SOAR バージョン1.00
・起動、アインストール方法
起動:このファイルと同じ場所にある「soar」という名前のアイコンをダブルクリックしてください。
アインストール:フォルダごと削除してください。
・概要
カラフルな「ピース」を、プレイヤーの手によって「打ち出し」、
同色のピースを3つ以上、上下左右四方向に隣接するように配置することで、
そのピースを消滅させ得点を得る、いわゆる「落ちものパズル」の一種です。
プレイヤーは能動的にピースを画面上のフィールドに発生させ、
複数のピースが飛び交うフィールドの状況を把握し、素早く状況判断をし、
的確な入力操作を行う、といった今までのパズルゲームにはなかった
独特のプレイ感覚を味わうことができます。
・画面の見方
@:スコア
現在のスコアを表示します。
A:レベル
現在のレベルを表示します。レベルはピースを打ち出す制限時間として表されます。
単位は秒です。
B:リミットゲージ
ピースを打ち出す制限時間を表しています。
このゲージがなくなってしまうまでにキーを押してピースを打ち出さなければなりません。
C:ネクストインジケータ
次に打ち出されるピースを五個先まで確認できます。
D:グリッド
打ち出されたピースが積み重なっていく領域です。
E:インプットボタン
ここに表示されたキーが押された時、対応する場所にピースが打ち出されます。
F:FPS
一秒間に何回画面が更新されたかを示しています。だいたい60前後を示していれば正常です。
・操作方法と説明
操作には、キーボードの[Z][X][C][V][B][N][M]キーを使用します。
これら7つのキーは、そのまま画面フィールド上の「レーン」の位置関係と
対応しており、それぞれのキーを押すことで、対応したレーンに対して
ピースを「打ち出し」ます。
画面フィールド上には、ピースが積み上がってゆく「グリッド」と呼ばれる
領域があります。このグリッドは、縦の長さ14ピース分の「レーン」7本で構成される、
横7×縦14マスの領域です。
打ち出されたピースは真上方向に飛んでゆき、グリッドの下部に落ちて「接地」します。
そこにすでに別のピースがある場合、その上に接地します。
ピースを打ち出すには制限時間があり、これはリミットゲージで示されます。
この制限時間を超えても入力がされない場合、勝手にランダムなレーンに対して
ピースが打ち出されてしまいます。
ゲーム中、[Space]キーを押す事でポーズをかけることができます。
いずれかのレーンがピース14個が積みあがった状態であり、
そこにさらにピースが積み重なるとゲームオーバーとなります。
・システムと用語
□チェイン(chain)
ピースにはそれぞれに色がついており、同じ色のピースを3つ以上隣接して接地させると、
独特の効果音が鳴り、それらのピースのグラフィックが変化します。これを「チェイン」と呼びます。
やがて一定時間が経過するとチェインが成立したピース群は消滅し、
その際、その数に応じて得点が入ります。
得点の算出式:(チェインした数)×10+((チェインした数)−3)×2
□リチェイン(rechain)
すでにチェインが成立しているピース群に、後から同色ピースを隣接して接地させることで、
再びチェインを成立させることができます。これを「リチェイン」と呼びます。
この際、ピース群消滅までの時間は、より長い時間でリセットされます。
これは同じピース群に対して何回でも成立させることができます。
□レベルアップ(level up)
ゲーム中、一定時間が経過するごとに起こります。
これが起こると、そのたびにピースを打ち出すまでの制限時間が少しずつ短くなっていきます。
制限時間が長いと多く、短いと少なく減っていくようになっています。
□エクステンド(extend)
ゲーム中、スコアが一定の間隔を越えるごとに起こります。
これが起こると、そのたびにピースを打ち出すまでの制限時間が、一定量加算されます。
また、消滅してエクステンドを成立させたピース群と同色のピースのうち、
上昇していないものが全て消滅します。
また、同時に同条件を満たす「オクタゴン」をも消滅させます。
また、その瞬間から、打ち出されるピースの種類が一色増えます。
□オクタゴン(octagon)
真っ黒で八角形の形をした特殊なピースで、普通のピースに混じってときどき現れます。
オクタゴン同士をいくら並べても、チェインを成立させることはできません。
エクステンドがこれを消滅させる唯一の方法です。
また、その出現率はレベルアップやエクステンドを繰り返すほどに高まっていきます。
