ミディロク
ボタンの機能
クルー(ヒント)
MIDIファイルのなかから必要なトラックを選ぶ為、何種類か
ヒントを表示することができます。切り替えは
クルー・ボタンで行ないます。
トラック名:
メタイベントで記述される。常に左列に表示されている。
チェネル・ポート:
トラックのチャネルには"A0"や"B7"などが宛がわれている。アルファベットがポート、数字がチャネル番号である。ポート番号は非公式のメタイベントであるポートセレクトを、チャネル番号は各トラック最初のNOTE-ONが指すチャネル名を拾っています。ポート・セレクトイベントが無いトラックはAポート、 ノートのないトラックは0チャネルが指定されます。.
ミディロクはポートセレクトイベントを無視し、シングル・ポートとして再生録音します。マルチポートを想定したファイルは複数回に分けて録音してください。
楽器:
トラックで使用されている楽器の名前をinstruments.iniとプログラムチェンジ・バンクセレクトから取得します。
GMおよびGM2用のデータのみ初期で登録されているので.ini file. For displaying instrument 他のデータを用いる場合は追加してください。
パート:
パート名イベント(楽器名イベント)を表示します。
トラックサイズ:
トラックデータのサイズを表示します。重要なトラックは大きい事が多いです。
部分的に録音する
初期設定では録音はファイルのはじめに始まり、ファイルの終わりで終わります。その代わりに、好きな小節から好きな小節までを選んで録音することができます。中央の図が参考になります。
オレンジのバーは選択されているトラック、
グレーのバーは未選択のトラックを表します。録音は
青いバーの間で行なわれます。
マーカーやキューイベントのタイミング、
テンポチェンジ、
拍子変更イベントがトラックバーの上の□で表示されます。
残響時間
MIDIファイル上の最終イベントの後、ミディロクはすぐに録音を停止する訳ではありません。 反響などを録音するためにしばらくの間をおきます。この長さは秒単位で設定する事ができます。
初期設定を変更する
初期ディレクトリ、WAVIN、MIDIOUTデバイスはdefault.iniを用いて設定する事ができます。.デフォルト・ディレクトリ、WAVINデバイス名、MIDIOUTデバイス名の順で1行ずつ書き込んでください。
空白にすておけば、初期設定は変更されません。
instrument.iniの拡張
ヒント表示に用いれる楽器リストは拡張可能です。バンクセレクト(MSB)、バンクセレクト(LSB), プログラムチェンジ、 ゼロ、そして楽器名の順番で追加していってください。
楽器名にはスペースを含まないようにしてください。コメント機能はありません。4列目は現在使用していませんので、ゼロ以外の数字を入力しても問題ありません。
プログラムチェンジには0から始まる内部データではなく、説明書などに記載されている1から始まる番号を使用してください。
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