徒然草19・3
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1 花橘は 名にこそ 負へれ、なほ、 梅の 匂ひにぞ  いにしへの ことも
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2立ち返り  恋しう 思ひいでらるる。山吹の 清げに、 藤の おぼつかなき
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3さま したる     すべて、思ひ捨てがたき こと 多し。
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4 「灌仏の ころ、祭りの ころ  若葉の 梢 涼しげに 茂りゆく ほどこそ
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