和歌庭訓・1
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1  <心は    新しきを もとむべき   事>
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2 この ことは 古人の 教ふる ところ、さらに 師の 仰せに たがはず。
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3ただし、新しき 心  いかにも 出で来がたし。世々の 撰集、 世々の
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4歌仙    詠み残せる 風情  あるべからず。 されども、人の 面の
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