木曾18
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1入相ばかりの ことなるに、薄氷は 張つたりけり、   深田 ありとも
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2知らずして、馬を ざつと うち入れたれば、馬の 頭も 見えざりけり。
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3あふれども あふれども、 打てども 打てども 働かず。   今井が 行方の
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4おぼつかなさに、ふり仰ぎ 給へる      内甲を   三浦の 石田次郎
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