◆ 色セットについて
色セットとは?
色セットとは、画像の色合いを決定する色の組み合わせのことです。
初期状態では、紫水黄、RGB(赤・緑・青)、虹(赤・黄・緑・水色・青・紫)、毒(暗い緑・黒・暗い青)・・・などがあらかじめ用意されていますが、自分で作成/編集することもでき、合計
50 個まで追加できます。
色セットの追加
「色」フレーム内の「追加」ボタンをクリックすると新規の色セットを追加し、編集ウィンドウが開きます。
色セットの削除
「色」フレーム内の「削除」ボタンをクリックすると現在選ばれている色セットを削除します。
一度削除すると元に戻せません。
色セットのコピー
メニューの「色(F)」から「色セットのコピー(C)」をクリックすると現在選ばれている色セットのコピーを作成して、その編集ウィンドウを開きます。
初期状態に含まれる色セットを編集するときはこの機能でコピーしてから編集することをお奨めします。
色セットの読み込み
メニューの「色(F)」から「色セットの読み込み(L)」をクリックすると、拡張子.cstのファイルから色セットを読み込みます。
既存の色セットと同じパラメータを持つ色セットは読み込まれません(名前のみが違う場合でも、同じ色セットと認識されます)。
なおcstファイルをメインウィンドウにドラッグ&ドロップすることによっても、読み込み可能です。
色セットの保存
メニューの「色(F)」から「色セットの保存(S)」をクリックすると、現在選択されている色セットを拡張子.cstでファイルに保存します。
また、メニューの「色(F)」から「全ての色セットの保存(S)」をクリックすると、全ての色セットを1つのcstファイルにまとめて保存します。
色セットの初期化
メニューの「色(F)」から「色セットの初期化(I)」をクリックすると、「色セットを初期化します。よろしいですか?」という確認ダイアログが開き、ここで「はい」と答えるとすべての色セットが初回起動時のものに初期化されます。
一度初期化すると元に戻せません。
色セットの編集
「色」フレーム内の「編集」ボタンをクリックすると「色セットの編集」ウィンドウが開きます。
色セットの名前: 編集中の色セットの名称です。ユーザが自由に決定できます。
色決定ポイントの数: 「色の変化」で設定する色決定ポイントの個数です。
段階数:
グラデーションがどれだけ滑らかに変化するかを指定します。
1段階や2段階にすると境界のはっきりした模様が描画できます。
256段階にすると完全に滑らかになります。
[例] |
色の変化: 色セット編集のメインともいえる部分で、グラデーションがどのように色変化するかを指定します。
グラデーションの上に表示されている縦長の長方形が色決定ポイントです。
各色決定ポイントの色はその真下の部分の色になります。色決定ポイント間の部分は段階数に応じて自動的に補完されます。
色決定ポイントをクリックすると色を変更できます。
両端の色決定ポイントの色を同じにしておくと滑らかなグラデーションになります(下の例参照)。「両端の色は一致させる(F)」にチェックを入れておくと自動的に両端の色が一致します。
「ランダム決定」ボタンはすべての色決定ポイントの色をランダムに決定します。
[例] |
色調操作
「色セット」ウィンドウのメニューの「色調操作(C)」から、様々な色調操作が行えます。これらの操作はすべての色決定ポイントに適用されます。
明度の調整: 明るさを調整します。
ネガ: R(ed)、G(reen)、B(lue)それぞれの輝度が反転します。写真のネガのような効果が得られます。
色相を120度回転:
操作後のR、G、Bそれぞれの輝度が、操作前のB、R、Gの輝度になります。