内容を以下に * 印で列挙)
 ・起動時にウィンドウの吸着判定が機能しない場合がある事象に対処 (*)
 ・ウィンドウの表示/非表示でメインウィンドウも連動してしまう事象に対処 (*)
 ・Winampを最小化状態で終了した後の再起動時に正常に復帰できない事象に対処 (*)
 ・表示されるウィンドウの種別の違いに対処 (*)


【2003-12-20】 Version 1.5

 ・ホットキーによるWinampの操作機能を追加(既存ホットキー機能の拡張)
 ・上記機能追加に伴い既存のホットキー機能(次の曲へ)は削除した
 ・設定ダイアログに適用ボタンを追加
 ・補正時間を計測算出する機能を試験的に導入
 ・曲を削除(再生対象から除外)した状態を保存復元するようにした
 ・Winampを最小化状態で終了した後の再起動時の制御を一部改善
 ・曲切り替え時に再生を一時停止させて確実に処理が行なわれるように改善
 ・ブレイク時間の設定で値の制限が効かない不具合を修正


【2003-11-16】 Version 1.33

 ・起動時がアルバム以外の場合にプレイリストに表示されなくなる不具合を修正


【2003-11-15】 Version 1.32

 ・ホットキーの登録により次の曲へまたはシャッフルの制御を可能にした
  (Winampが非アクティブな状態や最小化している場合でも制御可能)
 ・シャッフル(全ファイル)で再生する曲がなるべく重複しないように対処
 ・早送り/巻戻しの際に一定の速度で移動するように制御内容を見直し改善
 ・フォントのサイズによって再生時間の表示がズレる場合がある不具合を修正
 ・データによって除数エラーが発生する場合がある不具合に対処


【2003-11-01】 Version 1.31

 ・ファイル抽出保存でパス付きファイル名の場合にエラーとなる不具合に対処
 ・フックするキーにEnterキーも追加して再生機能を制御できるように修正
 ・ウィンドウの透過表示に対応(Windows2000/XP以降のOSの場合にのみ有効)


【2003-10-04】 Version 1.3

 ・リストに表示する内容を書式指定できるようにした
 ・自動スクロール時に移動する行数の算出方法を変更
 ・スモールウィンドウで起動した後のリスト表示処理を見直し改善
 ・スモールウィンドウでのスキン取得方法を見直し修正
 ・Winampを最小化状態で終了した後の再起動時の不具合を更に改善


【2003-09-21】 Version 1.25

 ・ファイル情報参照時にエラーが発生する場合がある不具合を修正
 ・ファイル情報のMPEG情報欄が書き込み可になっていたのを修正
 ・Winampを最小化状態で終了した後の再起動時の不具合を改善


【2003-09-13】 Version 1.24

 ・左右カーソルキー(←・→)で再生中に巻戻し・早送りができるようにした


【2003-09-06】 Version 1.23

 ・通常再生またはリピート(アルバム)で削除した曲も再生してしまう不具合を修正
 ・シャッフル(全ファイル)再生でエラーが発生する場合がある不具合を修正
 ・起動直後の再生で稀に不正な補正時間を把握してしまう場合がある不具合を修正
 ・シャッフル(全ファイル)再生の曲順拡散方法を見直し


【2003-08-30】 Version 1.22

 ・シャッフル(全ファイル)再生でファイルが切り替わる時の処理方法を改善
 ・各曲の先頭に移動した時にシークバーの先頭位置への戻りが一瞬遅れるのを改善
 ・タイミングによって稀に不正な再生時間を取得してエラーが発生する事象に対処


【2003-08-27】 Version 1.21

 ・通常再生で各曲間の音が途切れる不具合を修正(Entireの場合に影響あり)
 ・シャッフル再生の曲順拡散方法を更に見直し


【2003-08-23】 Version 1.2

 ・リストの曲の一部を再生対象から一時的に外す機能を追加(Deleteキーでオン/オフ)
 ・プレイリスト内のフォントおよびサイズを指定できるようにした
 ・シャッフル再生の曲順拡散方法を見直し
 ・小さいウィンドウでのショートカットキーおよびポップアップメニューの動作見直し
 ・小さいウィンドウから通常に戻した時に再生中の曲が表示されない不具合を修正
 ・シークバーのドラッグ中の不具合を修正


