枕草子277・6
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1まいて、    おろかなるべき ことにぞ あらぬや。心も 乱れて、
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2啓すべき 方かたも なければ、 ただ、
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3  「かけまくも かしこき かみの          しるしには 鶴の
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4齢と なりぬべきかな。
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