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1 さて、物語は もののあはれを 知るを 旨とは したるに、 その |
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2筋に 至りては、儒仏の 教へには 背ける ことも 多きぞかし。 |
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3そは、 まづ、人の 情の ものに 感ずる ことには、善悪邪正 さまざま |
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4ある 中に、理に 違へる ことには 感ずまじき わざなれども、 |
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1 さて、物語は、「もののあはれ」を知ることを中心と しているので、その |
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2趣向に至っては、儒教や仏教の教えには 背いていることも 多いのだ。 |
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3それは、まず、人の 感情がものに 感動することには、善悪邪正 さまざま |
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4ある 中で、道理に反していることには 感動してはならないものだが、 |
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1 体 用 体 |
1 接続 名 係 名 格 動 格 名格係 動存 接 代格 |
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2 用 已体 体 |
2名格 動 接係 名 格 名 格係 動 存 名 係 形 係終助 |
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3 体 |
3代係 副 名格 名格 名 格 動 名 格係 名 名 |
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4 体 已体 終 体 已 |
4動 名格 名格 動 存 名 格係 動 打当 名 断 接 |
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1 むね |
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3 こころ |
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4 たがえる |
4 ことわり たが |
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