徒然草19・7
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1あぢきなき すさびにて、  かつ    破り捨つべき ものなれば、
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2人の 見るべきにも あらず。
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3 さて 冬枯れの 気色こそ 秋には をさをさ 劣るまじけれ。 汀の 草に
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4紅葉の 散りとどまりて、    霜 いと 白う 置ける 朝、遣水より 煙の
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