古文読解 吉野拾遺4
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1申し 給へば、侍従を 召して、「いかに。」と 訪ねさせ 給ひけるに、
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2「民部大輔の、『御あとより 持てまゐらん。』と 言ひ 侍りつる。
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3民部を 召させ 給ひなん。」と 申し 給へば、
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4   むつからせ 給ひて、     「中将に こと よく 言ひつれ。
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