アイコンマスターの使用方法
ダウンロード有り難うございます。
使い方を説明しますので、実際に立ち上げながら読み込んでください。
絵が下手でも(私もそうなのですが)アイコンが作れるように工夫しています。
なお、「こんな機能があればさらに便利に描ける」という要望をお寄せください。
実現が可能なものについては、実際に実現していきたいと考えております。

[作者]波平
[MAIL]namihei@web-sailor.com
[分類]フリーソフト
[OS]windows XP
[制作]VisualBasic6


  バージョン1.2における新機能について

バージョン1.1における新規機能について
フルカラーアイコン処理
バージョン1.1における改善点について

機能説明(V1.0、新バージョンにも全て適用されます)
1 メインエディット画面


 @ メインエディット部
 ここで、直接パレットデータを入力することで
アイコンデータを作成する。

 A エディット色
 カーソルで選択中のパレットのRGB(色)を表示

 B エディットアイコン表示部
 実アイコンの5倍の大きさで表示

 C 実アイコン
 実際の大きさのアイコンを表示

 D パレット表示部
 現在使用中のパレットを表示

 E パレットデータ表示部
 パレットの色を右クリックすると、当該色のRGBデ
ータが表示される。

 F 「戻す・進む」ボタン
 最大100手順まで戻ることができる。


★なお、16色の.icoファイルと.bmpファイルは、ウィンドウズのファイルエクスプローラやIE等から、
直接マウスのドラッグ&ドロップで読み込むことができます。


2 ファイルメニュー


 ・新規作成
 初期設定される。

 ・開く
 「.ico」データをオープンする。
ここで、オープンできるのは、16色データのみ。

 ・保存
 作成したアイコンを保存

 ・ビットマップを開く&保存
 「.bmp」データを読み込んだり、保存する。
 これによって、16色ビットマップデータをもとに、アイコンを編集したり、また、
ボタンデータを作成したりできる。

3 描画メニュー

 
 ・画像消去
 メインエディット画面を0で埋める。

 ・ベースカラー設定
 メインエディット画面を指定色で埋める。















 ・ラインペイント
 1ラインずつ(上下または左右)塗り込む

 <ラインペイント設定フォーム>
 メイン画面のパレットを右クリックすることで、ペイントパレット
を選択し、メインエディット画面上で左クリックすると、そのクリッ
クしたパレットと同じパレットをペイントパレットで置き換える。
 @ Select と All オプション
 Select:ポイントした位置のデータと同じ連なっているとき、
連続している限り置き換えを行うが、他のパレットに当たった
ところで止まる。A画面は、黄色の部分がパレットB(11)、黒の
部分がパレット0であり、黒のパレット上でマウス左クリックを行
うと、置き換えパレットがF(15)のとき、上の白線のように黄色の
ところで止まる。
 All:これを選択すると、上下または左右のいずれか選択した一
方において、その線状にポイントした色と同じ色がある限り、全て
置き換える。Aの下側の白線のようになる。

 これにより1ライン毎の細かい塗りができる。










 ・画像変形処理

 @ 画像の取得ボタン
 メイン画面の画像を変形処理画面に取り込む。

 A 変形処理画面
 変形処理中の画面表示部で、ここで変更編集ができる。しかし、
ここでの編集データは実行しなければ反映されない。

 B 回転・ミラー処理
 ↑↓ 上下変換
 ←→ 左右変換
 左回:右回 5°ずつ画像を回転させる。

 C テキストに数値を入れると画像を拡大または、縮小できる。
 数値は、1.1倍のように小数点を用いることが可能。

 D 変形処理画面を上下左右にスクロールさせる。
 E 実行ボタン
 変形処理画面のデータをメイン画面に転送する。


 ・マウス描画



 メイン画面のパレット色を右クリックしてパレットを選択。このフォームを表示させておくと、マウスの左クリックによって、表示されたパレット番号の
色で描画できる。従って、ラインペイントフォームと同時に表示させないように注意。ラインペイントが優先される。


 ・カラーチェンジ

メイン画面のパレット色を右クリックしてパレットを選択。
指定色を自由に再設定できる。













 ・パレット変換


 @ 一色変換
 パレット1に設定したパレットを、パレット2に
設定したパレット番号に置き換える。

 A パレット交換
 パレット1に設定したパレットとパレット2に設
定したパレットを入れ替える。

 B パレット消去
 指定したパレット以外をを0に置き換える。

 C 特定パレット消去
 指定したパレットのみをを0に置き換える。




 ・演算処理


 @ 反転
 全データを反転する。

 A XOR、OR、AND
 全データを、演算データと演算を行い、結果を格納する。

 B ランダム
 データをランダムな値にする。









 ・チェック模様


 パレット1とパレット2の色で、チェック模様を作成。
 大きさを1.2.4.8.16.32で設定すると、丁度枠に
収まる。しかし、後で説明する透明マスクを利用すれば、
中途半端な大きさのチェック模様も作成可能。


