・小技など
□ダイナミックチェイン(dinamic chain)
レーンにピースがいっぱいに積みあがっている状態でも、その中で既にチェインが成立している
ピースの数を超えない限りは、境界線を越えてピースを積むことができます。
例えば、15個目のピースを積み上げた時、その時点でチェインが成立すれば、
ゲームオーバーにならずにゲームを続行できます。
□スナップショット
ゲーム中にキーボードの[A]キーを押すと、ゲーム画面のスナップショットを撮影できます。
撮影したスナップショットは、「snap」フォルダ内にpngファイルとして連番保存されます。
・おまけ
複数のキーが同時に押された場合、よりキーボードの右側に位置するキーほど優先して扱われます。
例えば、[Z][V][M]キーが同時に押された場合は、[M]キーのみが押されたものとして判定します。
エンターキーを押していると、その間だけゲームを高速で進めることができます。
・リプレイの保存と再生
ゲームオーバーとなった後、そのプレイ内容をリプレイとして保存することができます。
最大9個のリプレイデータを保存できます。どの番号に記録するかはキーーボードのテンキーで指定します。
保存したリプレイデータはタイトルメニューから再生することができます。
同様にテンキーでどのデータを再生するかを指定します。
リプレイデータは「replay」フォルダにrepファイルとして保存されています。
他のプレイヤーが保存したデータも、ここに入れる事で再生することが可能です。
・コンフィグ
「config」ファイルをダブルクリックして起動します。
ゲームの動作に関する設定を行えます。
・使用素材
□BGM
NICE☆GUY(あしなが☆おにいさん)
http://nicegay.jp/
□効果音
Cyber-Rainforce(3104式)
http://www.geocities.jp/cyber_rainforce/
OSA(ザ・マッチメイカァズ)
http://osabisi.sakura.ne.jp/m2/
順不同、敬称略
・おわりに
本作の著作権は制作者であるzeblaに、また使用させていただいたフリー素材には
その作者様に著作権があります。本作のすべておよびその一部を無断で複製・再配布するなど
著作権を侵害する行為を堅く禁じます。
本作はフリーウェアです。本作によって、プレイヤー側が何らかの不利益を被ったとしても、
当方はその事に関して一切責任を負いません。
□本作は、2Dゲームライブラリ「Star Ruby」を使用しました。
http://www.starruby.info/ja/
□制作
zebla(Century Center)
http://cent2.tuzigiri.com/
・更新履歴
□08/01/28 ver1.00
正式版としてリリース
ポーズ機能を実装
グリッド背景のバリエーションを追加
リプレイファイルにTimeオブジェクトを書き込まないように変更
コンフィグに[EFFECT LEVEL][GET POINT EFFECT]の項目を追加
□08/01/28 ver0.91
チェインが成立したピース群が、その配列が変化しない範囲で落下するように変更
ピース消滅の直前に同色ピースを隣接させた場合、リチェインが正常に成立しないバグを解消
ピース消滅エフェクトを変更
グリッドの背景を変更する機能を実装
□08/01/24 ver0.90
インターフェイスを改良
ランキングおよびリプレイデータのリストに、それが記録されたバージョンを示す表示を追加(判別不可能な場合「???」と表示)
□08/01/22 ver0.83b
「ONCE AGAIN」からプレイした内容をリプレイとして保存した場合、異常なリプレイになるバグを解消
□08/01/21 ver0.83
リプレイ機能を実装
オクタゴン出現確率の再調整
□08/01/18 ver0.82
得点方式を変更、それに伴いエクステンド方式も若干変更
ピース群消滅時に得点を示す表示を追加
リチェイン受付時間の再調整
ピース消滅エフェクトをリテイク
□08/01/10 ver0.81b
レーンを跨いでチェインを成立させた場合、ピース群消滅のタイミングがずれるバグを解消
エクステンド、レベルアップまでのスコア、時間を示すゲージを追加
レーン下のボタンがフラッシュするように変更
リチェイン受付時間の調整
オクタゴン出現確率の調整
□08/01/09 ver0.81
コンフィグ機能を実装
□08/01/07 ver0.80
テスト版としてリリース