◆ 様々なテクニックの紹介


タイル表示を確認

 画像をタイルのように敷き詰めて表示してみることが出来ます。壁紙作成でつなぎ目を確認したい時などに便利です。
 メニューの「ピクチャ(P)」から「タイル表示してみる(T)」をクリックすると、タイル表示フォームが開きます。
 さらにこの画面上に文字を表示し、文字が読みにくくないかどうかをチェックする機能もあります。
 タイル表示フォームのメニューから「文字の試し書き(S)」の「入力(I)」を選ぶと、文字を入力できるようになります。入力後、右下の「OK」ボタンを押してください。
 もちろん文字色やフォントも変える事も出来ます。色はメニュー「文字の試し書き(S)」の「色(C)」、フォントは「文字の試し書き(S)」の「フォント(F)」を選択することで変更できます。

 

形の調整をする

 「形」フレーム内の「周期2倍」「周期半分」「振幅2倍」「振幅半分」ボタンを使って、画像の形を修正することが出来ます。
 「周期半分」は画像を縮小したような効果があります。
 「周期2倍」は画像を拡大したような効果があります。
 「振幅半分」は画像の変化を和らげます。
 「振幅2倍」は画像の変化を激しくします。

[例]

 

 また、特定の成分だけを修正したい場合は、各値のテキストボックスの右にくっついている小さいボタン(スピンボタン)を押して修正します。
 上矢印ボタンを押すと値が2倍、下矢印ボタンを押すと値が半分になります。

[例]

 

色見の調整をする

 「色」フレーム内の「位相のずれ」スクロールバーの値を変更することにより、画像の色見を調整できます。
 0%〜99%の範囲で指定し、0%と50%では色の現れ方が正反対になります。
 下の例では、0%の時に黒かった部分が40%では黄色に、0%の時に黄色かった部分が40%では黒になっていることが分かります。

[例]

 

画像をスクロールする

 「形」フレーム内の「画像の中心」テキストボックスの値を変更することにより、画像をスクロールできます。
 X座標、Y座標ともに -9999〜9999の範囲で指定します。
 ただし中心を (0,0) 以外にすると上下左右対称の画像ではなくなります。

[例]

 

 

にじみ

 「形」フレーム内の「にじみ」テキストボックスの値を大きくすると、画像にノイズを与えにじんだような効果を与えます。
 値は1〜999999までの整数で指定します。
 応用例として、上下左右つながっていない画像ににじみを与えると、壁紙表示した際のつなぎ目をある程度ごまかす事が出来ます。

[例]

 

べき乗

 「形」フレーム内の「べき乗」テキストボックスの値を大きくすると、より鋭い画像になります。
 値は1〜999999までの整数で指定します。
 ただしこの値を1以外にすると、描画がやや遅くなります。

[例]

 

描画モード

 「ピクチャ」フレーム内の「描画モード」の機能を使うことにより、より複雑な模様を作り出すことが出来ます。
 「通常」「AND」「OR」「XOR」の4つのモードがあります。
 使い方は、まず初めに「通常」モードで画像を描画した後、他の形の画像を「AND」「OR」「XOR」等で重ねていきます。
 重ね合わせが思うようにいかなかった場合は、メニューの「ピクチャ(P)」から「描画アンドゥ(Z)」を選べば最後の描画を取り消すことが出来ます。

[例]

 

[応用例]

1.色セット「紅と黒」を選び、メニューの「色(F)」から「色セットのコピー(C)」でコピーを作り、色セット編集のメニュー「色調操作(O)」から「位相を120度回転(R)」を1回実行し、これを「青と黒」と名付ける。
 2.さらに「青と黒」のコピーを作り、位相を120度回転して「緑と黒」と名付ける。
 3.「紅と黒」を使い、描画モード「通常」で1回ランダム設定と描画をする。その後描画モードを「OR」に変更し、「青と黒」で1回ランダム設定と描画、「緑と黒」で1回ランダム設定と描画する。

 


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