枕草子277・9
1
1
1ことさらに、御座と いふ 畳の さまにて、高麗など いと きよらなり。
1
2
2
2心の うちには、さにや あらむなんど    思へど、なほ
2
3
3
3おぼつかなさに、人々 出だして 求むれど、 失せにけり。
3
4
4
4あやしがり言へど、   使ひの  なければ、  言ふかひなくて、
4
1