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1 「あな わりな。大殿も しかと 思し立ちて、いそぎ 給ふものをば。 |
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2 よし、御覧ぜよ。やむごとなき 人の 強ひて のたまはむ |
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3 ことをば いかがは せさせ 給はむ。 何かは。君達は |
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4はなやかに 御妻方の さしあひて、 もてかしづき 給ふこそ |
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1「なんと理不尽な。大殿も、そのようにとお思いなさって、準備していらっしゃ |
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2ることであるのに。まあ、ご覧になってください。高貴な方が強くおっしゃる |
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3ようなことを、あなたがどうなさることができましょう。なんの。君達は |
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4華やかに 妻の実家の後ろだてを得て大切にお世話していただくのが |
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1 語幹* |
1 感 形 名 係 副 格 動 接 動 補尊接 係 |
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2 命 体 未 体 |
2 感 動尊 形 名格 副 動尊 婉 |
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3 未 用 未体 |
3 名 格係 副 係 動尊 補尊可* 副係係 名 係 |
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4 用 用 用 体 |
4形動 名 格 動 接 動 補尊係 |
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1 おとど おぼ たま |
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2 ごらん し |
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3 たま きんだち |
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4 おほんめがた たま |
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