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1また 彼にも おくれて 侍りしかば、何とて 今さら 世の中を 経べきとも |
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2覚えで 侍りしかども、魚を 引きて 命を つぐに 侍り。 憂き 世の中の |
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3住み憂さに、髪 おろして、いかならむ 所にも 侍らぱやと 思ひ 侍るも、 |
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4さすがに 思ひ捨てえで、ただ 身 一つを 助けむとて、多くの ものの 命を |
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1また祖母にも死に別れましたので、これからどうやってこの世の中で生きていこうとも |
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2思いませんでしたが、 魚を とって 命をつないできました。つらい世の中での |
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3住みにくさに、出家して、 どんな所でもいいから住み移りたいと思いましても |
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4思い切ることができず、 ただ我が身一つを 生かそうと、多くの 生き物の命を |
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1 用 用 已 終 体 |
1副 代格係 動 接 補丁過 接 副 副 名 格 動適 格係 |
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2 未 用 已 用 体用 終 体 |
2動 接 補丁過 接 名格 動 接 名格 動 断 補丁 形 名 格 |
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3 用 未 体 未 用 体 |
3名 格 名 動 接 形動 婉 名格係 動謙願 格 動 補丁係 |
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4 未 未終 |
4副 動 接 副 名 名 格 動 意格 副 格 名 格 名格 |
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1 かれ はべ なに いま ふ |
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2おぼ はべ うを ひ はべ う |
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3す う かみ はべ はべ |
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4 おも す み ひと たす おほ |
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