このプロジェクトビューはプロジェクトの管理、および、各ダイアグラムとディクショナリの管理ができます。プロジェクトビューを見ると現在開いているプロジェクトとアクティブになっているプロジェクトが分かります。
アクティブプロジェクトは特別なプロジェクトで、保存の際に対象となるプロジェクトです。アクティブ以外のプロジェクトを保存したい場合は、プロジェクトビューで選択してアクティブに切り替えてください。
1.オブジェクトについて
オブジェクトの最上位はプロジェクトであり、その下位に各ダイアグラムが存在します。また、オブジェクトはすべて複数管理できるため、プロジェクトや各ダイアグラムが複数存在することができます。
ディクショナリも複数管理する事が出来ます。しかし、複数のディクショナリ間で同じ名前のクラスなどが存在しないように管理するのが良いでしょう。同名のモデルが存在する場合は自動的に先頭のディクショナリのモデルを使用することになりモデリング作業中に混乱する原因になります。
2.ファイルパスについて
ファイルパスは各オブジェクトが存在するパスを表示しています。
3.サブメニューについて
オブジェクトを選択中に右クリックをすることでサブメニューを呼び出せます。
サブメニューではダイアグラムの表示、削除が可能です。
オブジェクトビューは子ウィンドウにダイアグラムが表示されている場合のみ表示されます。
ダイアグラム内の全てのオブジェクトを一覧表示します。ダイアグラム内のオブジェクトが1つだけ選択されている場合はオブジェクトビュー内でもラベルが選択状態になります。逆に、オブジェクトビューのラベルをクリックするとダイアグラムでそのオブジェクトを選択できます。
オブジェクトの名前はダイアグラム内でユニークになります。人が設定しないかぎり決まった名前+連番の形式で自動生成されて非常に分かりにくいと思います。必要に応じてオブジェクトの名前を変更すればいざという時に分かりやすくなります。
クラス・ディクショナリにクラスが定義されている場合にクラス・モデルを一覧表示します。クラス・ディクショナリがプロジェクト内に複数ある場合は全てのディクショナリの内容を一覧表示します。
プロジェクトを複数開いている場合は、子ウィンドウに開いているダイアグラムと同一のプロジェクトのクラス・ディクショナリの内容を表示します。
現バージョンでは「パッケージ階層順にクラスを表示」する機能しかありませんが、将来のバージョンでは基本クラスへのアクセスや、派生クラスへのアクセスも出来るようになります。
クラス図へドラッグ&ドロップするとクラスが生成されます。この時作成されるクラスはメイン画面上にあるツールバーのクラスの表示制御のアイコン(
)のON/OFFに従って表示状態を変えます。
クラスビューの再描画停止のアイコン(
)がONになっている場合はクラス・ディクショナリが更新されてもクラスビューに反映しません。パソコンの性能があまり良くない場合に使用することで操作のもたつきが改善される事があります。
自動コネクタ生成のアイコン(
)がONになっている場合は関連・ディクショナリを参照して自動的にコネクタを生成します。