枕草子130・2
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1雨の かかりたるが        白き 玉を  貫きたる やうなるこそ
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2    いみじう あはれに   をかしけれ。
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3 少し 日 たけぬれば、萩などの いと  重げなるに、   露の 落つるに
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4    枝の うち動きて、 人も 手 触れぬに、  ふと 上ざまへ
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