枕草子1・1
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1 春は あけぼの。やうやう 白く なりゆく 山ぎは 少し あかりて、
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2紫だちたる 雲の 細く たなびきたる。
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3 夏は 夜。月の    ころは さらなり。       やみも なほ
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4蛍の 多く  飛びちがひたる。   また、ただ 一つ  二つなど、
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