枕草子181・1
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1 雪の いと  高うは あらで、    うすらかに 降りたるなどは
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2    いとこそ をかしけれ。
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3 また、雪の いと 高う 降りつもりたる 夕暮れより 端 近う、  おなじ
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4心なる   人   二三人ばかり、火桶を 中に  すゑて 物語りなど する
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