枕草子181・4
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1「今日 来む」など やうの すぢをぞ   いふらむかし。 昼  ありつる
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2ことどもなど うちはじめて、     よろづの ことを いふ。円座ばかり
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3さし出でたれど、片つ方の 足は 下ながら あるに、   鐘の 音なども
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4聞こゆるまで 内にも 外にも この 言ふ ことは 飽かずぞ おぼゆる。
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