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1北の方は せちに 泣き恋ひ 奉り 給ふ。 見聞き 奉る 人々も |
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2やすからず 思ひ 聞こえたり。 |
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3 播磨には かく・・と 聞き 給ひて、「いかに すべき |
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4ことにかは あらむ。事の 聞こえ あらば、わが 身こそは いよいよ 不用の |
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1北の方は しきりに泣き、伊周を恋しがり申し上げなさる。見聞き申し上げる人々も |
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2心中穏やかでなく思い申し上げた。 |
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3 播磨では伊周が北の方の様子をこのようだと聞きなさって、「どのようにしたら |
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4よいのだろうか。 帰京することが露顕したら、私は ますます 不用の |
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1 用 用 用 終 用 体 |
1名 係 形動 動 補謙 補尊 動 補謙 名 係 |
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2 未 用 用 用 終 |
2形 打 動 補謙 完 |
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3 用 用 終 体 |
3 名 格係 副 格 動 補尊接 副 動適 |
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4 用 未体 未 |
4名 断係係 補 推 名格 名 動 接 代格 名係 係 副 名 格 |
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1きた かた たてまつ ひとびと |
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2 き |
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3 はりま |
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4 み ふよう |
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