十六夜日記3・1
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1 暮れかかる ほど  清見が関を 過ぐ。   岩 越す 波の
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2白き 衣を うち着する やうに 見ゆる   いと  をかし。
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3  清見潟 年 ふる 岩に こと 問はむ。波の ぬれ衣
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4いく重ね 着つ・・。
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