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ここでは、ぬこ壁紙ちぇんじゃーが持つ豊富な壁紙設定機能を ケース別に分けて紹介していきます。 まず、OS標準の3つの機能『中央に表示』『並べて表示』『拡大して表示』から。 OSが標準で持つ上記3つの機能のうち、『中央に表示』と『並べて表示』の2つは 本アプリの設定画面の「表示位置」を変更するだけで、実現できます。 但し、OS標準の『拡大して表示』を行うには、いくつかの設定を行わなければなりません。 例1)OS標準の『中央に表示』と同じ表示を行う <設定の仕方> 1.「描画方法」を『中央に表示』にする。 ![]() <実行画面> ![]() 例2)OS標準の『並べて表示』と同じ表示を行う <設定の仕方> 1.「描画方法」を『並べて表示』にする。 ![]() <実行画面> ![]() 例3)OS標準の『拡大して表示』と同じ表示を行う <設定の仕方> 1.「描画方法」を『拡大して表示』にし、『アスペクト比を一定』のチェックをはずし、 「描画領域」を『フルスクリーン』にする。 ![]() <実行画面> ![]() しかし、OS標準の『拡大して表示』の場合、画面一杯になるように拡大されてしまうので、 縦長の画像の場合におかしな表示になってしまいます。 <例> ![]() そういった場合は、『アスペクト比を一定に保つ』の設定を行って下さい。 例4)画像のアスペクト比を一定に保ったまま、『拡大して表示』を行う <設定方法> 1.「描画方法」を『拡大して表示』にし、『アスペクト比は一定で拡大』のチェックを入れる。 ![]() <実行画面> ![]() ぬこ壁紙ちぇんじゃーの機能はこんなものじゃありません。 表示領域を設定することで、好きな位置に好きなサイズで表示することができます。 ※但し、この機能は「描画方法」が『拡大して表示』になっているときのみ有効となります。 例5)壁紙をタスクバーにかからないように表示する <設定方法> 1.「描画領域」を『作業領域』にする。 ![]() <実行画面> ![]() アイコンが壁紙にかぶっているので、かぶらないように小さくしてみます。 例6)壁紙をアイコンにかからないように表示する(規格サイズで中央表示) <設定方法> 1.「描画領域」を『ユーザ指定』にし、 描画領域の詳細の「描画領域の最大サイズ」の『規格サイズ』を選択し、リストの中から『640×480 (VGA)』を選択する。 ![]() <実行画面> ![]() では、ここからがぬこ壁紙ちぇんじゃーの真骨頂! 描画したい領域の最大サイズと、その領域の左上の位置さえ指定しておけば、 あとはアプリケーションが自動でアスペクト比を一定に保ったまま拡大・縮小を行い、 さらに指定された領域のちょうど中央に画像がくるように配置して表示してくれます。 ※但し、「描画方法」の設定の『アスペクト比は一定で拡大』にチェックが入っていることが条件です。 では、早速。 表示したい領域は以下の赤い部分です。 ![]() 例9)壁紙の領域の位置とサイズを指定して表示する。(描画したい領域のサイズと位置を指定) <設定方法> 1.表示領域の詳細設定画面を表示し、サイズと位置を指定する。 上記画像の赤い領域はサイズが『横:788×縦:702』、左上の位置は『横:156×縦:0』ですので、そのように指定します。 ![]() <実行画面> ![]() いかがでしょうか。画像がアイコンにかぶっておらず、かつ壁紙の大きさも申し分ないですよね。 では、この設定のまま、縦長の画像を表示してみましょう。 <実行画面> ![]() きれいに表示されていますね。 このように、ぬこ壁紙ちぇんじゃーでは、位置や範囲(サイズ)を細かく指定したり、 描画領域の有効範囲で指定したりすることで、柔軟な壁紙表示が行えるようになっております。 ぬこ壁紙ちぇんじゃーの設定を上手に使いこなし、貴方のデスクトップ環境にあった表示の仕方で、 貴方の好みの壁紙で、パソコンライフをお楽しみ下さい。 |