【2003-08-11】 Version 1.12

 ・再生時間補正のクリアが必要な場合の処理が抜けていたのを修正


【2003-08-10】 Version 1.11

 ・タイミングによって再生時間補正の値をゼロクリアしてしまう不具合を修正


【2003-08-09】 Version 1.1

 ・リピート再生機能を追加(シングル/アルバム)
 ・シャッフル再生機能を追加(アルバム/全ファイル)
 ・タイマーのインターバルをオプション指定できるようにした
 ・各曲終端を判定する為の時間位置のオプション指定を追加
  (リピート/シャッフル等の処理を行なう為に機能追加)
 ・再生時間のズレを補正するオプション指定を追加
  (各曲の終端を正確に判定する為に指定は必須)
 ・Winamp最小化状態で終了した場合にウィンドウ位置が復元されない不具合に対処
 ・[再生] で曲が選択されていない場合はカレント位置の曲を再生するように変更
 ・曲を未選択の場合は [ファイル情報] [ファイル抽出保存] は選択不可にした
 ・その他細かな仕様見直しやバグ修正


【2003-08-05】 Version 1.0  ・・・ 正式版公開

 ・ポップアップメニュー保留項目の対応([アルバム情報]-[展開])
 ・[アルバム情報]-[展開] で MusicPack 3on3 を起動して UnPack されるようにした
 ・オプションに [展開] に関する設定画面を追加
 ・最後に再生していた曲目の位置を保存/復元するようにした
 ・小さいウィンドウで曲目番号が表示されない場合がある不具合を修正


【2003-07-31】 Version 0.7β

 ・ポップアップメニューの追加([アルバム情報] [ファイル情報] [ファイル抽出保存])
 ・[アルバム情報] でアルバム種別(Cue,Pack,ZIP,LHA)を表示できるようにした
   一部機能("展開")については保留、以降のバージョンアップで対応予定)
 ・[ファイル情報] で選択した曲のID3タグおよびMP3データ情報を表示できるようにした
   但しアルバム種別が Cue の場合は処理対象外)
 ・[ファイル抽出保存] で選択した曲を抽出してファイル保存できるようにした
   但しアルバム種別が Cue の場合は処理対象外)
 ・小さいウィンドウでの経過時間の表示方法に誤りがあった部分を修正
 ・最終曲の再生時間について算出ミスが発生する場合がある不具合を修正
 ・曲名の省略表示で2バイト文字の場合に文字化けする不具合を修正
 ・ミニブラウザでヘルプ(当該 .htm ファイル)を表示できるようにした


【2003-07-28】 Version 0.5β

 ・マウスの右クリックでポップアップメニューが表示されるようにした
   現段階では [再生] と [設定] のみ、以降のバージョンアップで機能追加予定)
 ・オプション設定画面を追加
   ポップアップメニューの [設定] または Winamp の [オプション]-[設定] で表示)
 ・対象ファイル(アルバム)以外の場合は非表示にするオプション指定を追加
 ・小さいウィンドウで再生中の場合には経過時間を表示するオプション指定を追加
 ・任意のショートカットキーを割り当てるオプション指定を追加
   前の曲へ移動、次の曲へ移動、ウィンドウの表示/非表示の切り替え)
 ・Winamp本体に対するフック処理の見直し修正
 ・アイコンが C++Builder のデフォルトのままであったのを変更