 ・画像合成



 @ メニュー
<ファイル>
 ここでもアイコンデータを取り込める。

<画像取得>
 メイン画面のデータを取得

<色指定取得>
 メイン画面の指定色だけを取得

<フォント>
 文字をアイコンデータにする場合のフォントを
設定する。初期設定はMS明朝、32ポイント。
 うまく表示できないフォントもある。下線、取消線は使用できるが、文字色の設定は無効。

 <更新> 最新バージョンでは抹消 
 <パレット変換>
 データをファイルメニューで読み込んだ場合、メインパレットとパレットデータがことなる場合がある。このとき、このメニューを
選択することで、メインパレットに変換して表示を行うことができる。(パレットを読み込んだ方のパレットに変換したい場合には、
Cのパレット付をチェックしてG実行する)

 <戻す>
 A合成画像編集画面を1手順戻す。

A 合成画像編集画面
 ここで編集データを表示

B メイン画像への転送モード
 コピー及び演算を選択
<透過処理>
 このチェックを選択すると、透過色を設定する下のようなリストが表示されるので、透過させるパレットをマウスでクリックする。
合成画像編集画面上をマウスでポイント(クリック不要)すると右下にポイントした部分のパレット番号が表示されるので、ここで
確認して透過するパレットを選ぶと良い。その後にG実行ボタンを押すと、透過色以外のデータのみが演算対象となる。コピー
の場合は、透過色以外の部分のみ転送される。




C パレット付
 メインパレットと異なるパレットを用いている場合には、このチェックを入れておくと、パレット付で転送される。

D スクロール
 合成画像編集画面をスクロールさせる。

E マスク処理
 合成画像編集画面内をマウスドラッグして、矩形を描くと、その矩形内のみを残して残りを削除(0で埋める)する。

F 文字入力
 テキスト内に1文字入力して、「入」ボタンを押すと、上図のようなパレットのリストが表示されてその色で合成画像
編集画面に描画する。フォントは先に設定しておく。

G 実行ボタン
 メイン画面に転送する。


 ・パレットアレイ



 pal.palデータに最大20個まで、パレットを用意しておくことができる。

各パレットの色設定は、色の部分をクリックすると下のようなコモンダイアログが現れるので、これで設定する。




 ・マスク設定
 メインエディット画面と似たような画面が立ち上がり、ここに直接マスクデータを書き込んでいく。
1が透明化する部分、0が表示させる部分である。通常は、透明色を予め設定しておき、その色を
マスク設定することで透明データを作成すると簡単だが、それでは、実使用可能な色が15色となっ
てしまう。この設定画面を利用してマスクを調整(書き込み)すれば、16色をフルに活用してなおか
つマスクを設定できることになる。
★注意
 この画面で透明マスクを設定する場合は、必ずこの画面上で保存するようにする。
メイン画面に戻して保存してしまうと、透明色でマスク設定し直されるので、実質15色化されてしまう。

アイコンマスターの鉛筆アイコンを読み込んでマスク設定画面を見てください。
パレット0(黒)で鉛筆の芯を描いてありますが、実際は背景も0で描いた上にマスクで芯の部分をく
り抜いててあります。




 ・保管庫


 IM.wrkファイルを用意しておくと、1画面目に自動的に
立ち上がる。ここに1画面最大20個までのアイコン部品を
格納でき、自由にメイン画面に合成・転送・演算処理させ
る事が可能。
<ファイル>
 wrkファイルデータを読み込む。保存する。

<画像>
 メイン画面と画像データの送受信を行う。

<MIX送受>
 合成画面のフォームと画像データの送受信を行う。
なお、合成画面が複数立ち上がっている場合には、MIXフォーム
(リスト)で転送先を選択しなければならない。

なお、透過処理が可能なのは、メイン画面のみで、MIXフォーム
には、透過処理を施すことはできない。

パレットは、メインと異なる場合に、付けるかどうかを設定できる。






 ・実際の作成状況
 保管庫や変形画面、合成画面などの一部の画面は複数立ち上げられるので、
同時に設定を変えながら合成描画を行うことで、複雑な処理が可能となる。


メイン画面がアクティブな時に「M」キーを押すと、下のフォームが立ち上がる。


@ メイン画面のスクロールを行う。

A ブロック移動をチェックした場合
 メインエディット画面で左クリックと右クリックを用いて
矩形の左上(左クリック)と右下(右クリック)座標を入力
その後にスクロールボタンを押すと、指定矩形領域が移動する。






★ 自由キー
 アイコンマスターでは、0〜9、A〜F以外に次のキーが使用できる。


@ G・・・MIXフォームが立ち上がる(番号無し1画面のみ)
A V・・・変形画面が立ち上がる。(1画面のみ)
B P・・・パレットアレイ
C M・・・スクロールフォーム