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1かなしきに、神仏を 念じつつ、 つと 抱き持ちて、 湯など 飲ませぬるに、 |
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2 からうじて いき出でぬるも まづ いと うれし。 やうやう |
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3心を しづめつつ、よろづの ことども 語らふも 夢の |
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4やうなり。いつしかと ふけゆく 秋の 夜、軒も あらはなる 草の 庵の |
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1悲しくて、 神仏に 祈りながら、ぐっと抱きかかえて、湯などを飲ませた |
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2ところ、やっとのことで息を吹き返したのもひとまずとてもうれしい。だんだんと |
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3心を 落ち着かせ、あれやこれやと女と 語り合うのも、男にとっては夢の |
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4ようだ。 早くも 更けてゆく秋の 夜、軒も あらわな 草庵は |
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1 体 用 用 未用 体 |
1形 接 名 格 動 接 副 動 接 名副助 動 使完 接 |
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2 用 体 終 |
2 副 動 完 係 副 副 形 副 |
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3 用 体 |
3名格 動 接 名 格 名 動 係 名格 |
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4 終 体 体 |
4名 断 副 格 動 名格 名 名係 形動 名格 名格 |
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2 い |
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4 いほ |
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