通常はHTMLファイルの設定だけで事足りますが、
デザインを変更する場合、こちらも参照してください。
このドキュメントの先頭で述べたように、AlphastarPassportはHTMLファイルを読み込み、それを表示しています。
いままでの設定で、「単なる項目名」や、__項目名__が登場しました。
実は項目名は、AlphastarPassportがデータを扱う際の手がかりにしているもので、同じものが重なると正常に動作しません。
プログラムで言えば、配列の添え字のようなものです。
__項目名__は、設定されているデータに置き換えられます。
こうすることで、HTMLファイルをベースに動的にデータを表示することができるのです。
各HTMLファイルによって、使用される項目名は異なります。
デザインを変更する場合、以下を参照してください。
なお、デザインを変更しない場合、この単元をまったく読む必要はありません。
置き換える文字列(__welcome__など)は必ず入れておかないと、すべての項目を表示することはできません。
上で説明したとおり、この部分を置き換えることでデータを表示しているからです。
このドキュメントの一番上でも少し説明しましたが、実はすべてのHTMLは、base.htmlを基盤として表示しています。
このファイルをベースHTMLと呼ぶことにしましょう。
このベースHTMLは、html/base/base.htmlです。
__welcome__ | ようこそ ○○さん に置き換え |
__menutable__ | メニューに置き換え |
__mainmessage__ | ログイン画面や登録フォームなどのすべてのHTMLファイルが表示される窓のようなもの。 フォームなどのHTMLを読み込み、それに置き換えられる。 |
何度も説明してる通り、これらのHTMLファイルはPawosysが読み込み、表示しています。
よって、すべてのHTMLはhtml/ではなく、/(index.phpがあるディレクトリ)を基準ディレクトリとして表示されますので、
画像ファイルやスタイルシートなどを使用する場合は、相対パスに気をつけてください。
このように、すべてのページをベースHTMLをつかって表示することで、
このベースHTMLを書き換えるだけで簡単に全体的なスタイルを変えることができます。
ベースHTMLだけ通常のHTMLファイルですが、
その他のファイルはすべて<BODY></BODY>内だけ、つまり純粋に「内容だけ」を書いたファイルです。
HTMLファイル作成支援ソフトを使う場合は、作成後テキストエディタなどで<BODY></BODY>の内容部分のみを残して、
その他の部分はすべて削除してください。
なお、スタイルシートのリンクなど、<HEAD>に設定しなければならない場合は、ベースHTMLに記述してください。
編集時には、テキストボックスのnameを変更しないでください。
CGIを触ったことのある方は分かるでしょうが、これを手がかりにしてAlphastarPassportはデータを処理しています。
また、テキストボックスのvalueに「__項目名__」(たとえば「__ques__」)が設定されている場合、これも変更しないでください。
テキストボックスではなく、普通の表示として「__項目名__」がある場合、移動しても構いませんが、削除しないでください。
何度も説明している通り、「__項目名__」は動的に生成されるデータに置き換えられます。
ログイン時はlogged_in.htmlが、ログアウト時はnot_login.htmlが表示されます。