WindowsOSの任意コマンド

基本的にOSがサポートしているコマンドの中で、標準的なコマンド例が呼び出せます。この他のコマンドでも『登録画面』から設定すれば、独自の指示メールコマンドとして認識します。メールからの任意での呼び出し・実行が可能になります。

基本的にWindowsの「コマンドプロンプト」画面で実行可能なタスク・コマンドラインを『名前を付けて登録』する事で、指示メールからリモードで実行させる事が可能です。

【 注意 】
任意で作成するコマンドは、ローカル環境で十分テストを行った上で登録・実行して下さい。

コマンド設定画面には4例のコマンドラインが登録されています。個別に説明します。

ディスク デフラグ(XPのみ)
XP(OS)上でのみ有効です。

サンプルの設定では、ローカルマシンの『Cドライブに対してデフラグ(ファイル最適j化)を実行』します。確認プロンプトは出ません。

タスク停止(XPのみ)
XP(OS)上でのみ有効です。

ローカルマシン上で稼動しているアプリケーションやサービスを停止させます。サンプルの設定では、今起動している「OUTLOOK」を停止(閉じる)します。

停止するタスクは『Windowsタスクマネージャー』で表示される【イメージ名】に表記されている内容で登録する事になります。

【注意】
Windowsが動くのに必要な「タスク・サービス」等を停止することの無いように注意してください。

ドライブ エラーチェック
Windows2000でも有効です。

サンプルの設定では、ローカルマシンの『Cドライブをチェックし、エラーを修正』する設定になります。

作動する際、ドライブ自体をロックする必要があるため、活動中のタスクがあり,ロックできない場合は「次回起動時に予約するか」の確認プロンプトが表示されます。

【注意】
無人状態で行う場合は『ロックできるドライブ』、つまりシステムドライブ以外を指定し、『開いているファイル』が無い、他のアプリケーションが活動していない状態で行う事をお勧めします。

ファイル バックアップ
Windows2000でも有効です。

サンプルの設定では、ローカルマシンの『マイ ドキュメント』フォルダ全体を『ディスクトップ』に「BackUp」フォルダを作成した後、全てコピーします。

2回目以降の実行では『変更されたファイル』のみがバックアップの対象とされます。

サンプルの活用
コマンド登録画面でサンプルのコマンドラインを複製し、その内容を書き換える事で、ローカル環境に合わせたコマンドラインが作成できます。

複製したいサンプル画面を選択

【新規(N)】ボタンをクリック

サンプルと同一内容のデータを作成

設定名称を変更(必須)

環境に合わせたコマンド書き換え

環境に合わせたパラメータの書き換え

【編集(E)】ボタンをクリック

以上の行程で別名称の新しいコマンドラインが作成できます。指示メールから呼び出す時は、【 cmd & この設定名称 】の書式で呼び出します。