プログラミング言語付属のグラフコンポーネントと比べた場合の主な長所


Visual Basic, Delphi, C++BuilderなどのWindows上の開発言語のProfessional版以上にはグラフコンポーネント(コントロール)が付属しています。
Windowsプログラミング言語 付属グラフコンポーネント
Visual Basic, Visual C++ MSChart
Delphi, C++Builder TeeChart
散布図のみならず,円グラフや棒グラフなど様々なグラフを簡単に表示できるので大変便利ですが,プログラムからグラフ設定ファイルを作成し,本ソフトウェアを起動する方法は,付属のグラフコンポーネントと比べ,以下のような長所を持っています。

■ タイトルや凡例では文字単位で書体(フォント名,サイズ,太字,斜体,上付き、下付き)を設定が可能
いずれのグラフコンポーネントも文字単位での書体の設定ができませんので,単位の表記に困難を生ずる場合があります。

■ 印刷やメタファイル出力が容易
ユーザーが(ハードコピーでない)印刷やベクタ形式ファイル出力を希望した場合,開発者はそれを実行するためのメニューやボタンを作成し,多少のコーディングをしなくてはなりません。本ソフトウェアを利用すれば,ユーザーは実測値を読み込んでシミュレーション結果と比較したり,矢印付きで説明を加えるなどの様々な設定をすることができます。