木曾20
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1聞こえさせ 給ひつる 木曾殿を 三浦の 石田次郎為久が 討ち 奉りたるぞや
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2。」と 名のりければ、今井四郎 いくさしけるが、これを 聞き、「今は
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3たれを かばはんとてか、いくさをば すべき。これを 見 給へ、東国の
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4殿ばら、日本一の 剛の 者の 自害する 手本。」とて、太刀の 先を 口に
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