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1かの 魚の ために 念仏して、後世
とはむ。」と 言へば、「げに、 |
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2しかるべし。」とて、 遠浅 はるかに 歩み寄りて、「舟に 乗せ 給へ。」と |
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3言ふに、 「これは 釣り舟にて、ほかへ 行くべきに あらず。 |
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4乗り 給ひて、 何の 用か 侍らむ。」と 言ふ。 あながちに |
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1あの 魚のために念仏して、 後世を弔おう。」と言うと、上人は「本当にそうですね、 |
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2そうしましょう。」と言って、遠浅の沖まで 歩いて行って、「舟に乗せてください |
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3。」と言ったところ、船頭は「これは 釣り舟で、 他へ 行くことはできません。 |
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4お乗りになって、どんなお役に立つというのでしょうか。」と言う。それを無理に |
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1 用 未終 已 |
1代格 名格 名格 動 接 名 動 意 格 動接 副 |
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2 用 用 用 命 |
2連語 格 名 形動 動 接 名格 動 補尊 格 |
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3 体 用 終 体用 未終 |
3動 接 代 係 名 断接 名 格 動 可 断 補 打 |
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4 用 用 未体 終 用 |
4動 補尊接 連語 名係 補丁推 格 動 形動 |
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1 うお ねんぶつ ごせ |
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2 とほあさ あゆ よ の たま |
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3 つり ぶね ゆ |
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4 たま なに よう はべ |
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