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1ただ そなたざまの 心をのみなむ 深く たどりつつ、 この世の |
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2方ざまの こととては きよく 思ひ捨てられたる あまりに、花紅葉の あだなる |
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3色も すきまじとや 思はるらむ、 おのづから 歌 よまるる ことも、 |
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4たえだえになむ なりにげる。 されど 息子の 大平なむ かの 昔の 心ざしを |
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1ただ 来世での救いを求める心だけを 深く さがし求めながら、この世の中の |
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2方面のことは、 きっぱり思い捨てられた あまりに、花紅葉の移ろいやすい |
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3色も、興ざめだと 思われているのだろうか、自然と 歌を詠まれる ことも、 |
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4とぎれとぎれになってしまった。けれど 息子の 大平は、 あの 昔の 父の志を |
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1 用 用 |
1副 代 格 名格副助係 形 動 接 名 格 |
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2 用 未 用 体 体 |
2名 格 名 格 係 形 動 尊 完 名 格 名 格 形動 |
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3 終 未終 体 未 体 |
3名係 形 格係 動 尊現推 副 名 動 尊 名 係 |
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4 用 用用 体 |
4形動 係 動 完過 接 名 格 名 係 代格 名格 名 格 |
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2かた はなもみぢ |
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4 おほひら |
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