MP Trainer ver. 3.6.0 マニュアル

このソフトウェアの説明
このソフトウェアの機能、及び特徴
付属ファイルについて
インストール、アンインストールの方法
アップデートの方法
課題文書について
操作方法について
補足説明
高度な設定
インターネットランキングへの参加
連絡先

このソフトウェアの説明

毎日パソコン入力コンクール対策向けの実戦型タイピング練習ソフト。
予め和文、英文、又は数値の課題文ファイルを用意し、制限時間内にそれを入力していきます。
終了ボタンを押すか、制限時間に達すると練習が終了し、採点が行われます。

このソフトウェアの機能、及び特徴

和文、英文、数値の練習ができる
オリジナルの課題文で練習できる
段落(改行)、及びページの通過時間、1分毎の入力数、BackSpace(Delete,Esc)キーを押した回数等を記録できる
制限時間、秒読み、練習画面スタイル等の練習環境を設定できる
練習終了後に、入力文をクリップボードにコピーできる
詳しい採点結果を見ることができる
記録がcsvファイルで保存される

付属ファイルについて

mpt.exe	実行ファイル
readme.html	マニュアル(このファイル)
release.txt	リリースノート
test_j.txt	和文のテスト課題文
test_e.txt	英文のテスト課題文
test_n.txt	数値のテスト課題文

インストール、アンインストールの方法

mpt.exeを実行すると、起動します。
但し、起動にはVisual Basic 6のランタイムが必要になります。
アンインストールする場合は、そのままファイルを削除してください。

アップデートの方法

mpt.exeを上書きすれば、アップデート完了です。
その際、設定ファイルが初期化される場合がありますので、必要であれば、バックアップを取っておいてください。

課題文書について

和文、英文の場合、テキストファイルであれば基本的に何でも構いませんが、課題文が32767文字を超えると、自動的に32767文字まで削られます。
また、CR+LF以外の改行コードが含まれている場合、練習に使うことができません。
数値の場合、スペース、又は"□"を区切り文字として、課題を入力してください。
この際、文字は全角でも半角でも構いませんが、課題の総数が10000個を超えると、自動的に10000個まで削られます。

操作方法について

和文、英文の練習画面

Tabキーを押すと、終了ボタンにフォーカスが移ります。
再びTabキーを押すと、入力エリアにフォーカスが移ります。

数値の練習画面

数値の練習中にペースト操作を行うと、展開貼り付けになります。
これは、数値の課題文書を入力する場合と同じフォーマットでコピーされた文字列を、分割して貼り付ける機能です。
Enterキーを押すと次の課題にフォーカスが移ります。
また、方向キーでも課題の移動が可能です。
Tabキーを押すと、次へボタンにフォーカスが移ります。
再びTabキーを押すと、前に入力を行っていた課題にフォーカスが移ります。

和文、英文の採点結果画面

sキーを押すと、課題文の表示／非表示が切り替わります。
mキーを押すと、現在のカーソル位置以降のミス箇所を選択します。
入力文の最後に到達した場合、入力文の最初以降のミス箇所を選択します。
hキーを押すと、余字の表示／非表示が切り替わります。

