◆ 簡易アニメーション作成について


 Ver2.40からの新機能として、簡易アニメーション作成機能が加わりました。
 「位相のずれ」を連続的に変化させた複数の画像を描画することでアニメーションを表現します。
 作成したアニメーションはBMP形式の画像ファイル群という形で保存できます(1フレームにつき1ファイル) 。

 ※アニメーションGIF形式やAVI形式等での保存には対応しておりません。

 

「アニメーション」ウィンドウの表示

 「アニメーション」ウィンドウは簡易アニメーションを作成するためのウィンドウです。
 このウィンドウ上でアニメに関するパラメータの設定とアニメの描画・保存を行います。
 このウィンドウを表示するには、メインウィンドウのメニュー「ツール(T)」から「簡易アニメーション作成(A)」を選びます。

 

位相のずれ

 「XXX %から XXX %まで」の部分では、アニメーション1周期の最初のフレームと最後のフレームの「位相のずれ」を指定します。
 「0%から99%まで」に設定しておくと最初と最後のフレームが繋がった滑らかなアニメーションになりますので、通常はこの設定で構いません。
 「XXX フレーム」の部分では、アニメーション1周期のフレーム数を指定します。
 フレーム数が少なすぎるとチカチカとしたアニメーションになってしまいます。逆にフレーム数が多くなるほど滑らかなアニメーションになりますが、当然その分描画時間もかかり、またアニメーション全体のファイルサイズも大きくなります。

 

アニメーションの作成

 位相のずれの設定の後、「作成」ボタンを押すとアニメーションの各フレームの描画を開始します。
 作成中に「作成中止」ボタンをクリックすると描画を中止します。
 作成したアニメーションはいったん「アニメーション」ウィンドウを閉じると消去されますので注意してください。

 

作成したアニメーションのプレビュー

 「プレビュー」ボタンをクリックすると「アニメーションプレビュー」ウィンドウが開き、作成したアニメーションを再生する事ができます。
 「アニメーションプレビュー」ウィンドウではアニメーションスピードを上部のスクロールバーで調整できます。
 プレビューから戻るにはプレビューウィンドウ右上のバツ印をクリックしてウィンドウを閉じてください。
 「プレビュー」ボタンはアニメーションを作成するまでクリックできません。

 

作成したアニメーションの保存 

 作成したアニメーションは、BMP形式の画像ファイル群という形で保存できます。
 まず、作成した画像群を保存するフォルダを左のリストから選びます。
 「新規フォルダ」ボタンをクリックすると選択中のフォルダの下に新しいフォルダを作成できます。
 次にファイル名に関する設定を行います。
 ベースファイル名とはファイル名の先頭につく文字列です。
 連番とは接頭辞に続く、フレーム毎の通し番号です。開始番号と桁数を指定します。
 「保存」ボタンをクリックすると保存が開始されます。
 「保存」に関する設定部分はアニメーションを作成するまで操作できません。

[例] 接頭辞が「anim」、連番が「1からで「3桁」の場合 

1フレーム目のファイル名

anim001.bmp

2フレーム目のファイル名

anim002.bmp

3フレーム目のファイル名

anim003.bmp

4フレーム目のファイル名

anim004.bmp

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