和歌庭訓・11
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1風情 こもり、力 ある 歌は 人の 歌をも 見知らず、  我が 身も
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2詠まれず」と 申し置きて、   信仰する 人   数を 知らず。
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3 これ     まめやかに 深く 惑へるなるべし。     その ゆゑは、
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4代々 伝はりたる 家領等 ことごとく    譲り与へ、たびたび 朝家に
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