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Easy Port Forwarder

目次(I)

  • ダウンロード
  • これは何か
    • 特徴
    • 典型的な使い方
    • 注意・制限事項
  • 使い方
    • アカウント作成
    • 必要ソフトウェアのインストール
    • 設定
      • EPFレシーバの設定
      • EPFコネクタの設定
    • 起動
  • サーバ構築方法
    • 必要ソフトウェアのインストール
    • 設定
    • アクセス制限の設定(オプション)
    • 起動
    • クライアントの設定
  • 設定項目詳細
    • EPFレシーバの設定
    • EPFレシーバの設定
    • EPF中継サーバの設定

ダウンロード †

  • Easy Port Forwarderバージョン0.5 ダウンロード(http://knowledge-flow.sakura.ne.jp/download/epf/epf-0.5.html)
  • サポート掲示板(http://jbbs.livedoor.jp/computer/40966/))

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これは何か †

Easy Port Forwarderは、簡単に利用できるポート転送サービスです。Easy Port Forwarderを利用することによって、イントラネット内や自宅にあるサーバに、どこからでもアクセスできるようになります。

epf1.png

以下のようなケース・用途にご利用ください

  • 家のPCから、会社や学校のPCを操作したい場合
  • 会社や学校のPCから、家のPCを操作したい場合
  • 友人や家族に対し、遠隔地から、PC操作のサポートを行いたい場合
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特徴 †

  • 無料&簡単
    • 特別なネットワーク設定をすることなく、どこからでも利用できます
  • 高セキュリティ
    • EPFレシーバとEPFコネクタの間で通信の暗号化が行われますので、EPF中継サーバ管理者も含め、第三者が通信内容を知ることはできません
    • 暗号方式は、ARCFOUR(鍵長256ビット)です
  • 無人運用対応
    • EPFレシーバは、通信障害が起こっても自動的に復旧します
  • 簡単VPN構築キット
    • 自分専用のEPF中継サーバを簡単に構築することができます
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典型的な使い方 †

epf10.png
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注意・制限事項 †

  • 企業などで利用する場合は、企業のセキュリティポリシーに従ってください
  • 現在のバージョンでは、一日のデータ転送量が1Gバイトを超えると、帯域が1Mbpsに制限されます(帯域制限は次の日になると解除されます)

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使い方 †

ここでは、Easy Port Forwarderを利用して、遠隔地のPC上のVNCサーバにアクセスする使い方について説明します。

epf2.png
  • PC1上で、VNCビューワ、EPFコネクタが動作します
  • PC2上で、VNCサーバ、EPFレシーバが動作します
  • PC1上の5900番ポートがPC2の5900番ポートへ転送され、PC1からPC2のVNCサーバへアクセスできるようになります

なお、Easy Port Forwarderは、VNC以外にもTCP/IPにのっとったネットワークソフトウェアならば、何でも利用することができます。

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アカウント作成 †

以下のURLにアクセスし、アカウントの作成を行います。

  • アカウント登録(https://knowledge-flow.net/kfaccount/newaccount.html)

アカウントは、EPFレシーバを起動する数だけ必要となります(今回は、一つのみ必要となります)。

アカウント作成の手順は以下の通りです。

  1. アカウント登録ページで、メールアドレスとパスワードを入力する
    epf3.png
  2. 送られてきたメールのURLをクリックする
    epf4.png
  3. 登録完了
    epf5.png
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必要ソフトウェアのインストール †

  • Easy Port Fowader

    Easy Port Forwarderを、Easy Port Forwarder#download からダウンロードし、任意のディレクトリに展開します。

  • Java

    Easy Port Forwaderを利用するためには、Java Runtime Environment(JRE)が必要です。PC1,PC2にJREがインストールされていない場合は、以下のサイトからダウンロードしてインストールします。

    無料 Java ソフトウェアをダウンロード(http://www.java.com/ja/download/)

  • VNC

    以下のサイトからVNCをダウンロードしてインストールします。

    窓の杜 - VNC(http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/servernt/netuty/vnc.html)

    VNCのインストールにつきましては、以下のサイトなどを参考してください。

    Real VNCのインストール(http://whzat.minidns.net/textbook/vnc/)

