木曾
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1聞こゆる 木曾の 鬼葦毛と いふ 馬の、きはめて 太う たくましいに
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2金覆輪の 鞍 置いてぞ 乗つたりける。鐙 踏んばり 立ち上がり、
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3大音声を 挙げて 名のりけるは、
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4 「昔は 聞きけんものを、 木曾の 冠者、今は 見るらん、 左馬頭兼
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