松浦宮7
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1今は・・と 参り たまひし のち、ひと言葉の 御なさけも なかりつるを 心憂しと
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2思ふに、   なほ     折  過ぐさず のたまへるを   見るに、血の
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3涙を ながせど、    使ひは  まぎれうせにければ、     ただ とどまる
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4    人に つけて、  女王の 君の  もとに、
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