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設定 †

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EPFレシーバの設定 †

PC2で、epf/client/receiver.propertiesを編集します。receiver.propertiesの最初の三行を、以下のように編集してください。

# アカウント作成時に入力したメールアドレス
Epf.User.Id = yoshio.hayashi@gmail.com
# アカウント作成時に入力したパスワード
Epf.User.Password = test
# 接続するためのパスワード(自由に設定してください)
Epf.Access.Password = access
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EPFコネクタの設定 †

PC1で、epf/client/connector.propertiesを編集します。connector.propertiesの最初の二行を、以下のように編集してください。

# 接続先のEPFレシーバを特定するためのメールアドレス
# EPFレシーバの設定で入力したものを入力してください
Epf.User.Id = yoshio.hayashi@gmail.com
# EPFレシーバに接続するためのパスワード
# EPFレシーバの設定で入力したものを入力してください
Epf.Access.Password = access
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起動 †

  1. PC2で、VNCサーバを起動します
  2. PC2で、EPFレシーバを起動します
    • Windowsの場合: epf/client/receiver.wsf をダブルクリックします
    • Linuxの場合: epf/client/receiver.sh 内でJREのホームディレクトリを入力して、epf/client/receiver.sh を実行します
  3. PC1で、EPFコネクタを起動します
    • Windowsの場合: epf/client/connector.wsf をダブルクリックします
    • Linuxの場合: epf/client/connector.sh 内でJREのホームディレクトリを入力して、epf/client/connector.sh を実行します
  4. PC1で、以下のポート入力画面が表示されますので、5900を入力します(5900は、VNCサーバのポート番号です)
    epf6.png
  5. PC1で、VNCビューワを起動します
  6. 以下の接続先入力画面が表示されますので、localhostと入力します。
    epf7.png

以上で、PC2を、PC1から操作できるようになります。

epf8.png

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サーバ構築方法 †

ここでは、EPF中継サーバを構築する手順について説明します。自前でお手軽なVPNサービスを運用したい場合にご利用ください。

epf9.png
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必要ソフトウェアのインストール †

以下のサイトからJREをダウンロードしてインストールします。

  • 無料 Java ソフトウェアをダウンロード(http://www.java.com/ja/download/)
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設定 †

PC3上で、epf/server/relayserver.properties を編集します。relayserver.properties の最初の一行目を、以下のように編集してください。

# 中継サーバのアドレスとポート番号
Epf.Relay.Addr = knowledge-flow.net:443
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アクセス制限の設定(オプション) †

EPFレシーバのアクセス制限を行う場合は、以下の設定を行います。

epf/server/epfaccount にアクセスを許可するユーザIDとパスワードを入力します。

(例)
# user_id : user_password
yoshio.hayshi@gmail.com : test
yhayashi@knowledge-flow.net : test
guest : guest

epf/server/relayserver.properties の4,5行目を編集し、Epf.Account.Method を、 none から file にします。

(変更前)
Epf.Account.Method = none
# Epf.Account.Method = file
(変更後)
# Epf.Account.Method = none
Epf.Account.Method = file
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起動 †

以下により、EPF中継サーバを起動します。

  • Windowsの場合: epf/server/relayserver.wsf をダブルクリックします
  • Linuxの場合: epf/server/relayserver.sh 内でJREのホームディレクトリを指定して、epf/server/relayserver.sh を実行します
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クライアントの設定 †

receiver.properties, connector.properties を編集し、Epf.Relay.Addr の箇所にEPF中継サーバのアドレスを記入します。

(変更前)
Epf.Relay.Addr = 219.75.254.30:443
(変更後)
Epf.Relay.Addr = knowledge-flow.net:443

