鈴屋集8
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1  時も 時 ところも ところ 月も 月 思ひやる
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2身を    思ひやらなむ
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3 棟隆の ぬし 今は  俗ながら、  悦可と  法師名をさへ つきて、
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4ひたぶるに 仏の 道に 心を 寄せて、風の 音、虫の ねに つけても、
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