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1後の 世の 人 「わかれより」と 言へるに 泥みて、 こは かならず |
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2逢ひて 後の 歌ぞと 思ふは いまだ 至らぬ 癖事なり。 さては、 |
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3「つれなく 見えし」と 言ひ、「暁ばかり うき ものは なし」と 言へる |
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4 何の かひか ある。 たとひ 逢はずて 門より 帰りたりとも、 |
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1後世の 人が、「わかれより」と 言ったことにこだわって、これは必ず |
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2逢った 後の 歌だと 思うのは、理解不十分な 間違いである。それでは、 |
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3「つれなく 見えし」と 言い、「暁ばかり うき ものは なし」と 言ったこ |
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4とに何の 甲斐が あるのか。たとえ 逢わないで門から 帰ったとしても、 |
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1 已体 用 |
1名格 名格 名 名 格 格 動 完格 動 接 代係 副 |
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2 用 体 未体 終 |
2動 接 名格 名係格 動 係 副 動 打 名 断 接続 |
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3 用 用体 用 体 終 用体 |
3 形 動 過 格 動 名副助 形 名 係 形 格 動 完 |
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4 終 未用 用 終 |
4 名格 名 係 動 副 動 打接 名格 動 完 接 |
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1 なづ |
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2 のち ひがこと |
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4 かど |
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