枕草子20・12
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1語り出でさせ 給ふを、  上も   聞こしめし、  めでさせ 給ふ。
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2「我は  三巻、四巻だに え 見果てじ。」と        仰せらる。
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3「昔は、えせ者なども    みな をかしうこそ ありけれ。」
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4「このごろは、かやうなる ことやは 聞こゆる。」など、   御前に
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