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1若き老いたると なき 浮かべる 身の、遠き 舟路にさへ 漕ぎ離れ たまはむに、 |
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2波風の 心も 知らず、たれも むなしく あひみぬ 身と ならば、 |
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3やがて その 浦に 身を とどめて、あまつ領巾 振りけむ ためしとも |
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4なりなむ」 |
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1老若の区別 なく 頼り所のない身で、遠い航海にまで 出て行かれるのだから、 |
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2波風の 予測もつかず、二人ともかいもなく会うことができぬ身と なったならば、 |
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3そのままその 浦に 身を 残して、 領巾を 振ったという、松浦佐用姫の前例に |
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4ならいましょう。」 |
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1 体 用 体 体 已 体 体 用 未 体 |
1形 動 存 格 形 動 存 名格 形 名 格副助 動 補尊 未接 |
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2 未用 用 未 体 未 |
2名 格 名係 動 打 代 係 形 動 打 名格 動 接 |
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3 用 用 体 |
3副 代格 名格 名格 動 接 名 動 過伝 名 格係 |
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4 用未終 |
4動 強意 |
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1 お とほ ふなぢ こ |
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2なみかぜ み |
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3 うら ひれ ふ |
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