2007-05-13

署名作成

公開鍵暗号の応用技術です。ファイルを暗号化するのではなく、電子署名を付けることによって正真性(本人が作成しており、移送途中に変更が加えられてはいないこと)を証明することができます。たとえば、身分証明書など、誰もが読める状態でなければ困るが、データの正真性だけは保証しておきたいというような場合に使います。

データが偽造されていない証拠として、チェックサムをさらに複雑化したような署名ファイルをJanusDGは作成することができます。相手はやはりJanusDGを使用して、データの正真性を確認することができます。

署名作成モードにセット

JanusDGを署名モードにセットします。ツールバーの「署名作成」ボタンをクリックし、ボタンが押された状態にしてください。

署名作成ボタンをクリックした様子

ファイルをドロップ

署名したいファイルをメインウインドウの「ここにファイルをドロップしてください」という部分にドラッグ&ドロップします。一度に署名できるファイルは一つだけです。

署名ファイルの名前の指定

「署名ファイルの名前を指定してください」という画面が現れますので、作成したい署名ファイルの名前を指定してください。

署名ファイルの名前の指定

ここで「保存」をクリックすると署名ファイルが作成されます。

相手には元のファイルと署名ファイルをセットにして届けます(初めての相手には自分の公開鍵もあわせて届ける必要があります)。

Kazuyoshi Kakihara