古文読解 吉野拾遺9
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1数珠 おしもみ、何やらん つぶやきて 祈るに したがひて、
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2この 岩も 小さく なりて、やすやすと 通りて 候ひし ほどに、
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3山伏も 行きすぎしを よびかへして、『もとのごとく
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4祈りなほしてん。』と 言ひければ、『また 行く さきに
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