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1ねたきまでに おぼしめしけるに、 十巻にも なりぬ。 『さらに |
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2不用なりけり。』とて、 御草子に 夾算 さして |
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3大殿籠りぬるも また めでたしかし。 |
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4 いと 久しう ありて、 起きさせ 給へるに、なほ、 この こと |
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1ねたましいとまでお思いになるうちに、十巻にまでなってしまったの。『全く |
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2むだ骨折りだったわい。』とおっしゃって、御草子に しおりをはさんで寝室に |
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3お入りになった、その御仲のむつまじさも、また すばらしいことだわ。 |
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4 だいぶ時がたって、天皇様は御起床になると、 やはり、この勝負 |
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1 体 用 体 用終 |
1形 副助格 動尊 過 接 名 格係 動 完 副 |
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2 用 終 用 |
2形動 詠 格 名 格 名 動 接 |
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3 用 体 終 |
3動 完 係 副 形 終助 |
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4 用ウ 用 未 用 已体 |
4 副 形 動 接 動 尊 補尊完接 副 代格 名 |
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1 とまき |
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2 おほんさうし けふさん |
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3おほとのごも |
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4 ひさしゅう |
4 たま |
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