松浦宮3
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1  おほかたは 憂き 目を 見ずて もろこしの 雲の はてにも 入らましものを
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3 朝夕の 宮仕へに つけて たへがたき 心をも、 なかなか ひとかたに
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4思ひ絶ゆばかり 漕ぎ離れむも  ひとつには うれしけれど、親たちの 気色を
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