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1「かつがつ、 式神 一人 内裏に 参れ。」と 申しければ、 目には |
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2見えぬ ものの 戸を 押し開けて、 御後ろをや 見 参らせけむ、 |
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3「ただ今 これより 過ぎさせ おはしますめり。」と 答へけりとかや・・。 |
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4 その 家 土御門町口なれば、 御道なりけり。 |
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1「差し当たり、式神 一人、宮中に 参上せよ。」と申したところ、目には |
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2見えないものが、戸を 押し開けて、(帝の)御後ろ姿を 拝見したのか、 |
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3「たった今、ここをお通りになっていらっしゃるようです。」と答えたとか |
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4いうことです。その(晴明の)家は土御門町口にあるので、ちょうど |
2 お通りになる道なのでした。 |
1 命 用 已 |
1 副 名 名 名 格 動謙 格 動 過 接 名格係 |
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2 未体 用 用 用 体 |
2動 打 名 格 名格 動 接 名 格係 動 補謙 過推 |
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3 未 用 終 終 用 終 |
3 名 代 格 動 尊 補尊 推 格 動 過 格係間 |
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4 已 用 終 |
4 代格 名 名 断 接 名 断 詠 |
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1 しきじん うち まゐ まう |
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2 おほん まゐ |
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3 いら |
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4 つちみかど まちぐち おほん |
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