顔
「メニュー -> ファイル -> 顔画像データ読込み」から「*.fmk」ファイル(電算自動絵師の顔画像ファイル)が読込めます。
直前に「メニュー -> ファイル -> 人体モデル作成」より人体モデルを作成していると、人物画が出来ます。
動きや「オブジェクト」の設定もしてありますので、「動きモード」にしたり、「オブジェク表示」したりしてみてください。

動かし方
「メインメニュー」の「動きモード」ボタンまたは、「メニュー -> 命令 -> 動きモード」を選択して、「動かす」ダイアログを開き、メニューの「点回転」を選択します。
顔の中心にある青い四角を選択して上下左右にドラッグすると顔を動かせます。
顔は正面から横向きが限界です。
反対側は、反転して表示しています。
矛盾なく表示するためには、顔は髪を覗き左右対称である必要があります。
編集(左右目、左右眉、左右まぶた、口、その他)
この部位の編集は、単純に点を動かして形を変えて、それを「基準線」にすれば出来ます。
しかし、小さすぎて編集しにくいでしょう。
この場合、「メインメニュー」の「一時拡大」または、「メニュー -> 描画 -> 一時拡大」を選択して拡大します。
次は、「メインメニュー」の「全移動」または、「メニュー -> 描画 -> 全移動」を選択して編集しやすい位置に移動し編集します。
編集が終わったら、「メインメニュー」の「原点」または、「メニュー -> 描画 -> 原点」を選択して元に戻します。
「メインメニュー」の「基準」または、「メニュー -> 描画 -> 基準」を選択して選択している線を「基準線」にします。
ちなみに、「原点」に戻して「基準線」にしなければ「全移動」した分ずれてしまいます。
編集(鼻、耳)
鼻、耳の編集も、ほとんど上と同じですが、端点が輪郭と接続するためそれを考慮して変形しなければなりません。
編集(左右輪郭)
輪郭も上と同じようにして編集できますが、輪郭は横向きの形も編集する必要がある場合もあります。
「編集ツール」で「顔→(左右)輪郭→横向きの点」を選択し、「編集」ボタンを押します。
赤色の線が出ますので、その上の点をドラッグして編集します。
輪郭の点と鼻や耳の点を接続するので、輪郭のバランスを維持したい場合は左右にのみ編集した方がいいかもしれません。
終わったら「決定」ボタンを押します。
編集(髪)
髪には、動きが髪ではない「その他」の部分もあります。
線を選択したとき、「編集ツール」の二番目のコンボボックスで判別できます。
髪も他の部分と同じように編集することが出来ますが、Z座標も有効ですので、「Z」ボタンを押してZ座標も編集してください。
次に、新規に髪を追加する方法を説明します。
まず適切な髪を描きます。
髪の先は、点の「モード」を「頂点」にするとよいと思います。
Z座標も編集してください。
最後に「編集ツール」で「顔→髪→縦移動距離」を選択し、「編集」ボタンを押し、「入力」ダイアログで値は0.0のまま「OK」ボタンを押します。
これは、顔を上下させたときの髪の動きを補正するためのものです。通常は0.0で構いません。
編集、追加した後は、「基準線」にするのも忘れないで下さい。
髪に色をつけたいときは、「色をつける」を参考に「オブジェクト」の設定を行ってください。
編集(左右目)
目の編集は今後変更を加える可能性があります。
目(眼球)の編集は色をつける「オブジェクト」ダイアログで行います。
「オブジェクト」ダイアログの左のリストボックスより、「左目」または「右目」を選択してください。
「mode」のコンボボックスが、「目(高速)」になっていることを確認してください。
このとき、「点」のコンボボックスのすぐ下の「編集」ボタンを押すとリストボックスが表示されますので、編集したい項目を選び「OK」ボタンを押してください。
入力ダイアログが表示されますので、少数または16進数で入力してください。
16進数は、2文字(8バイト)または4文字(16バイト)に区切られているので気をつけてください。
値の変更が終わったら入力ダイアログの「OK」ボタンを押してください。
値が変更されますので、あとは「色をつける」と同じように、リストボックスの下の「書換」ボタンを押してオブジェクトを書き換えてください。

編集の一例です。
他にも「編集ツール」で「顔→○○」のところに、いろいろと設定値が出てきますが、これは各部分の動きを設定するところです。
適当に値を入れると、各部分が表示されなくなることがあります。
戻る