数値について


ひまわりの数値認識

数値の定義
 ひまわりは、数字(及び"$"記号)から始まる文字列を、数値として認識します。
単位の省略
 数字以降の文字列は、単位文字として、無視されます。例えば、「値段=500円」という文を実行したとき、値段に代入されているのは、数値の500、「道程=30km」なら、道程に代入されている値は、数値の30といった具合です。
カンマの自動省略
 もし、指定した数値が、「10,000,000」のように、カンマで区切られていても、カンマを省略し、「10000000」のように認識されます。また、「10000000」のような数値にカンマをつけるには、「通貨形式に変換」命令を使います。
実数
ひまわりは、「.」記号以降の数値を実数として認識します。「0.33333333e+5」のような指数形式も認識できます。("$"記号からはじまる16進表記では、実数は使えません。)
16進数
 記号の"$"から始まる文字列は、16進数として扱われます。(※16進数を指定した場合は、単位をつけて指定することは出来ません。)
 10進数から、16進数を得たい場合は、『HEX』命令を使います。また、16進数から、10進数を得たい場合は、『INT』命令などを使います。
値=255

HEX(値)
「{値}を、16進数にすると、{それ}」と、表示。

INT(("$"&値))’<-二重にカッコをつけないと文字列だと誤認される
「${値}は、10進数で、{それ}」と、表示。

ひまわり数値表現の限界

15桁までの計算が可能
 ひまわりの内部では、10バイトの実数型を用いて計算しています。実数型の性格として多少の誤差がでることもありますが、15桁以内の演算はだいたい正しく計算されるはずです。
実は基本的に文字列
 数値と言っても、ひまわりの内部で数値は、文字列として格納されていてます。状況に応じて、文字列が10バイト実数に変換されて処理されます。

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