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1うちしぐれたる むら雲隠れの ほど、 またなく あはれなり。 |
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2 椎柴・白樫などの ぬれたる やうなる 葉の 上に きらめきたるこそ、 |
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3 身に しみて、心 あらむ 友もがなと、 |
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4 都 恋しう 覚ゆれ。 |
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1ちょっとしぐれを降らしたむら雲にさしかくれたりするなど、この上なくしみじみとした |
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2趣があるものである。椎柴や白樫などが、濡れたように光っている葉の上に、きらめいて |
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3いる月の光などは、心に しみて、この情趣を解する友がそばにいたらどんなによい |
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4ことかと、都が無性に恋しく 思われるのである。 |
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1 用 体 用 終 |
1動 完 名 格 名 形 形動 |
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2 用 体 体 用 体 |
2 名 名 副助格 動 完 比 名格 名格 動 存 係 |
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3 用 未体 |
3 名格 動 接 名 動 婉 名係終助格 |
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4 用ウ 已 |
4 名 形 動 |
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1 くもがく |
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2 しいしば |
2 しひしば しらかし は うへ |
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4 こいしゅう |
4 みやこ こひ おぼ |
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