実行ファイルを作る


ひまわりを実行する方法

ひまわりで作ったプログラムを実行するには、以下のいくつかの方法があります。

方法 説明
".hmw"をダブルクリック 拡張子".hmw"と、ひまわりの実行ファイル(himawari.exe)が関連付けられている場合、".hmw"をダブルクリックすると、そのスクリプトを実行できます。関連付けは、エディタ(himapad.exe)の設定メニューから行えます。一番お手軽な実行方法です。
エディタから実行ファイル作成
エディタのファイルメニューにある「実行ファイルの作成」で、実行ファイルを作れば、普通の実行ファイル(拡張子".exe")と同じように実行できます。
エディタから実行ファイル作成
(ランタイムを含まないをチェック)
エディタのファイルメニューにある「実行ファイルの作成」で、実行ファイルを作るとき、「ランタイムを含まない小サイズの実行ファイルを作成する」にチェックした場合、ランタイムがあれば、普通の実行ファイル(拡張子".exe")と同じように実行できます。このとき、ランタイム(himawari.exe)を、以下の何れかの場所においておく必要があります。
・実行ファイルと同じフォルダ
・(実行ファイルフォルダ)\bin フォルダ
・カレントディレクトリ
・Windowsフォルダ
・Windows\Systemフォルダ(NT系は、System32)
・パスの通ったフォルダ
・一階層上のフォルダ
・ひまわりをインストールしたフォルダ(レジストリ hmwFileのフォルダ)

実行ファイルを作った時の注意

 実行ファイルにデータファイルを埋め込む場合:

ひまわりでは、実行ファイルに、画像ファイルや、シナリオデータなどのファイルを埋め込むことが出来ます。
しかし、ここで注意が必要な点があります。

・同じ名前のファイルを同時に埋め込むことが出来ません。
・himawari.hmwの名前のファイルは埋め込むことが出来ません。

 圧縮解凍や、正規表現を利用する場合:

圧縮解凍には、Unlha32.dllを、正規表現には、Bregexp.dllを、利用しています。
これらの、機能を利用している場合は、このDLLも、同時に配布する必要があります。
もし、これらのファイルを配布する際には、配布規約を、遵守してください。

 実行する方法によって動作が異なる命令、定数:

母艦のパス
.hmw "himawari.exe"があるフォルダ
実行ファイル(ランタイム不要) 実行ファイルのあるフォルダ
実行ファイル(ランタイム必要) 小サイズ実行ファイルのあるフォルダ
コマンドライン引数
.hmw #0 ... 実行した.hmwファイル名
#1〜 コマンドライン引数
実行ファイル #0 ... 実行ファイルのファイル名
#1〜 コマンドライン引数

 ひまわりランタイムのバージョンチェック:

 ひまわりは、オンラインソフトである性質上、不具合が報告されたならば、作者の時間の許す限り、不具合の修正と機能拡張がなされます。その関係で稀にバージョンの違いにより、ひまわりの動作が異なる場合があります。
 その場合には、プログラム中で、ひまわりのバージョンチェックをする必要が出てきます。

 ひまわりのバージョンチェックは、「ひまわりバージョン」及び「ひまわり最終更新日」の定数によって調べることが出来ます。以下のプログラムは、ひまわりのバージョンチェックの例です。
VER=ひまわりバージョン
VERを、表示。
もし、VERが、1以下ならば(
  「ひまわりのβバージョンです。」と、言う。
  「ランタイムをアップデートしますか?」と、二択。
  もし、それが、はいならば(
    『http://hima.chu.jp/』を、起動。
  )。
)。

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