last update : 2007. 11. 15

WEBCAMsupporter

はじめに

スクリーンショット  ウェブカメラ監視支援ソフト(以下、このソフト)は、今や数千円と安価で手に入れることができるUSBカメラやIP回線を使用したネットワークカメラなどで撮影した画像を定期的に監視するソフトです。

 このソフトはデバイスの制御やキャプチャーなどの機能は一切実装されていません。
 これは、デバイスに関する処理は一般に公開されている優れたキャプチャーソフトにしてもらい、それによってキャプチャーした画像をどうするかと言うことに主眼をおいているためです。

 そもそもは作者がUSBカメラやネットワークカメラを複数稼動させ、自前のWEBサーバー経由で様子を見たい。
 がその場合はファイル名が固定でないといけない。
 すると監視目的に履歴として画像を残せない。
 ネコがきたら(動体検知したら)携帯電話に通知してほしい。
と言う不満があり、希望通りのソフトが見つからなかったため、自作するに至りました。
 非常に作者中心的で、いかに自動的でかつインターネット経由でネコを見ることを楽しめるか、と言う目的を実現するためのソフトですので
需要は少ないと思います。。。

 なお、アプリケーションは外部からメッセージを送信することで制御することもできます。
 これによりタスクスケジューラなどの外部アプリケーションと組み合わせることができるようにしてあります。


必要な環境

 Windows2000, XP (95系はわかりません^^;)

 USBカメラ
 ネットワークカメラ
  ※FTPクライアント機能を実装しており、FTPサーバーはこのソフトと同じ環境で動作していること

 キャプチャーソフト
  ※USBカメラを使用する場合に必要
  固定ファイル名でキャプチャーできるならどんなものでもよい

 タスクスケジューラ
  ※指定時刻に開始、停止、また監視画像の通知などを実行したい場合に用いる

 Microsoft .NET Framework 2.0 (マイクロソフトのHPからダウンロードしてください)


使い方と環境設定

 WEBCAMsupporter.exe を起動してください。
 あとは直感で。


コマンドラインオプション

 コマンドラインオプションに環境設定ファイルを指定することができます。
 これにより、複数のキャプチャー画像を監視することができます。   ex WEBCAMsupporter.exe USBCAM.cfg
  ex WEBCAMsupporter.exe NETCAM.cfg

 アプリケーションは複数同時に起動できますので、複数のキャプチャー画像を監視する際に使用してください。


外部からの制御

 このソフトは、外部から制御することができます。
 これにより、タスクスケジューラなどで定刻動作を指示することができます。
 このソフトに同梱されている以下のソフトで制御することができます。

 WEBCAMsuHelper.exe [カメラ名] [COMMAND] [COMMAND] [COMMAND] ...

 指定できるコマンドは、制御ソフトをコマンドライン引数なしで起動すると表示されます。


著作権等

 著作権は作者 torowasa が保有します。
 改変造して使いたいなどの場合にソースファイルが必要でしたらご相談ください。
 ただし(無いとは思いますが)営利目的、商用、雑誌梱包などの場合は、許可をお取りください。

 連絡先 : torowasa@nfactory.jp

 不具合や機能要望などについては、できる限り対応したいと思いますが義務ではありません。
 本業もありますので合間合間に対応するだろう、と言う前提意識でご報告くださると嬉しいです。


ちなみに

 作者の環境はこんな感じです。
 
 
 RtImage の作者様、とても素敵なソフト、ありがとうございます!!
 MFA(Multi Function Alarm) の作者様、とても素敵なソフト、ありがとうございます!!


更新履歴

Ver 内容
0.04 外部から制御できるようメッセージ処理を追加
POP before SMTP を追加
ほかいろいろ
0.03 一般公開用に画面構成等を修正
0.02 連続通知制限を追加
0.01 基本となるモノができた