データトリミング機能



測定中に生じた異常値を削除したいような場合に用います。
削除されるのは個々のデータ点です。データ系列そのものを削除したい場合はデータ系列の選択ダイアログボックスで行ってください。
まず,「座標値の表示」機能を用いて削除したいデータ点を選択します。
その後,[Delete](もしくは[Del]キー)を押します。削除してよいかどうか聞いてきますので,「はい」と応えてください。
この時点ではメモリ上から消去されるだけで,データファイルは変更されません。
グラフ属性ファイルを保存する際にデータトリミングを行ったデータ系列を保存するかどうか聞いてきますので,保存したければ「はい」と応えてください。ファイル保存ダイアログボックスのファイル名にはデフォルトで"Trimmed "が付け加えられています。これは元のデータファイルを保護する必要*から,別名での保存を原則とするためです。
新たに作成されるデータファイルは,1つのデータ系列(2列)のみが記入されている,最も単純なテキストファイルです。

*他のデータ系列が同じデータファイルの別の列を参照している場合に,削除した行と同じ行を削除してしまうことなどを防ぐ必要があります。