【2003-07-26】 Version 0.1β  ・・・ β版公開



 * 参考資料

アルバム種別比較
比較項目CuePackZIPLHA解 説
汎用性 × ・Cue は mp3cue プラグインと互換
・Pack は MusicPack 3on3 独自形式
・ZIP/LHA は通常の無圧縮アーカイブ
処理効率 ・Cue は時間算出済なので高速
・その他は時間の算出が必要なので非効率
・ZIP/LHA はアーカイブ内のデータ部分を
 検出しているので更に効率は悪い
ファイル
情報表示
× ・Cue は各曲データ部分の認識はしていない
 ので情報を取得できず表示は不可
・その他は各曲データ部分をファイルとして
 認識しているので表示可能
 ただしフレームをスキャンしているので
 処理速度はやや遅い
ファイル
抽出保存
× ・理由は情報表示と同様
・展開で MusicPack 3on3 を起動して
 抽出(Extract)することは可能
Entire - × × ・Cue はファイル形式に無関係なので除外
・Pack は各曲データ間が隙間なく繋がって
 いるので最適(Pack+Cue が最良)
・ZIP/LHA では各曲としての認識ができない
 のでアーカイブ化しても意味がない
VBR × × × ・Pack+Cueでパック化
・Xingヘッダーを付加
・ID3タグは除去
・in_mpg123.dll を使用


Pack形式
ID3v2タグ
(Cueシート含む)
・ID3v2タグ付きの場合のみ
・サイズ可変
・Cue付きの場合はGEOBフレームに埋め込まれています
・MusicPack 3on3 や各種タグエディタ等で除去可能
 (ただしCueシートも削除されます)
P
a
c
k
  Pack ヘッダー   ・各曲データの先頭バイト位置等を保持しています
・各曲データのファイル名を保持しています
・各曲データのアーティスト名/タイトルを保持しています
 (プレイリスト内での表示にも利用)
曲データ1
・通常のMP3ファイル
・各曲データの間は全て切れ目なく繋がった状態
・先頭にID3v2タグが付いている場合あり
・末尾にID3v1タグが付いている場合あり
曲データ2
曲データn
  Pack フッター   ・128バイトのデータで内容に特に意味はありません

※最後の曲データにID3v1タグが付いているとPackデータ全体の
 ID3v1タグとして認識されてしまうのでそれを防ぐ為に付加
ID3v1タグ ・ID3v1タグ付きの場合のみ
・サイズ128バイト固定
・MusicPack 3on3 や各種タグエディタ等で除去可能


無圧縮ZIP形式
ID3v2タグ
(Cueシート含む)
※Pack形式参照
Z
I
P
Local File Header

・通常のMP3ファイルが無圧縮データとして保持されている
・各曲データの前には全てヘッダーが付いている
・曲データ先頭にID3v2タグが付いている場合あり
・曲データ末尾にID3v1タグが付いている場合あり
・ID3v2タグ > ID3v1タグ > ファイル名 の優先順位で
 アーティスト名/タイトルを取得してプレイリスト内での
 表示に利用します


※無圧縮ZIP形式によるMP3ファイルについての簡略説明ですので
 実際のZIPファイルフォーマットはもっと複雑な形式になります
曲データ1
Local File Header
曲データ2
Local File Header
Local File Header
曲データn
Central Directory

(n個分存在)
・保持している件数分存在
・当該プラグインでのデータ検出処理では無視
End of Central
Directory Record
・最後に存在
・当該プラグインでのデータ検出処理では無視
ID3v1タグ ※Pack形式参照


無圧縮LHA形式
ID3v2タグ
(Cueシート含む)
※Pack形式参照
L
H
A
 Level-2 Header  

・通常のMP3ファイルが無圧縮データとして保持されている
・各曲データの前には全てヘッダーが付いている
・曲データ先頭にID3v2タグが付いている場合あり
・曲データ末尾にID3v1タグが付いている場合あり
・ID3v2タグ > ID3v1タグ > ファイル名 の優先順位で
 アーティスト名/タイトルを取得してプレイリスト内での
 表示に利用します


※無圧縮LHA形式によるMP3ファイルについての簡略説明ですので
 実際のLHAファイルフォーマットはもっと複雑な形式になります
曲データ1
 Level-2 Header  
曲データ2
 Level-2 Header  
 Level-2 Header  
曲データn
ID3v1タグ ※Pack形式参照




   山端 茂之 Copyright(C) 2003-2007 S.Yamahata

   ホームページ
   ・やまたんの館 : http://yamatan.jpn.org/
   ・MP3on3(解説): http://how.to/mp3on3/