大鏡1・4
1
1
1ことは あるまじく    思して、    しか   申させ
1
2
2
2給ひけるとぞ・・。
2
3
3
3 さやけき 影を まばゆく 思し召しつる          ほどに、
3
4
4
4月の 顔に むら雲の かかりて、少し 暗がりゆきければ、  「わが 出家は
4
1