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1 宵もや 過ぎぬらむと 思ふ ほどに、沓の 音 近う 聞こゆれば、 |
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2あやしと 見いだしたるに、時々 かやうの をりに おぼえなく 見ゆる |
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3人なりけり。 「今日の 雪を いかに・・と 思ひやり きこえながら、 |
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4なでふ 事に さはりて、その 所に くらしつる。」など いふ。 |
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1 「宵も過ぎただろうか。」と思う 頃に、 沓の 音が近くに聞こえるので、 |
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2「変だ。」と、外を覗いたら、 時々、このような時に、 不意に 現れる |
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3人なのだった。「今日の 雪を どうなさっているかとご案じ申し上げながら、 |
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4たいしたことのない用事に妨げられてどこそこで 一日過ごしてしまった。」 |
2 などという。 |
1 用終 終 体 用 已 |
1 名係係 動 完現推格 動 名 格 名格 名 形 動 接 |
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2 終 用 体 用 体 |
2形 格 動 完 接 名 名 格 名 格 形 動 |
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2 |
3 用 終 用 用 |
3名断 詠 名 格 名格 副 格 動 謙 接 |
3 |
3 |
4 用 用 体 終 |
4連体 名格 動 接 代格 名格 動 完 副助 動 |
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1 ちこう |
1 よひ くつ |
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2 かよう |
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3 きょう |
3 けふ |
3 |
3 |
4なじょう |
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