通信囲碁道場 for Vista V1.0の使用方法
ダウンロード有り難うございます。VISTA用の通信対戦用の囲碁ソフトです。

[作者] 波平
[メースアドレス] namihei@web-sailor.com
[OS] Windows Vista (net framework 3.5)
[開発言語] Visual Basic 2008 express edition



1 メイン画面
 囲碁対戦する囲碁盤碁石は、各石場(@またはA)にマウスポインタをおいて、そこからマウスドラッグします。
通信設定を完了し、第一手を打った瞬間に、対戦が始まります。

 @ 黒碁石場
 A 白碁石場
 B 取った白碁石の数
 C メニュー
黒碁石のドラッグ



2 メニュー
(1) ファイルメニュー

@ 棋譜データを開く
・9目置きなどの初心者用にハンディをつけるためのデータを保存しておき、
対戦するときに読み出してそこからゲームを開始するときなどに使用します。
・また、定石の学習等の練習用に保存しておくこともできます。

A 棋譜データを保存
ここで、保存するのは、盤面データです。
B 棋譜の読み出し。
・Cで保存した対局の棋譜を保存し、再現するために使用するもの。
・対戦が中断せざるを得なくなり、保存をし、そこからゲームを開始する場合
に使用するもの。
・対戦を振り返るために使用。

C 全手保存
対局を全手保存します。

D 盤面から全石を取り除く。
E 黒・白を選択します。


(2) 接続メニュー

@ サーバ
 通信囲碁道場をサーバーとして立ち上げます。このメニューを起動すると、
下のリストボックスにサーバアドレスが表示されます。記録しておきましょう。

A クライアント
 Init.txt を通信囲碁道場と同じフォルダに入れ、サーバアドレスを1行1項目
で保存しておきます。対戦相手がたくさんいてもいちいちアドレスを入力する
必要がありません。
 ここには、IPアドレスの他、http//:www〜 といったアドレスでもかまいません。

B 切断
通信を切断します。
サーバー側は、終了しなければ、次のクライアントの接続を待ち続けます。

C サーバアドレス群
予め、接続する可能性のあるサーバ(対戦相手のPCのIP)をファイル(Init.txt)に入れておきます。


対戦中は以下のような文字が画面上方に現れます。

 黄色のバックになったときが、あなたの順番です。このときに、碁石をマウスドラッグ可能となります。
 示されている時間は、考慮時間です。正確ではありませんので、目安とお考えください。






(3) メッセージ

@からC
 通常使用すであろうメッセージを挨拶、気持ち、長考メッセージ、返事に分けて
予め用意してあります。選択するだけで、自動的に相手に送信されます。


 Dの盤面送信は、今現在の自分の盤面をそのまま送信するものです。囲碁を
習ったり、途中から対戦したりするときに使えます。


Eもう勝ち目がないときに負けを通告します。






3 チャット


 テキストボックスに文章を入力して、送信ボタンを押すとその文言が送信され、チャットを楽しむことができます。

本プログラムは、本囲碁ソフト間の通信対戦に無関係な通信は一切行いませんので安心してお使いください。
★インターネットを介して対戦をする場合で、サーバーとして使用する場合には、ルーターのポート8000番を解放する必要があります。
(LAN内における対戦には不要です。)また、その場合、サーバーのグローバルIPをクライアントに通知する必要があります。
グローバルIPは、当方のヴォイスチャットソフトにグローバルIP調査機能がありますので、それで調べる方法もあります。
★音データは、気に入らなければ自作することが可能です。その際には、ファイル名を同じにしてください。
★碁石は、バックグラウンドが白であれば、自由に変更することが可能です。(大きさは、あまり変えない方が無難です)

4 囲碁データの見方
(1) 盤面を保存したデータ。拡張子は .dat
220222220222222222222・・・222222222222222222222222222222222222222222222222,0,0,1
カンマ区切りで、初めから順に、碁盤データ、自分の取った碁石の数、相手の取った碁石の数、自分の色(白=1か黒=0)
碁盤データ 0=黒石、1=白いし、2=無し
(2) 対戦データ 拡張子は .txt
対戦データの場合は、自分の色データの部分が単純にないだけです。

(3) 棋譜再生自の画面
 操作は、直感的にわかります。


注意、対戦中に敵碁石も打ててしまいますので、くれぐれも注意しましょう。
一度打った碁石は、消すことができません。