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1世を 保たせ 給ふ こと 二年。その のち 二十二年 おはしましき。 |
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2 あはれなる ことは おり おはしましける 夜は、 |
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3藤壷の 上の 御局の 小戸より 出でさせ 給ひけるに、有明けの 月の |
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4いみじく 明かかりければ、「顕証にこそ ありけれ。いかが すべからむ。」と |
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1ご在位は ニ年。その 後 二十二年ご存命でいらっしゃった。 |
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2 しみじみと心の痛い思いのいたしますことには、御退位なさった日の 夜は、 |
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3藤壺の 上の 御局の 小戸から お出になったが、 有明けの 月が |
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4ひどく明るかったので、 「あまりに明るいようだ。どうしたものだろうか。」と |
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1 未用 体 用 終 |
1名格 動 尊 補尊 名 名 代格 名 名 動尊敬 過 |
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2 体 用 用 体 |
2 形動 名 係 動 補尊 過 名係 |
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3 未 用 用 体 |
3名 格 名格 名 格 名 格 動 尊 補尊過 接 名 格 名格 |
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4 用 用 已 用 用 已 終 未 体 |
4形 形 過 接 形動 係 補 過 副 動適 推 格 |
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1 たま ふたとせ |
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2 よ |
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3ふぢつぼ うへ みつぼね こど い ありあ |
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4 けんしょう |
4 あ けんしよう |
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