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設定項目詳細 †

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EPFレシーバの設定 †

epf/client/receiver.properties

# ユーザID
#
# アカウント作成時に入力したメールアドレスです
Epf.User.Id = yoshio.hayashi@gmail.com
# ユーザパスワード
#
# アカウント作成時に入力したパスワードです
Epf.User.Password = test
# アクセスパスワード
#
# EPFレシーバに接続するためのパスワードを指定します
Epf.Access.Password = access
# 転送先サーバのアドレス
#
# 通常は変更する必要はありません
# EPFレシーバを起動するPCと異なるPCでサーバを起動する場合は、
# そのサーバのアドレスを記入してください
Epf.Forward.Host = localhost
# EPF中継サーバのアドレスとポート番号
#
# 通常は変更する必要はありません
# 自分でサーバを立てる場合は、そのアドレスとポート番号を記入してください
Epf.Relay.Addr = 219.75.254.30:443
# Webプロキシサーバのアドレスとポート番号
# 
# 企業内で利用する場合などで、Webプロキシサーバを利用してインターネットに
# アクセスることが義務付けられている場合は、
# ここでそのアドレスとポート番号を記入してください
Epf.Proxy.Addr = localhost:8080
# 画面表示モード
#
# 通常は変更する必要はありません
# 画面表示を消したい場合は、consoleの設定をコメントアウトし、
# none の設定のコメントアウトを解除してください
Epf.Ui = console
# Epf.Ui = none
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EPFレシーバの設定 †

epf/client/receiver.properties

# 接続先EPFレシーバのユーザID
# 
# EPFレシーバの設定で記入したメールアドレスを記入します
Epf.User.Id = yoshio.hayashi@gmail.com
# アクセスパスワード
# 
# EPFレシーバの設定で記入したアクセスパスワードを記入します
Epf.Access.Password = access
# 待ち受けアドレス
#
# 通常は変更する必要はありません
# 他のPCからEPFコネクタに対し接続を行いたい場合は、EPFコネクタの
# アドレスを記入してください
Epf.Local.Host = localhost
# EPF中継サーバのアドレスとポート番号
# 
# 通常は変更する必要はありません
# 自分でサーバを立てる場合は、そのアドレスとポート番号を記入してください
Epf.Relay.Addr = 219.75.254.30:443
# Webプロキシサーバのアドレスとポート番号
# 
# 企業内で利用する場合などで、Webプロキシサーバを利用してインターネットに
# アクセスることが義務付けられている場合は、
# ここでそのアドレスとポート番号を記入してください
Epf.Proxy.Addr = localhost:8080
# 待ち受けポート一覧
#
# 転送するポートを、(スペース)で区切って指定します
# 画面表示モードがguiの場合は、起動後に変更することができますので、
# 設定ファイルで指定する必要はありません
Epf.Local.PortList = 5900 3306 80
# 画面表示モード
#
# 通常は変更する必要はありません
# 画面表示をコンソールに表示したい場合はconsoleを、
# 画面表示を消したい場合はnoneのコメントアウトを解除してください
Epf.Ui = gui
# Epf.Ui = console
# Epf.Ui = none
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EPF中継サーバの設定 †

epf/server/relayserver.properties

# EPF中継サーバのアドレスとポート番号
Epf.Relay.Addr = 
# アクセス制限の方法
#
# アクセス制限を行う場合は file もしくは file_md5を指定します
Epf.Account.Method = none
# Epf.Account.Method = file
# Epf.Account.Method = file_md5
# アクセス制限ファイル
#
# アクセス制限ファイルのファイル名を指定します
# アクセス制限ファイルの内容は以下の通りです
# - アクセス制限の方法としてfileを指定した場合
#   アクセスを許可するEPFレシーバのユーザIDとパスワードを、: で
#   区切って入力します 
# - アクセス制限の方法としてfile_md5を指定した場合
#   アクセスを許可するEPFレシーバのユーザIDとパスワードのMD5値を、: で
#   区切って入力します 
Epf.Account.File = epfaccount
# 帯域制限を適用するまでの一日あたりの転送量
# 
# 帯域制限を適用するまでの一日あたりの転送量(単位はバイト)を指定します
# 帯域制限を行わない場合は、-1 を指定します
Epf.Datasize.Day = -1
# Epf.Datasize.Day = 1073741824
# 帯域制限適用時の帯域
# 
# 帯域制限適用時の1秒あたりの転送量(単位はバイト)を指定します
# 帯域制限を行わない場合は、-1 を指定します
Epf.Datasize.Sec = -1
# Epf.Datasize.Sec = 131072
# 画面表示モード
#
# 通常は変更する必要はありません
# 画面表示をコンソールに表示したい場合はconsoleを、
# 画面表示を消したい場合はnoneのコメントアウトを解除してください
Epf.Ui = console
# Epf.Ui = none

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