数値の採点結果画面

mキーを押すと、現在のページ以降のミスがあるページに移動します。
最後のページに到達した場合、最初のページ以降のミスがあるページに移動します。

補足説明

初期画面
- 課題文書
  ここに入力された名前のファイルを、実行ファイルのあるフォルダ(以下、実行フォルダとする)内から探し、課題文として読み込みます。
  成績ファイルは、この名前で作られます。
  また、実行フォルダからの相対パスを入力することで、実行フォルダ以下のフォルダのファイルを指定することも可能です。
  (例：kadai\text.txt)
- 練習形態
  英文、和文、数値の内、どの練習モードで練習するのかを選択します。
  自動にすると、課題文の最初の1文字が数字、又は"-"、"."、"/"の場合は数値、それ以外で全角の場合は和文、半角の場合は英文の課題文と判断します。
- 制限時間
  練習の制限時間を設定します(0～99)
  0に設定すると、時間が経過しなくなります。
- 秒読み
  カウントダウンの時間を設定します(0～10)
  0に設定すると、すぐに練習が始まります。
- 記録ファイル作成
  チェックを入れると、練習終了時にインターネットランキングに参加するための記録ファイルを作成します。
  また、練習中にペースト操作が出来なくなります。
  インターネットランキングについての詳細はこちらをご覧ください。
- 登録名
  インターネットランキングに掲載する名前を入力します。
  インターネットランキングについての詳細はこちらをご覧ください。
- 課題文の表示
  チェックを入れると、練習中に課題文が表示されるようになります。
- 入力ミスガイド
  チェックを入れると、入力ミスがあった時、和文、英文では入力文全体の、数値では当該セルの文字色が赤色に変化します。
- 経過時間表示
  チェックを入れると、練習中に経過時間が表示されるようになります。
- 入力数の表示(和文、英文のみ)
  チェックを入れると、練習中に入力文字数が表示されるようになります。
- 正誤数の表示(数値のみ)
  チェックを入れると、練習中に正解数と不正解数が表示されるようになります。
- ページ数の表示(数値のみ)
  チェックを入れると、練習中に現在のページ数が表示されるようになります。
- 練習画面スタイル(和文、英文のみ)
  練習画面のスタイルを設定します。
  ユーザー定義を選択すると、各項目を自由に設定できます。
- フォント(和文、英文のみ)
  練習で使用するフォントを指定します。
  左からフォント名、フォントサイズ、フォントスタイルとなっています。
- 幅補正(和文、英文のみ)
  練習画面のテキストエリアの幅の補正値を設定します(0～500)
- 練習開始
  練習を開始します。
- ランキング
  インターネットランキングへのエントリー画面に移ります。
練習画面
- 終了
  練習を途中終了し、採点されます。
  また、練習中にウィンドウを閉じると、採点されずに練習を中断します。
- 次へ(数値のみ)
  次のページの課題に進みます。
- 前へ(数値のみ)
  前のページの課題に戻ります。
採点画面
- BS数
  練習中にBackSpace、Delete、及びEscキーを押した回数を表しています。
  数値の場合、既に入力したセルに戻って打ち直す行為もBS数にカウントされます。
  その横のパーセンテージは、総打鍵数に対するBS数の割合を表しています。
- 得点
  正解数－ミス数をベースとして、ミス数が3以下の場合、それに追加点(正解数×(4－ミス数)÷20)を加算したものが得点となります。
- 誤・脱・余(和文、英文のみ)
  それぞれ、誤字、脱字、余字の数を表しています。
  文字の修飾については、それぞれ採点された文字の修飾と対応しています。
  ちなみに、脱字部分については、正解の文字を表示していますが、実際には入力されていません。
- 正・誤(数値のみ)
  それぞれ、正解数と不正解数を表しています。
  このうち、正解数は正解したセルの入力文字数の合計を表し、不正解数は不正解のセル数の合計を表しています。
- コピー
  入力した文をクリップボードにコピーします。
- 再挑戦
  採点画面を終了し、練習を開始します。
- 中断(和文、英文のみ)
  採点を中断し、その時点での最適な採点結果を表示します。
- 連動(和文、英文のみ)
  チェックを入れると、入力文と課題文のテキストボックスのスクロールが連動します。
ランキングエントリー画面
- 記録ファイル
  送信する記録ファイルを選択します。
  但し、ver. 3.5.0以降の記録ファイルしか送れません。
- Webサイト
  ここにWebサイトのアドレスを入力すると、記録登録時にランキングに登録されます。
- プロキシ
  ここにプロキシを入力すると、プロキシを使って記録を送ります。
  プロキシの書式は{プロキシの名前}:{ポート番号}としてください。
- 新規参加
  初めてランキングに記録を送信する場合のみ、チェックを入れてください。
- 記録送信
  記録ファイルを送信し、ランキングに登録します。
  新規参加の場合、こちらで手作業で登録する為、記録がランキングに反映されるまで多少時間が掛かる場合があります。
成績ファイル
- 総打鍵数
  練習中の総打鍵回数を表しています。
- BS回数
  練習中にBackSpace、Delete、及びEscキーを押した回数を表しています。
  数値の場合、既に入力したセルに戻って打ち直す行為もBS数にカウントされます。
- BS割合
  総打鍵数に対するBS回数の割合を表しています。
- 条件
  練習で使用した初期画面の設定内容を表しています。
  それぞれ、
  課＝課題文の表示、ミ＝入力ミスガイド、時＝経過時間表示、入＝入力数の表示、正＝正誤数の表示、ペ＝ページ数の表示
  のチェックが入っていたことを示しています。
- X分～Y分
  その1分間の入力文字数を表しています。
- X段落通過(和文、英文のみ)
  その段落(改行)を通過した時間を表しています。
- P.X通過(数値のみ)
  そのページを通過した時間を表しています。

高度な設定

初期画面にはありませんが、iniファイルのADVANCEという項目の値を直接編集して変更できる設定があります。
以下は、その説明です。

Period	和文、英文の採点で最適ミス解を検出する際の最初の閾値を設定します(1～32767) 閾値の範囲内で最適ミス解が見つからなかった場合、閾値の範囲内に収まるまで、閾値を倍にしていきます。この値を大きくしすぎると、採点に時間が掛かったり、採点が中断されたりする恐れがあります。通常、特に変更する必要はありません。
Paragraph	和文、英文の段落通過判定方法を設定します(0～3) 　0：改行数のみで判定　1：文字数のみで判定　2：改行数と文字数による判定で、通過段落数が少ない方を優先　3：改行数と文字数による判定で、通過段落数が多い方を優先
Tolerance	段落通過判定で文字数を利用する場合の判定基準補正値を設定します(-32768～32767) マイナスの値を設定すると、通常よりも少ない文字数で段落通過と判定され、プラスの値を設定すると、通常よりも多い文字数で段落通過と判定されます。

インターネットランキングへの参加

現在、Webサイトでは、MP Trainerを使ったインターネットランキングを開催しています。
インターネットランキングに参加するには、記録ファイルを作成する必要があります。
以下は、その説明です。

まず、初期画面で、以下のように設定してください。

練習形態→自動
制限時間→5(長文大会では60)
入力ミスガイド→チェックを外す
入力数の表示(数値では正誤数の表示)→チェックを外す

他の設定は、自由にしていただいて構いません。
その上で、記録の取得にチェックを入れて、練習を開始します。
上の設定(制限時間以外)が1つでも違っていた場合、練習を開始することができません。
また、登録名の欄が未入力でも練習を開始することができませんので、ここにランキングに掲載する名前を入力してください。
この際、初めてランキングに参加される予定の方は、現在ランキングに掲載されている名前と重複しないように気を付けてください。
また、名前は半角20文字(全角10文字)以内で、半角スペースを含まないようにして下さい。
既にいずれかのランキングに掲載されている方は、別の名前で記録を送信しないように気を付けてください。
練習を終了すると、新しいdatファイルが作成されているかと思います。
これが記録ファイルです。
このファイルを、ランキングエントリー画面から送っていただくか、
メールでadmin@second-way.comに送っていただくことで、ランキングに参加することができます。
その他、課題文等の詳細は、こちらをご覧下さい。

連絡先

Name	Road
E-Mail	admin@second-way.com
Web Site	http://www.second-way.com/