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1南を 前にて、軒 近く 遣り水を 流し、このもかのもの 隔てには、草の まがき |
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2所々 なつかしく ゆひわたして、萩、女郎花やうの 前栽をも よき ほどに |
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3植ゑまぜたるなど、すべて いと よしある 住まひの さまにぞ ありける。 |
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4ここに この 家あるじなむ まめ人にて、 暁の 露より さきに 起き出でて、 |
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1南を 前に、 軒 近くに小川を 流し、こちらとあちらの隔てには、草の 垣根を |
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2所々 好ましく めぐらして、 萩・女郎花などの 植え込みも、ほどよく |
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3植えまぜるなど、 すべて たいそう風情がある住まいの 様子であった。 |
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4さて この 家の主人が まじめな人で、夜明けの露が下りるより先に起き出して、 |
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1 用 |
1名格 名格 名 会 名 格 動 連語 名 格係 名格 名 |
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2 用 用 |
2名 形 動 接 名 名 格 名 格係 形 名 格 |
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3 用 体 体 用 用 体 |
3動 完 副助 副 副 連語 名 格 名 断係 補 過 |
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3 |
4 用 用 |
4接続 代格 名 係 名 断接 名格 名格 名 格 動 接 |
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1 まへ のき や みづ へだ |
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2 おみなえしようの |
2ところどころ はぎ をみなへし せんざい |
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3う |
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4 いへ びと あかつき お い |
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