古文読解 吉野拾遺8
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1むかひの 方より 山伏の 来たりけるが、 『岩に せかれて
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2通られぬにこそ。のけ 給へ。』と    ののしりける ほどに、『我も
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3せん 方 なきに、 かくて 侍る。      いかに せまし。』と
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4わびあへるに、『さらば すべき ことこそ あれ。』とて、
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