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1つぎて、この 敷島の 道に 入りたちものせらるる ほどなれば、望月の まどゐは、 |
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2かくる こと なく、ありし ままになむ ありける。今宵は いつの 月よりも、 |
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3殊に おもしろく 興ありて、 皆人 端 近く 出でゐて、賞であへる |
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4ほど、軒 近く 吹きくる 風に つきて、荻の 葉音の ひまひまに |
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1受け継いで、この歌道に 入って歌を詠まれるので、 満月の 会は、 |
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2欠ける こと なく 以前の ままであった。 今夜は いつもの月よりも、 |
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3特別に風流で おもしろかったので、皆縁の端近くに出て座り、観賞し合っている |
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4時、 軒 近くに吹いてくる風に のって、萩の 葉音の 絶え間絶え間に |
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1 用 未 体 已 |
1動 接 代格 名 格 名格 動 尊 名 断 接 名 格 名 係 |
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2 体 用 用 用 体 |
2動 名 形 連体 名 断係 補 過 名 係 代 格 名格 係 |
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3 用 用 用 用 已 体 |
3副 形 連語 接 名 名 形 動 接 動 存 |
3 |
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4 用 体 用 |
4名 名 形 動 名格 動 接 名格 名 格 名 格 |
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1 しきしま い もちづき |
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2 こよひ |
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3 きょう |
3こと きよう みなひと はし い め |
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4 のき をぎ はおと |
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