[次へ]
RPG作成講座
※第1回※マップを作ってみる
チュートリアルです。以前ブログで書いた物と同じですが見づらいと思うので作り直しました。
全くの白紙状態(フォルダが空の状態)から作る事を想定し、ツクール初心者でも
解るようにかみくだいて説明します。
第1回はいくつかのマップ(街)を作り、それをつなげて歩き回れるようにします。
今回は全くデータの無い状態から始めますので、新しくフォルダを作り、そこに各実行ファイル
(本体、メインエディタ、マップエディタ)を置いて下さい。最初のバージョンではファイルが無いと
エラーになりましたが今はこの状態で起動すれば自動で作られます。
まずはツクール2000、2003用のマップチップを用意します。お勧めはこのサイトです。
First Seed Material
http://www.tekepon.net/fsm/
なお、読み込める画像形式はbmpのみですので、PNGの場合グラフィックソフト等で
変換する必要があります。
それではマップエディタを起動してみましょう。写真のようになったでしょうか?
フォルダが作られているはずですのでpictureフォルダに入れましょう。他の画像も全部ここに入れます。
画像読込ボタンで「このエディタがあるフォルダのpictureフォルダ」から読み込みます。
(他のフォルダからも読み込めますが保存できません!)
初期状態では横28縦32(単位は歩数)の大きさになっています。大きさを変えたいときは好きな数字を
入力して「変更」か「新規」を押します。「変更」はいままで作ったマップ、イベントに影響を与えず
大きさだけを変えます。「新規」は全く新しく作り直します(イベントも消えます)。最大200×200です。
マップエディタには「上層マップ」「下層マップ」「イベント」「敵出現」「レール」の五つのモードがあり、
基本となるマップは「下層マップ」で作ります。左のボックスからチップを選び、右のエリアに置いていきます。
左クリックで選択、左ドラッグで大きい範囲を選択します。
右のエリアでは左クリックでチップを置く、右クリックでゲット(そのチップを選択)、右ドラッグでコピーです。
上層マップは屋根、木などキャラクターの上に表示するようにも設定できます。
一番左側にマップを選択する欄があり、100個まで作れます。
新しいマップを選択すると自動で現在読み込まれているマップチップが割り当てられます。
マップ名は付けても付けなくてもかまいません。
マップは繋げる実験のために3つ位作っておいて下さい。
キャラを歩かせるためには主人公の設定が必要です。メインエディタのキャラ設定画面で
画像を読み込みます。主人公キャラ(操作キャラ)に使える画像は4枚までです。
1枚の画像に8人分使えますから(ツクールの規格)32人分使える事になります。
画像は32人分ですがキャラ設定は100人まで作れます。
とりあえず今は詳しい設定は省略し、画像と名前だけ決めましょう。名前だけはないと
パーティの設定がやりづらいので。
次に「パーティの設定」です。特に設定しなければパーティ0番、マップ0の[0、0]地点から
ゲームが始まります。写真のように指定して下さい。
次にマップの当たり判定です。「通行設定」で画像を読み込み、右のボックスからマークを選んで
クリックで置いていきます。再びクリックで解除です。
マークの意味は"□"は通れない、"| |"で上下だけ通れる、"コ"で左だけ通れる、といった具合です。
赤い矢印でキャラの上に重なって表示します。
最後に今まで作ったマップをつなげます。「マップ位置」で確認するとデータのあるマップが
右のボックスに表示されていますので選択して位置を決めるだけです。
マウスで移動、カーソルボタンで1ドットづつ調整できます。1ドットが一歩になります。
この時マップエディタで全体マップを出力しているとここで絵を表示するので便利です。
ではゲームを起動してみましょう。オープニングの設定をしてないので真っ黒です。zキーを押し
NEWGAMEを選択してください。
以上でこのチュートリアルは終わりです。うまくいったでしょうか?
[次へ]